3輪トラックで、4輪以上!?
Introduction of Japanese toys
Midget (IRON MAN No.28)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー88は、トミーのトミカの
NO.62-5ダイハツ・ミゼットに
昔のおもちゃ専門店ノスタルジック
ヒーローズが、特別注文した鉄人28号
バージョンのミニカーレビューです。
ノスタルジック・ヒーローズとは、静岡に
在る昔のおもちゃ専門店ですが、ミゼットの
幌に好きなマークや、ロゴなどを入れて販売
する方式を、トミーが受け付けていた時期に
鉄人28号の版権を、光プロダクションから
受けて製作、販売した別注トミカです。
トミカ3輪トラックの三輪ならの贅沢!
鉄人のミゼットは、三丁目の夕日などの
レトロな映画や、ドラマで御存じの軽三輪
トラックで、トミカとしては前が1輪の特異
なベースで、ホイールも10Dの特別版です。
前は、両面に金属ホイールが在る特別使用で
3輪ですが、4輪分の金属(ホイール)部品が
必要ですし、他のクルマには使用出来ない
特別なホイールなので、4輪以上にコストや
手間が掛かっているトミカなので、1輪損し
ているのでは無く、実は贅沢な1台です。
カラーも、当時の純正のライトグリーンを
想わせる緑を濃くしたカラーで、トトロ感
とアニメ・マンガのキャラに合わせた良いカラーです。
前から観ると、後にライト部分に色が入る
のですが、まだボディ色のままです。
真後ろからは、幌の部分が巻き上げられた
状態で造られていて、ナンバープレートも
ダイキャストで造られていて、後方に開く
荷台後方も造形(モールド)されています。
斜め後ろから観ると、やや前輪が低いのが
解ります。ホイールは後方は10Dです。
幌の鉄人は飛行している絵になり両側共に
前方向に向かって飛んでいます。
真上から観ると、操縦者の金田正太郎くん
の顔が幌に入れられています。
幌は樹脂製なので、ミゼットのボディから
取り外し可能になっています。
ミゼットカラーバリエ―ション!
カラ―は4種で、ボディは緑とピンク
幌がクリーム色と、幌が緑でキャラ絵文字が
ホワイトのタイプとの組合わせが在りますが
ピンクボディは、あまり人気はありません。
緑ボディに緑幌も、もう1つ見栄えがせずに
緑ボディにクリーム色の幌が、一番人気で
トミカ・ミニカーファンと、鉄人のファンの
間で、少数生産な事もあり、高額なプレミア
になっています。各種・1500台限定
また略同時期にミゼットMPに、大村昆の
顔が、上部にプリントされたタイプも
ノスタルジック・ヒーローズから、カラー
バリエーションも同じく発売されています。
元々のトミカは、1980年2月~1987年10月に
販売されていた、ダイハツ・ミゼットの
NO.62-5です。
NO.62-5と言うのは、NO.62のナンバーを使用
する5代目と言う意味になります。
今回の鉄人28号バージョンは、販売終了から
10年以上経って、鉄人他、いろいろな
メーカー、イベントのプリントを幌に入れる
復活を果たしています。
ある意味、トミー(トミカ)の営業車として
レトロブームに、軽3輪トラックはコンセプト
マッチした車で、60年代光球商会のブリキ玩具
ミゼット+鉄人プリントを、トミカで再現した
新・復刻玩具?のような存在の1台です。
NO.62の初代は1973年日産ブルーバードで
2代目が1977年~日産シルビア、3代目が
1980年~いすゞジャニーの移動図書館
4代目が1987年F1ウイリアムズ・ホンダで
その後にミゼットが発売されています。因みに、その後はダイハツ ミゼットⅡが
1997年から引き継ぎ10代目を超えています。
箱絵も、レトロ感たっぷり昭和のおもちゃ感があり
赤いミゼットと、一緒に鉄人28号が飛んでいて
ブリキの箱絵と同じで、正太郎くんが運転しています。
ダイハツ・ミゼットMP型 販売 1959年10月-1972年1月 エンジン ZD型 空冷 305cc 単気筒 駆動方式 FR サスペンション 全長 2,970mm ホイールベース 1,905mm MPA/MPAV型(北米仕様)1959年 |
■メーカー・MAKER トミー(TOMY)ノスタルジック・ヒーローズの別注 ■関連作品 鉄人28号(イメージで作中に登場はしません) |
![]() 横山光輝 著 ISBN-13: 978-4267018213 詳しく見る。 |