Introduction of Japanese toys
ALIEN BELL(Ultra Seven)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー358は、ウルトラセブンの第18話
「空間X脱出」に登場する音波怪人ベル星人
のソフビ B-CLUB(復刻)のレビューです。
ウルトラセブン
1967年10月1日~1968年9月8日
TBS系で放送された円谷プロ製作の空想特撮シリーズです。
ウルトラマンとは異なる侵略をテーマにした
SF色の濃い内容で、今でも多くのファンがいる
名作で、その後ウルトラ兄弟の設定が追加され
ウルトラマンシリーズの1本とされていますが
放送当時は、独立した作品なのでウルトラマンが
助けにくるなどの枠を超えた交流は描かれていません。
■合体宇宙人の背負うモノ?
ベル星人と同時に、18話には宇宙蜘蛛グモンガも
登場しますが、グモンガは操演でウルトラ警備隊と
戦いますが、蜘蛛としては大きいものの
ウルトラセブンと戦う程は巨大ではありません。
ですが、形状的にはベル星人の背中には・・・
明らかにグモンガが背負われています。
足は脇腹から前に抱き着いたような形状です。
ただ、作中には音波怪人の背中に宇宙蜘蛛が
合体するような描写はありません。
ダダのようにNG(3面怪人)になってしまった案のか?
本来は、合体して巨大化するとか?
グモンガが、操るボディが「ベル星人」と
ネーミングした個体なのかもしれません?
だとすると、目や頭部がロボットやサイボーグの
ようになっているのも理解出来る容姿です。
今となっては、どうしたかった宇宙人?なのかは
解かりませんが、このベル星人が背負うグモンガは
どんな感じに描きたかったのか?
立体のソフビで空想してみるのも面白いと思います。
音波怪人ベル星人を前から見ると
*1969年のオリジナルよりも、色数が
多く、目(だと思う)や胸にホワイトが
角(アンテナ?)にシルバー
クチ(のような部分)にレッド
腹部にメタリックの青緑が吹かれ
頭部から~足までに成型色よりも
濃い目のオレンジが吹きつけられていて
塗装的には豪華なソフビです。
造型的には、本来太腿が太く
二の腕もボディ側ほど太い変わった
形状をしているのですが・・・
可動するソフビでは、まだ難しかった
のかもしれません。
*ベル星人のスタンダードサイズは
ウルトラセブン放送当時にはマルサン
からは発売されず
ウルトラファイトの時期に、ブルマァクが
製造型を起こして販売しています。
音波怪人ベル星人をサイドから見ると
頭部の造形は凝っていて、放送当時からの
年数分、資料や技術が上がっている感じを受けます。
オシリの尾のように見える突起部分も
別パーツでは無く、ボディと同一で抜いています。
足のつま先などは、もっと尖っているの
ですけども、太腿からの変わった足を
せめて再現したような足首から下は
形状は違うのですが、ベル星人ぽい感じがします。
音波怪人ベル星人を後ろから見ると
グモンガを背負っています(^^:
グモンガの足の部分は脇腹から
前に回り込んでいるのが、ベル星人的には
全体のアクセントになっています。
グモンガの部分には、メタリックの
青緑が吹きつけられています。
後頭部の造形も、頑張っているのが
解かりますし、放送当時だと此処まで
再現しきれていないかもしれません。
グモンガの下の部分に、珍しく?
アールのあるパーツのセンターに
綺麗に凸モールドで、ブルマァクの刻印が入っています。
音波怪人ベル星人の可動は、首と
腕(肩)、足の付根が可動します。
作中のベル星人のスーツは、首は
左右には可動しないので・・・
なんとなく人ぽい感じになります(^^:
音波怪人ベル星人の足の裏(下)には
左足に凹モールドで、横向きに
ベル星人と掘られていて
左足には、同じ向きにバンダイの
文字がブラックで吹いてあります。
復刻ですが、既に22年を超えても
メンテナンスの御蔭で、音波怪人ベル星人も
綺麗に保っています。
音波怪人ベル星人 別名 音波怪人
武器 デザイナー・成田亨 スーツアクター・鈴木邦夫 |
■音波怪人ベル星人・バリエーション
●ブルマァク
ベル星人 水色 黄緑吹 350円 1969年
●バンダイ
ベル星人 オレンジ 銀緑青吹 4800円 1999年 NO.1935
ベベル星人 水色 黄緑吹 6300円 2013年*イベント限定
■メーカー・バンダイ(オリジナル・ブルマァク)
■発売元 (株)バンダイ・ホームプロダクツ事業部
■発売・Sales Year 復刻・1999年年 元・1969年 NO.1935
■当時価格 4.800円
■登場作品 ウルトラセブン(1967年)
■製品仕様 全長サイズ 約23㎝
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