ルーク（XW）スターウォ―ズⅤ【529】

Toy introduction
LOGRAY（STAR　WARS・The Empire Strikes Back）Episode V

ホビービルドプラスの宇宙九太です。

玩具レビュー529は、スター・ウォーズ
帝国の逆襲に登場した反乱軍の
パイロットであり、ジェダイナイトの
修行中の主役ルーク・スカイウォーカー
のXウイングファイターパイロットを
アメリカのケナー（Kenner）社が
販売したフィギュアのレビューです。

*パッケージタイトルはThe Empire Strikes Back
スター・ウォーズ/帝国の逆襲時期の販売ですが
写真やルークの仕様は、エピソード4の1作目です。
*後にVC158のリニューアル復刻ではエピソード4
のフィギュアとして、写真や台紙タイトルが修正されるので…ある意味貴重です。

スター・ウォーズ/帝国の逆襲
The Empire Strikes Back

公開
アメリカ合衆国 1980年5月21日
日本 1980年6月28日

現在はエピソード5で、旧3部作と
言われる作品ですが、当時は2作目の続編でヨーダも謎な部分が多く

ダース・ベイダーが父親と言うのも、まだ確定的ではなく…

どうなの？どっちなの？と言う
疑問形で終わっている作品でしたが
ホスの戦いのSFXは、アナログながら
多くの特撮ファン、SFファンに支持され、今でも根強い人気を誇る1本です。

■ケナー・プロダクツ（Kenner Products）

1946年設立のアメリカの玩具会社で
*スピログラフの世界的大ヒットで知られ

スポーツアクションフィギュアシリーズ
で、MLBの野球選手やNBAバスケの選手
NFLのアメフト選手の可動ミニフィギュア
を発売し、安定のシリーズを築いて
業界標準とも言われるサイズが定着

1976年から、このシリーズに制作準備
時期からスターウォーズを加わえて
映画に先行した商品を1985年まで展開しました。

その後も600万ドルの男、エイリアン
DCコミックスやマーベルのヒーロー
ゴーストバスターズ、タートルズ
なども発売しますが、1987年にトンカに
買収され部門として残りますけども
1991年に玩具会社ハスブロに吸収されオフィスを閉鎖します。

*歯車に穴が空いていてペンを穴に刺し
クルクル廻すと、楕円形などの複数の
パターンの模様が描ける定規のような
玩具で文房具店でも売られ日本でも大ヒットしました。

*ハスブロ以前のエピソード1.2.3
のケナー社のフギュアは
「オールドケナー」と呼ばれて
どれもプレミアが付く、レアな存在になっています。

*ハズブロ・（Hasbro, Inc.）アメリカの玩具会社でスターウォーズ玩具を引き継いたメーカー

ルーク・スカイウォーカーを
前から観ると、今の感覚だと

だれ？

と、言う感じのフィギュアで
まだ、1980年の日本では
このサイズのフィギュアを
見慣れていない事もありますし

怪獣やヒーローなども、まだ
リアルな％が低い時代なので

ルークと言われたら、ルーク
だとして見るようにしていました（^^:

スターウォーズは何度も見て
いましたが、右足のブーツの
上が何だこれ？エラー？とか
思いつつ見直して、ルークが
*足に、筒状のパーツをベルト
にホールドしているのを、この
フィギュアで知りました（^^:

*右足と左足どちらかにして
いる場合があります。
ブラスターのエネルギーパック
と言う説がありますが、使用
される場面は無く、Xウイングに
乗るのに必要なのか？は微妙です。

また付属の武器も*ライトセイバー
では無くて、ブラスター銃が
付属していました。
エピソード5はベルトの左側に
ライトセイバーをぶら下げて
いますが、エピソード4の搭乗時には持っていません。

*当時はライトサーベルとしか言われていませんでした。

ルーク・スカイウォーカーを
サイドから見ると、腰ベルト
も、本来は太腿のベルトと同じ
メタリックグレーで、*黒では
なく、ヘルメットの形状や
カラ―なども、かなり・・・
アバウトで…時代です。

*エピソード5では濃ブラウン
の腰ベルトですが、ブーツが
まったく異なるので、何を
参考にしたのかは…EP4だと思います。

本来は腕にもパーツやメカなど
装備やポケットがありますが略されています。

ルーク・スカイウォーカーを
後ろから見ると、ヘルメット
の赤いラインは…当時としても
古すぎる感じを受けました。

手の形状も、よく解るアングル
で、右手のみブラスターを
持たせる事が出来る「穴」が
指で形つくられています。

首元の黒いラインは、前側の
胸にあるメカ（何これ？）を
吊るしている紐で、首に負担
になっている気がしますし

白いベストも、防弾チョッキ
の光線銃用なのかもですが
Xウイング登場時に必要なのか
装備を冷静に見ると、突っ込み
どころしかありません。

ルーク・スカイウォーカーの
可動は、首と両腕の付根と
足の付根が可動します。

肘は少し曲げた形状に元々
形作られているので、腕は
少し表情が出ますが、足は
90度にベタッと座るだけで
ビークル（別売）などに
乗せるフィギュアなのが・・・
時代的にはふつうでした。

ルーク・スカイウォーカーの
パッケージは、他の多くの
フィギュアと同じく、台紙に
ブリスターパックで販売されました。

写真はエピソード4ですが
スター・ウォーズ帝国の逆襲
でも、ルークがXウイングに
乗るので、タイトルと写真が
違うのも気にせず出しても
まだ、ファンがうるさくない時代でした。

この写真だと右足のブーツの
上にブラスターのカートリッジ
ベルトを巻いています。

また、キャンペーンが数種あり
キャンペーン時期には台紙に
ステッカーが各種貼られていました。

42年経っていますが、メンテナンスの
御蔭で、ルーク（XW）も台紙も綺麗です。

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