ゼットン・ウルトラ怪獣ソフビ【300】

Introduction of Japanese toys
Z-TON（Ultra man）

ホビービルドプラスの宇宙九太です。

玩具レビュー300は、ウルトラマン
第39話「さらばウルトラマン」に登場する
宇宙恐竜ゼットンのソフビを
ウルトラマン25周年にバンダイが
限定復刻したソフビのレビューです。

　ウルトラマンは、1966年7月17日～1967年4月9日
　TBS系で放送された円谷プロ製作の空想特撮シリーズです。

　放送当時はウルトラQシリーズの中のウルトラマン
　として放送された為に、オープニングではウルトラQの
　文字が回転して、その中からウルトラマンという
　文字が出て来るタイトルが残ります。

　怪獣ブームを巻き起こし、最高視聴率42.8％を記録
　50年以上前の子供番組ですが、今でも知らない人は
　居ないと言う程の日本を代表するメジャーキャラで番組です。

■宇宙人と宇宙恐竜

ウルトラマン最終回は、宇宙人と
宇宙恐竜の2体の新怪獣が登場予定
でしたけども、1つ前の38話は
日曜同枠を急遽バトンタッチする
キャプテン・ウルトラが、宇宙を
舞台にしたストーリーだった事から
同宇宙舞台で製作された「宇宙船救助命令」
だった為、新しいメカ2体や宇宙ステーション
と共に、新怪獣2体を導入してしまいます。

その1体のサイゴは、勿論最後に
登場予定の宇宙恐竜でしたけども
最後から1つ前に登場・・・
最終回の怪獣を、ゼットン星人を
スライド登板し、ゼットンに
ゼットン星人をケムール人の頭部を
右に90度回転させて使用する事で納めます。

その為にゼットンは2本足で、尻尾も
無く、メフィラス星人のようにクチに
発行体が着けられていて、宇宙人の容姿のままでした。

サイゴと同じような形のパーツが
ゼットンの顔の左右にもありますが
無機質な部分やシルバーホワイトと
ブラックの2トーンを、基準にしている不気味さがあったので

その変更登板は、当たりで子供達には
不気味さと、宇宙的な強さをアピール
する事に成功しています。

もし、最後の怪獣がサイゴのままだったら
ウルトラマンの評価や、50年以上続く
人気は半減していたかもしれません？

ブルマァク・ウルトラマンST【334】

ゼットンを前から観ると、明らかに…
目が、書かれています(＾＾:

ゼットンは最終回に登場した事もあり
「怪獣」らしさが無い事から
当時の怪獣ブームからすると、商品化に
いたらず、マルサンからは発売されずに
放送から4年後の1970年にブルマァクが
追加リリースした怪獣ソフビです。