Introduction of Japanese toys
Ultra Guard member’s(ULTRASEVEN )
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー222は、ウルトラセブンに
登場する、地球防衛軍のウルトラ警備隊
の紅一点、アンヌ隊員をM1号が1997年にソフビ化したレビューです。
ウルトラセブンは、1967年10月1日~
1968年9月8日に、TBS系で放送された
円谷プロ製作の空想特撮シリーズです。ウルトラマンとは異なる侵略をテーマにした
SF色の濃い内容で、今でも多くのファンがいる
名作で、その後ウルトラ兄弟の設定が追加され
ウルトラマンシリーズの1本とされていますが
放送当時は、独立した作品なのでウルトラマンが
助けにくるなどの枠を超えた交流は描かれていません。
■もしアンヌ隊員が発売されていたら?
ウルトラセブン放送当時1967年の
マルサンのソフビウルトラ警備隊
や、ブルマァクが1971年販売した
ウルトラ警備隊(ダン)時には男性隊員だけでしたので
発売されて居ない怪獣を、当時の
テイストで販売するM1号が、もし
放送当時~1971年に、女性隊員が
発売されていたら?のコンセプトでマルサンとブルマァクの間で…
ややブルマァク寄りな仕上がりの
「アンヌ隊員」を当時から30年後の1997年に贈り出したソフビです。
アンヌ隊員を前から見ると
全体の雰囲気や、印象は
マルサンぽい体形やバランスで
ヘルメットは、ブルマァクと言う、ちょと不思議なソフビです。
ベルトやバックル、足の関着は
マルサンぽさが濃く出ています。
左胸は赤いランプに色が入って
いて、ウルトラ警備隊のマーク
には、同じ赤なのですが形状的に色は入れていません。
オリジナルは、マルサンは
ウルトラ警備隊のマークに赤が
入っていて、ランプは色無しで
ブルマァクは、ウルトラ警備隊の
マークにも両方色が入って居ません。
アンヌ隊員をサイドから
見ると、腕を少しカーブ
させて、前から見ると短くなるようにしています。
手は、マルサンはグーで
白い手袋使用ですが
ブルマァクは、チョップの形で
ベージュのカラ―なので
M1号は、ブルマァクの手を採用しています。
本来は左手にビデオシーバーを
制服の上からしていますが
コレも、新たに再現するのを辞めています。
ブーツに入るブラックのラインも
ブルマァクの方は筆の手塗りで
マルサンは、ブーツのラインは略していて在りません。
ウルトラガンは、テレビとは
形状が異なりますが、ブルマァク
と同じ形で再現しています。
角度は足が別パーツで、ダン
よりも、上に位置しています。
カプセル怪獣のカプセルケースが
無い分、不自然に見えますが・・・目をつぶりましょう(^^:
アンヌ隊員を後から見ると
足の開きの違いなのか?
足のパーツのボディ側に接続する
関着部分に「段」がウルトラガン側の方が大きくなっています。
ダンと違い両足が揃っていて外に開いていません。
ヘルメットの脱着用の切れ込みや
伸び止めの穴も、シッカリ空いています。
アンヌ隊員がヘルメットを
脱ぐと・・・似てはいないですかね(^^:
ヘルメットは、腕に通して
下げるのが、ダンより似合います。
アンヌ隊員の可動は首(マスク・中)
と、腕の付根、足の付根が可動してポージングが可能です。
足の裏(下)には、右足に凹モールドで
(M1号)とJAPAN、1997の文字が刻まれています。
左足には、(C)円谷プロの刻印があります。
新しいですが20年以上経っても
新品同様に保っているのは、メンテナンスの御蔭です。
ダンと並べて見ると、身長差の他に
制服のカラーも、意図的にグリーンが
強く、水色にはしていません。
このグリーンが少し強いカラ―は
マルサンのウルトラ警備隊(員)に寄せたカラ―を選択しています。
ウルトラ警備隊 地球防衛軍(TDF)のエリートチーム6名 極東基地・富士山麓近辺秘密基地
●隊員装備 モロボシ・ダン隊員、 キリヤマ・カオル隊長 中山昭二 友里アンヌ隊員 菱見百合子 デザイン・成田亨 |
■ウルトラ警備隊員 (男性・オリジナル)
マルサン(マルザン) 1967年~1968年 350円
*ヘルメット脱着無し
ブルマァク 1971年 550円
*ヘルメット脱着で、スタンダード扱いですが
大サイズ級の26~29cm(個体・型違差)
■メーカー・バンダイ(オリジナル・ブルマァク) ■発売元 M1号 ■発売・Sales Year 1997年 ■当時価格 3500円■登場作品 ウルトラセブン(1967年) ■製品仕様 全長サイズ 約25㎝ |
ウルトラホーク1号 /アンヌ隊員フィギュア ハセガワ 1/144スケール ASIN: B07GVLNC4H 詳しく見る。 |