Introduction of Japanese toys
Chibira-kun(Tsuburaya Productions)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー257は、チビラくんに
登場する主役のわんぱく快獣チビラくんを
1998年に円谷コミュニケーションズが
ソフビ化したレビューです。
チビラくん
1970年3月30日~1971年9月25日
チビラくんは日本テレビ系列で放送されていた
一週間分(6回)で1話とする帯番組形式で
朝・夕の15分番組(枠が15分・CMを含む)として
子供達に人気の快獣のドタバタコメディでした。
*夕方は朝と同じ内容(事実上の再放送)カイジュウ星の快獣町のハッタル家のチビラくんと
発明家の父・パパゴンのトラベルマシンと
敵対するゴルバとガキンコ父子を中心にした
作品で、基本的には人間は出ない地球外の話
ですが、ロケは円谷プロの近辺や観光地や
よみうりランドなどで行われています。
■怪獣と快獣
円谷プロの快獣ブースカに続く
愉快な「快」の快獣シリーズで
新たに動ける(スーツ)快獣として
チビラくんの一家や、仲間での
あまり特撮などの合成が無い番組で
当時の怪獣倉庫に残って居た
怪獣のスーツもゲストで登場しますが
特にウルトラマンやウルトラセブンに
登場した怪獣としては関係ない存在として
イカルス星人、ウー、バルタン星人
アギラ、エレキングなどが等身大で登場します。
セミレギュラーとしてガキンコの母
ゴルバの妻として、オクと言う名前?で
ブースカ(着ぐるみに婦人服を着せた姿)が
亡くなった奥さんとして写真や回想で登場しています。
チビラくんを前から観ると
1本の角と髪の毛も、上手くソフビ化しています。
スカートなのか?ズボンなのか
よく解らない半球型のズボンは
実際のチビラくんよりも、可愛くよく出来て居ます。
サスペンダー?の紐は白ですが
作中ではグレーかベージュの
ようなカラーと、ズボン?と
同じくブルー系の時があります。
お腹のヘソの×マークも
作中は、ただの平らなテープを
クロスして貼っているだけですが
手間のかかる立体的な×に
前後の段差を作り白く塗装していて凝って居ます。
チビラくんをサイドから見ると
全体的にはSDなのですが太って
いて、可愛く仕上がって居ます。
赤いブーツも大きく可愛いですが
作中チビラくんの赤いブーツは
ウルトラセブンのブーツを少し
加工して使用していて、普通の
小柄な大人の足のサイズです(^^:
チビラくんを後ろから見ると
髪の毛の処理が良く出来て居ます。
作中のチビラくんの髪の毛は…
あまり一定していません(^^:
作中のチビラくんは、足が極端に
細くて、尻尾は基本的に下に向いて下がって居ます。
ソフビの尻尾は別パーツなので
回転させる事が出来て、ソフビ
としては嬉しい関着になっています。
作中の尻尾の長さや太さも
一定では無く、長いシリーズの修復の度に異なっています(^^:
チビラくんの可動は、頭部(首)と
腕(肩)と、足とズボン?の付根と尻尾が可動します。
実際のチビラくんの頭部は
回そうとすれば廻りますが、クチが
可動するのと、覗穴などのスーツの
大人の事情から、首が横に廻る動きは基本的にはしません。
チビラくんの足の裏(下)には、右足に
凹モールドで「怪獣郷」の刻印があり
TSUBRAYA COMMUNICATIONSのシールが
貼られています。
左足には(C)円谷プロ
3.チビラくん 1998
MADE IN JAPAN と凹モールドで入っています。
怪獣郷のソフビは、基本的に全て
同じ紙のヘッダーで同じデザインでした。
限定やイベントなどは、ヘッダーに
ステッカーが貼られている事もあります。
既に22年を超えていますけども
メンテナンスの御蔭で、チビラくんも
ピカピカの元気で綺麗な状態を保っています。
チビラくん ハッタル家の長男 特に能力などははない(^^: 声: 雷門ケン坊 連載漫画 よいこ 1970年5月号 まんが・宮坂栄一 |
■チビラくん・スタンダードバリエーション
わんぱく快獣 チビラくん おとぼけタイプ *斜め上を見ている瞳違い。
わんぱく快獣 チビラくん ノーマルタイプ
わんわん快獣 ポチポチ(2期)白目水色
わんわん快獣 ポチポチ(3期)オレンジ・白目水色
■発売元 円谷コミュニケーションズ(怪獣郷)
■発売・Sales Year 1998年
■当時価格 5000円
■登場作品 チビラくん(1970年)
■製品仕様 全長サイズ 約23㎝
![]() 雑誌・分冊百科 ASIN: B08CPJJWSZ 詳しく見る。 |