5年3組魔法組・魔女バッグ【514】

Introduction of Japanese toys
magic bag（5th grade class 3 magic group）

ホビービルドプラスの宇宙九太です。

玩具レビュー514は、1976年に
放送された特撮番組、5年3組魔法組の
仲良し5人組が、魔女ベルバラに貰った
魔女バッグをバンダイがプラモデル
キットにしたレビューです。

*バックではなくて、商品名のバッグで統一します。

*商品名は「魔女バッグ」ですが、作中ではMJバッグ（マジバッグ）と言っていて記載的には同じ物です。

5年3組魔法組

1976年12月6日～1977年10月3日

NET系列（*現・テレビ朝日）毎週月曜19:00～19:30全41話
*1977年4月からテレビ朝日に変更・改名された。

東映制作の特撮テレビ番組で、5年3組の仲良し5人組が
曽我町子演じる魔女ベルバラが授けた不思議でおかしな
魔法の7つ道具の入ったMJバッグを使った大騒動の話で

MJバッグの中の掌大の2枚の正三角形の板を組み合わせ
六芒星の型にして呪文を唱えると大きくなって
3本のアームの先端にプロペラがついた飛行円盤
マジッカーになるメカと共に、プラモ化されたのが魔女バッグでした。

*曽我町子
レインボーマンのゴッド・イグアナ役
電子戦隊デンジマン、太陽戦隊サンバルカンでの
ヘドリアン女王として特撮ファンに有名で
声優としても、オバケのQ太郎（1965年のQ太郎や
ピュンピュン丸（1967年）のケメ子
ミクロイドS（1973年）のマメゾウなど
多くのキャラクターを演じました。

■NET最後の月曜7時枠

NET（エヌイーティー）は、80年～
産まれの方には、よく解らない局
かもしれませんが

日本教育テレビとも言われNETは
英語のNippon Educational Televisionの略です。

つまり訳せば日本教育テレビと
なり、現・テレビ朝日です。

少し大げさに言えば、民放の
Eテレ（旧・教育テレビ）と言う
感じなので、他の局よりも
子供向け番組が多い印象がり

悪魔くん、河童の三平
アニメ、ミクロイドＳや
どっこい大作
がんばれ！ロボコンなど
あまり過激な内容では無く
少し子供に学びがあるような
作品がNETから放送されていました。

5年3組魔法組の前もザ・カゲスター
と言う特撮番組で、明るいつくりでした。

5年3組魔法組も*大堂勲原作で
子供が主役の特撮番組で
当時4年から5年に上がる時に
3組になりたいと思う子供が
多かった程で

アバクラタラリン・クラクラマカシン

と言う呪文は当時の子供は頭のどこかに残っています。(^^:

*大堂勲・平山亨のペンネームの1つ
子供が主役のジャイアントロボや
仮面ライダーのプロデューサーとして有名。

マジックバッグの箱絵は
5年3組魔法組では無くて
魔女ベルバラと、バック
から、魔法の道具が飛び出す絵になっています。

左右には縦書きで
アバクラタラリンクラクラマカシン

と、言う呪文が上と下に書かれています。

右下に版権シールが貼られています。

マジックバッグの箱の横は
プラモデルが玩具店や模型店
で、良いのか？わるいのか？
かなり目立っていた…

「魔女バッグ」と怪しい文字
で書かれています。

アニメや特撮のプラモの
コーナーに在っても…

何コレ？と言う感じの文字でした(^^:

マジックバッグの中には旧バンダイ
のバンザイマークが凸モールドで刻印されています。

反対側の中には、同じく凸モールドで

（C)企104・テレビ朝日・大広・東映

と刻印されています。

マジックバッグの箱の中は
左右に区分され、右には青い
マジックバッグが開いた状態で
入っています。

左には、中の魔法道具のパーツが
プラモデル形式でランナーに
収まっています。

ただ…バッグは、もう出て来て
いるので、魔女バッグのプラモ
と言うのも…変な感じのプラモです。

マジックバッグのパーツの1つは
ホワイトとクリアが1つにまとめられています。

ホワイトパーツ側からです。

マジックバッグのレッドの
パーツと、デカールが1つに
まとめられています。

には、ライトグレーのパーツも
同封しています。

マジックバックの設計図です。
写真は見開きで、半分に折られて入っています。

魔法道具の組み立て図です。
この部分だけがプラモデルです(^^:

■5年3組魔法組・2種

MJバッグと合わせて
マジッカーのプラモデルも
バンダイが発売しています。

当時は多くのプラモデルメーカー
が存在した為に、スケールモノは
バンダイは少なく、テレビ番組の
マスコミ玩具をポピーで発売しますが

プラモデルだけはバンダイの
ブランド名で発売しています。

*旧・バンダイは「ボードゲーム」
のバンダイと呼ばれ、ボードゲーム
が強かったのですが、ポピーの方が
メインに変っていきます。

45年以上超えても
メンテナンスの御蔭で、箱も
魔女バッグも綺麗で元気に保っています。

■東町小学校・魔法組5人のメンバー

・岩館 モスケ（ガンモ）ポッチャリした少年。

・宗方 マサキ（ハテナマン）5人のブレーン。

・竹田 リンイチ（チクワ）眼鏡の少年。

・小原 アサコ（ショースケ）男勝りな少女でぼくと言う。

・田代 ミツコ（ミコ）しっかり者でやさしい女の子。

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