ビックマネーバンク・ブースカ【406】

Introduction of Japanese toys
boosuka

ホビービルドプラスの宇宙九太です。

玩具レビュー406は、株式会社ラナが
1997年に発売したソフビのキャラ貯金箱
サウンドビックマネーバンクの
快獣ブースカのレビューです。

快獣ブースカ

1966年11月9日から1967年9月27日
毎週水曜日19時～19時30分
日本テレビ系全47話

ウルトラマンよりも後の同時期に、円谷プロの
作品ですが、カラーの製作予定が白黒になって
しまった為に、あまり再放送が無く

ソフト化されるまでは、映像作品を見たのは
当時世代だけでしたが、このソフビなど
玩具などから復活の声が高まり
新作のブースカ！ブースカ！！が作られ
CMやバラエティなどにも出たり、グッズが
多く作られ認識されるようになったキャラです。

基本的には、小さくはなれますが大人と同じ
サイズで、子供達と街で起こる騒動が中心の
SFコメディで、「怪獣」ではなく
愉快な「快」の文字の「*快獣」と書きます。

*快獣・同・円谷プロのチビラくんも快獣とされる。

■サウンドビックマネーバンクとラナ

株式会社ラナは、大阪のキャラクターグッズや
オリジナルギフトなどの企画・・製造・販売
するメーカーで、1987年に設立され

ブースカのキャラクター展開に力を入れた
メーカーで、多くの玩具やグッズを販売しました。

その中で、ウルトラマンやウルトラセブンの
サウンドビックマネーバンクと言う、大きな
ソフビのディフォルメキャラの貯金箱に
音声ギミックを組み込んだ商品がヒットして
ラインナップに、快獣ブースカも入れたのが
今回のサウンドビックマネーバンク・快獣ブースカです。

同・シリーズはプレミアが付くキャラも多く今でも人気です。

ラナは、その2017年に株式会社レイアップに
譲渡した体制で、営業を継続しています。

サウンドビックマネーバンクのブースカを
正面から見ると、目が樹脂製の別パーツで
ピカピカしていて、活き活きしています。

ブー冠（頭の突起）は、新品時はゴールド
ですが、金色の塗料に含まれる真鍮が経年で
どうしても、緑に変色してきます。
まだ…緑には見えませんが、湿度の高い所
に保管していた方は、気ずいたら！？

急に、緑色に誰かが塗装したか？と思う程
緑になりますので、保管に注意するか…
割り切って、再塗装するのがベストです。

全体がディフォルメされているシリーズ
ですけども、足（足から下）は、少し比率
的には大きくなっています。

逆に、鼻の穴は顔の比率的に小さいと思います。

サウンドビックマネーバンクのブースカも
何故か？*右側の後方にコイン投入口が
設置されています。*センターも少数有

この部分が、いろいろな台詞を発声する
ギミック装置になっていて、音声内容や
色は、キャラクターで異なりますが
シリーズの共通パーツになっています。

・バラサ、バラサ
・シオシオのパァ～
・プリプリのキリリンコ

などのブースカ語を発します。

ボタン電池LR44・3個使用。

サウンドビックマネーバンクのブースカを
よこから見ると、お腹は…もともと出て
いるのですが…背中が膨らんでいるのか？

ディフォルメしていますが、太い感じに
見えるアングルで、足首から下も更に
大きく見る角度です。

耳（の中まで）が、凄く立体的に造られ
ているのも、サイドから見るとよく解ります。

サウンドビックマネーバンクのブースカを
後頭部の右に、コイン投入口が在るのが
解かります。

尻尾も可愛く、ちゃんとオシリに造形され
つけられています。

可動部分は、一応頭部（首）が動きますが
大きいので、動かすのが大変です(^^:

腕の付根（肩）も、動きますが…
動かしても、ままり印象は変わらない感じです。

サウンドビックマネーバンクのブースカ
の裏（下）は、後方のセンターにコイン
取りだし口があります。

右足の裏前側に「RUNA*」のロゴ文字が
凸モールドで入っています。
*ロゴとしてはNの右上にダッシュがあります。

円谷プロや、ブースカとは入って居ません。

24年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
ブースカも綺麗で元気に保っています。

■サウンドビックマネーバンク・ラインナップリスト

・ウルトラマン（初代）　6800円 *音声なし版もあり。

・ウルトラセブン*少しマンより小さいがアイスラッガー脱着可　6800円

・ウルトラマンゼアス　6800円

・バルタン星人　6800円

・ピグモン　6800円

・ゼットン（約25ｃｍ）

・ゴモラ（約25ｃｍ）
　
・レッドキング　6800円

・カネゴン　6800円

・エレキング　6800円

・ウルトラマンタロウ　6800円

・ブースカ　　6800円

・ウルトラマンレーシング（初マンバイク乗）
*当時、円谷プロがスポンサーとしてオートバイレースに参戦していた事から。

・ウルトラマンガイア　6800円

・ウルトラマンガイアV2　6800円

・ウルトラマンアグル　6800円

・ウルトラマンティガ　*1999年再放送～ファイナルオデッセイ時期

・ウルトラマンティガダーク　2000年

・グリッターティガ　2000年

・ウルトラマンティガ（シルバー）映画記念　2000年

・ウルトラマンネクサス　*後頭部センターに投入口

■メーカー・発売元　株式会社ラナ（RUNA）　
■発売・Sales Year　　1997年
■当時価格　6800円
■製品仕様　全長サイズ約33㎝　

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