Introduction of Japanese toys
Eiji Tsuburaya
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー414は、ウルトラマンや
ゴジラなどで知られる特技監督の
円谷英二のソフビを2001年に
円谷英二特技監督の生誕100周年記念として
発売された1体のレビューです。
円谷英二
1901年7月7日 ~1970年1月25日
本名:圓谷 英一
特撮監督、映画監督、撮影技師、発明家
株式会社円谷特技プロダクション
(現:円谷プロダクション)の初代社長
福島県須賀川町生まれ
■円谷英二生誕100周年記念ソフビ
円谷英二生誕100周年記念ソフビ
として、怪獣郷ブランドで
初代ゴジラ、ゴメス、ジラース
円谷英二の4つのソフビを1セットに
して販売した記念ソフビなので希少なソフビになっています。
■特撮の神様の特技監督
円谷英二特技監督は、特撮の神様
と言われるのに、なぜ特撮監督
ではないのでしょうか?
そう疑問に思った方もいると思います。
今では、CGなどを多様した
タイタニックのような映画でも
特撮モノとは言いません。
逆に合成なども無く、ヒーロー
スーツのキャラが出て来ただけで
特撮モノと言うのが、何故か?
普通の常識になっていて「特撮」の定義が少し変です。
円谷英二特技監督と言う、変わった
クレジットが公開されたのは
1955年のゴジラの逆襲からです。
つまり初代ゴジラの仕事内容から
本編(ドラマ部分)とは区分する
「監督」としての役職名です。
この頃は、実は「特撮」は空撮とか
水中撮影などの特別な撮影方法の事を言いました。
合成やミニチュアワークなどの
更に、特種な技術の撮影を
特技と言っていた事から、特技監督となっています。
その後の一般的な、特撮と特技の
解釈がねじれた後に、特撮の神様と
言うフレーズが付いてしまったので
そのまま、ねじれた解釈と定義が違和感として残ってしまいました。
円谷英二特技監督のソフビを
前から観ると、ハットを被り
*サングラスに、*白シャツ姿で
腰から下は、ブラック1色です。
*当時の照明は巨大でセッテイング
が長い特撮では目を保護する必要
アイテムで普段はクリアレンズの
メガネを着用していました。
*照明の熱やエアコンの無い
ステージ(スタジオの事)では
上着は着用しませんでした。
シャツの胸には、*万年筆?を
刺している小技が見られます。
*実際には文庫本をポケットに入れている読書家でした。
円谷英二特技監督のソフビをサイド
から見ると、ハットの後のツバが
反っていたり、肘を少し曲げた
造型になっているのが解ります。
またズボンと革靴の光沢に違いを出しています。
円谷英二特技監督のソフビを
後ろから見ると、少しだけ肩が
前に曲がった感じで、白シャツの
シワも造型されています。
帽子の後や、後髪の造型や
カラ―も、よく解るアングルです。
円谷英二特技監督のソフビの
可動は、塗装や造形が凝っている
分、あまり動かきませんで…
ちゃんと動くのは腕のみです。
腰は上下別パーツの関着なので
動かせば…動きますが、楕円なので
動かさない方がいいと思います。
円谷英二特技監督のソフビの裏(下)
には、右足には「怪獣郷」の刻印と
*シールプリントで「TSUBRAYA」が
白ベースの黒文字で入っています。
*刻印の上からシールが貼られて
いるので、刻印は少ししか見えません。
左足に凹モールドで
(C)2001PROJECT
円谷英二
と入って居ます。
20年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
円谷英二特技監督も綺麗で元気に保っています。
■円谷英二・監督した怪獣映画リスト 1954年・ゴジラ |
■メーカー・怪獣郷
■発売・Sales Year 2001~2002年
■当時価格 15000円(セット売り価格)
■製品仕様 全長サイズ 約13.5㎝
大空への夢:特撮の神様 円谷英二伝 ISBN-10 : 4272612379 出版社 大月書店 280ページ 詳しく見る。 |