Japanese die cast toys
Galaxy Express 999
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
今回の玩具レビュー423は、1978年に
ポピー(バンダイ)が発売した
スタートレインシリーズの
銀河鉄道999スリーナイン号のレビューです。
銀河鉄道999
1977年~から連載された松本零士のSFマンガで
フジテレビ系列1978年9月14日~1981年3月26日全113話
銀河鉄道999The Galaxy Express 999(劇場版)1979年8月4日
他、小説やゲーム、など多くのメディア
で知られる、旧・国鉄の蒸気機関車を
外見に持つ、宇宙を航行するメカで星野鉄郎と、メーテルの活躍を描いたストーリーです。
今回の玩具的には、テレビアニメの
銀河鉄道999の放送時に、他の銀河鉄道
を車輌もラインナップにした、ポピーの
スタートレインシリーズの999号です。
■スタートレインとポピ二カ
ポピ二カは1978年もですが
連続した*NO的に1985年まで
販売されていましたけども
999号は、何故かポピーの
マスメディア玩具として
ポピ二カに分類されそうですけども
スタートレインシリーズ
として販売されます。
スタートレインシリーズは試作的
な販売で999号のみ少し大きなサイズで発売します。
ただ試作販売には線路が付属していました。
この「線路」が付属した事から
ポピ二カのシリーズとは分離
した、*新しい鉄道玩具としての
銀河鉄道999を超えたジャンルの
ブランド(鉄道トミカ的)を目指したようです。
ですが、スタートレインは
アニメ999のシリーズの展開を
ダイキャストで、111~888も
加えてリリースする事になります。
その*シリーズ化でサイズが少し
小さくなり線路は付属しない玩具になります。
*1986年からもNO無しで発売されています。
*後にバンダイからJRの実車が
スタートレインとして発売されます。
*初期もシリーズ化構想の予告は
印刷物などで告知されますが販売されていません。
銀河鉄道999号をサイドから
見ると、動輪3つ(左右6)は
モールドがあるので、錫が
入っているようで、金色ぽくなっています。
動輪以外はシルバーで車輪は
平らな側面でモールドはありません。
*錫(すず)柔らかく加工しやすい。
サイドには、旧・国鉄の特急
つばめ号の白いラインの部分に
イエローのラインが入り
つまめマークの場所にGE999の
シールが貼られています。
*試作品の動輪は赤が内側に
塗装されていました。
銀河鉄道999号をななめ後から
見ると、*炭水車の台車が高い感
じで、台車の上に板?があります。
機関車と一体で製造されている
ので、仕方ないのかもですが…
もう少し下まで側面が在っても
よかったかと思います。
*テンダーとも呼ぶ。
銀河鉄道999号を、真後ろから
見ると、後方の連結器は・・・
そのまま付けていますが、ただの
棒が上に出ていて、穴に指し込む
方式で…大人向けではありません。
ナンバープレートは「C6250」と
凸モールドで入っています。
本当はナンバープレートの上に
*後進用のライトが在ります。
*アニメなどでは、とくに描かれる
部分ではありません。
銀河鉄道999号を前から見ると
ヘッドマークは…比率としては
大きいと思います。
玩具なので良いと思いますし
当時のアニメでは、999の文字も
ヘッドマークの大きさや位置も
カットごとにバラバラでした(^^:
アニメではナンバープレートは
イエローのベースに文字が
入っていますけども、ボディと
同色のブラックのままです。
本来玩具的にも、前にも連結器が
あるのですが、大きすぎるので…外してあります。
銀河鉄道999号を上から見ると
炭水車の中はメカのシールになっています。
この中も、殆どアニメなどでは
描かれる事がなく、作品的には
石炭は必要ないので、メカにしているようです。
この部分は、他の玩具や絵でも
異なり、なにが正しいのか?解っていません。
銀河鉄道999号の真下は
車輪とネジだらけです。
刻印は動輪の内側にあり
(C)松本零士 フジテレビ
東映動画 ポピー JAPAN
の刻印が凸モールドで入っています。
銀河鉄道999の文字は入っていません。
銀河鉄道999号・他、シリーズは
箱に入れウインドから玩具が
見える販売方法でした。
中はスチロールでバッチが貰える
キャンペーンが付属していました。
28年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
銀河鉄道999スリーナイン号も綺麗で元気に保っています。
■スタートレインシリーズ
スタートレインシリーズは初期に少し
大きなサイズが試験発売されますが
サイズを1/170スケールに統一して
まず999、222、555、777の先頭車が発売
その他の先頭車が発売後、客車と戦闘車が
追加販売されましたが、2.5.7.999号のみで
他の客車・戦闘車の発売は確認されていません。
*上写真の999は試作販売のモノと未発売の試作品です。
先頭車が基本900円、他が850円でした。
・初期(線路付)SG-20 999号 1/130スケール
以後・1/170スケール
NO.111エメロード1号(先頭車)SG-01
NO.111エメロード1号(客車) 未発売
NO.111エメロード1号(戦闘車)未発売
NO.222ビオナス号(先頭車)SG-02
NO.222ビオナス号(客車) SG-21
NO.222ビオナス号(戦闘車)SG-25
NO.333ベカラス号(先頭車)SG-03
NO.333ベカラス号(客車) 未発売
NO.333ベカラス号(戦闘車)未発売
NO.444カペラ4号(先頭車)SG-04
NO.444カペラ4号(客車) 未発売
NO.444カペラ4号(戦闘車)未発売
NO.555オルディア5号(先頭車)SG-05
NO.555オルディア5号(客車) SG-26
NO.555オルディア5号(戦闘車)SG-22
NO.666マゼラニアン6号(先頭車)SG-06
NO.666マゼラニアン6号(客車) 未発売
NO.666マゼラニアン6号(戦闘車)未発売
NO.777プレアディス7号(先頭車)SG-07
NO.777プレアディス7号(客車) SG-23
NO.777プレアディス7号(戦闘車)SG-27
NO.888アルデバラード8号(先頭車)SG-08
NO.888アルデバラード8号(客車) 未発売
NO.888アルデバラード8号(戦闘車)未発売
NO.999スリーナイン号(先頭車)SG-09
NO.999スリーナイン号(客車) SG-24
NO.999スリーナイン号(戦闘車)SG-28
・ナインボックス宇宙特急(9車輌セット販売) 7850円*バッチ9付
・未来ステーション・オメガベース 2850円
・発射ステーション・ナスカ 1200円
■国鉄C62形蒸気機関車 実車データ 製造所 日立製作所 (C62 1 – 21) 製造年 1948年~1949年 製造数 49両 引退 1973年 愛称 シロクニ 主要諸元 全長 21,475 mm 機関車重量 88.83 t 動輪上重量 炭水車重量 56.34 t 軸重 16.08 t シリンダ数 単式2気筒 シリンダ 弁装置 ワルシャート式 大煙管 燃料 石炭 燃料搭載量 10.0 t 制動装置 空気、自動空気ブレーキ 最高運転速度 100 km/h |
■製造メーカー・MAKER ポピー(バンダイ)
■発売・Sales Year 1978年
■登場作品・銀河鉄道999
■当時価格 900円(税抜)*5台セット
■製品仕様 全長サイズ約13cm×1.75cm
銀河鉄道999 銀河超特急999号 TVアニメバージョン ASIN : B094Y2JWVJ 詳しく見る。 |