Introduction of Japanese toys
Ultraman ZOFFY
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー530は、ポピーが1979年
に発売したキングザウルスシリーズの
ウルトラ兄弟の長男でM78星雲光の国
の宇宙警備隊の隊長でもある
ウルトラマンゾフィーのソフビレビューです。
*現在は「ゾフィー」ですが
当時の商品名的には
ウルトラマンゾフィーと刻印
されているので、ココでは其れに順じます。
*ポピー・バンダイのマスコミ系ブランド名
■キングザウルスシリーズ
1975年3月28日ウルトラマンレオ
の放送が終了、子供は合体ロボの
アニメや、スーパーカーブームに
興味を移し、仮面ライダーも
ストロンガーの1975年12月27日に最終回を向かえ
玩具もソフビよりも超合金が
テレビ・マスコミ玩具のメインに移行していきました。
ウルトラマンシリーズの火は細々
と、子供達が10円玉のコインを
握りしめて、回していた
怪獣消しゴムが円谷プロを支えていたような時期でしたが
その小さな火は、関東で夕方に
再放送された初代ウルトラマンの
数字が予想もしてなかった高い数字をマークした事から
雑誌や駄菓子屋玩具など…
徐々に、ウルトラマンの露出が
増えて行き、1978年アニメですが
ウルトラマンがテレビ画面に
新作として、再び帰ってくる事に
なると、マルサン、ブルマァク
がメインだった、怪獣ソフビを
バンダイがポピーブランドから
キングザウルスシリーズが
テスト販売を経て1979年に事実上本格的に販売され、復活しました。
ただ、キングザウルスシリーズ
よりも「足型」シリーズと呼ばれる事が多くなるのですが・・・
380円で発売されると、マルサンや
ブルマァクのサイズと価格に慣れた
世代的には正直「小さい」と思えた
サイズで、今でも…小型化は続いている変更で、やや悲しい事です。
■ウルトラマン・ゾフィ?
今では普通にゾフィ(*ゾフィ―)
や、アストラには
「ウルトラマン」を付けずに
商品化やメディアでは記載されますが
当時はウルトラマンの付かない
ウルトラマンに、ウルトラマンを付ける方向性が在りました。
1984年に公開された劇場映画
「ウルトラマンZOFFY」で
違和感を持ったファンも多く
ゾフィにもウルトラマンを付けていました。
その為に販売当時のゾフィ―は
ウルトラマンゾフィ―と刻印されていました。
*ゾフィ―・1期~2期では
ゾフィと記載される事が大半で
語源のギリシャ語での
「アントロポゾフィ」を
ドイツ語的にカタカナ化したモノ
で、後に英語の単語のカタカナ化
から、ゾフィに変更されています。
またゾフィーは、ウルトラマンの
最終回に登場しますが、その時の
名前はゾフィで顔も、今のデジタル
画像では確認出来る黒いライン(●詳細)が顔にあります。
●詳細は「光跡」ゾフィとニセ・ウルトラマンへ
*管理人・Qちゃんの許可済
また、当時のリアルタイム世代の
子供に認識としても、ゾフィは
光に国からの使者とか、もう1人の
ウルトラマンなどと言う感じで
あまり、ゾフィとしての存在は濃くありませんでした。
顔以外にも、腕の模様も初代マン
のゾフィと、エースのゾフィーは
異なり、いろいろな意味で謎の多いウルトラマンです。
ウルトラマンゾフィ―を前から
観ると、初代ウルトラマンや
帰ってきたウルトラマンの
シリーズ初期からの改良を受け
ている姿なので、ある意味
スッキリしていて、カラーも
試行錯誤して決められた感じが反映されています。
目も頭部と一体の成型ソフビで
黄色では無くて、ゴールドの
塗装で、シルバーのカラ―も
落着きある明るいシルバーです。
カラ―タイマーも紺色に近い
カラ―が多いシリーズでしたが
明るいメタリックブルーで塗装されています。
ただ、細いシルバーのラインの
再現は、まだ当時…難しい分部が残っているのも解ります。
ウルトラマンゾフィ―をサイド
から観ると、腕の模様は何度か
変更(一定してない)ゾフィ―
ですが、模様だけでなく
模様がねじれている事が多い
ウルトラマンで、手首側の先端
は、手の甲に向けています。
*90度違う親指側に先端がくる場合も多い。
後頭部にもシルバーの部分が
あるゾフィ―のスーツもあり
ますけども、ウルトラマンC
タイプのように、FRPマスクの
後方を全部赤にしています。
ウルトラマンゾフィ―を後ろ
から観ると、二の腕の下(内)
も成型色のレッドのままで
ウルトラマンのようなシルバー
ではありません。
胸の下に追加されているVの
赤ラインは背中まで延長された
解釈のパターンが採用されています。
この太いウルトラマンからの
追加ラインは、背中には無い
ゾフィ―と、あるゾフィ―の
スーツや玩具が存在しています。
ウルトラマンゾフィ―の刻印
は、背中の脇腹左右にあります。
左側には
ウルトラマン
ゾフィ―
と刻印されていて
左側には
(C)円谷プロ
JAPAN
その下にポピーのマークの
刻印が入っています。
足型シリーズのい為に足の
裏に入れられないので
脇腹まで使用して入っています。
ウルトラマンゾフィ―の可動は
腕の付根と腰だけです。
ウルトラマンゾフィ―の足の
裏(下)は、こんな感じの
パターンになっています。
胸下の太赤のVラインをイメージ
した感じのデザインかと思います。
勿論ですけども、ゾフィ―の
撮影用ブーツの底には、こんな
パターンは入っていません(^^:
ゾフィ―は、他のウルトラマン
と同じく台紙に透明の
ブリスターパックに入れ販売
されましたが、初代マンや
帰ってきたウルトラマンとは
同時には発売されずに、エース
の後に、単独で販売された為に
他のウルトラマンとの共通の
台紙ではなく単体の台紙になっています。
版権シールも、助っ人キャラ
で、単独タイトルのテレビ作品
は無いので
「ウルトラマンシリーズ」の
シールを使用しています。
43年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
ウルトラマンゾフィ―も台紙も綺麗で元気に保っています。
■怪獣図鑑
超合金のコインのオマケを意識
してか?足型の小さなシールが
各怪獣に1枚ずつ付属していました。
この足型シールを20枚用紙に貼り
140円の切手を同封すると
「ウルトラマン怪獣大図鑑」が貰えました。
*締め切り、昭和54年(1979年)3月末日消印有効
ウルトラマン怪獣大図鑑
裏表紙は
ゴジラ怪獣大図鑑で
ウルトラマンが71ひき
ゴジラが25ひき
の怪獣が紹介されたミニ図鑑で
内容は怪獣以外の防衛隊の事
ソフビの事なども解説されています。
ウルトラマンゾフィ― 身長 45m 腕力 16万tタンカーを持ち上げる 飛行速度 マッハ10 年齢 約2万5千歳 地球上活動時間:3分間 職業:宇宙警備隊隊長 趣味:体操 武器・技 M87光線 ビッグM87光線 Z光線 ウルトラフロスト テレポーテーション・他 |
■メーカー・ポピー(バンダイ) ■発売・Sales Year 1979年 ■当時価格 380円円 ■登場作品 ウルトラマン(1966)ウルトラマンA(1972) ウルトラマンタロウ(1973)ウルトラマンレオ(1974) ■製品仕様 全長サイズ 約16.5㎝ |
ウルトラマン ゾフィー BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ) S.H.フィギュアーツ 塗装済み可動フィギュア 詳しく見る。 |