ジャイアントロボ【342】

Introduction of Japanese toys
Giant Robo (Action doll)Johnny Sokko and his Flying Robot

ホビービルドプラス宇宙九太です。
玩具レビュー342は、2000年に
メディコム・トイが、販売した
ミラクルアクションフィギュアシリーズ
ジャイアントロボのレビューです。

■ジャイアントロボ
1967年10月11日 ~ 1968年1月24日 全26話
東映・NET(現・テレビ朝日系)

水曜 19:30 – 20:00(第16話まで) 月曜 19:30 – 20:00(第17話から)

ウルトラマン特撮が毎週放送で間に合わず
打ち切りにした、半年を急遽埋めた特撮番組
キャプテン・ウルトラは、東映の準備期間が少なく
ロケを行わないなどの製作の制限があった事から

ウルトラセブンが、ウルトラマンの枠に復帰する
同時期に、東映が本格的な特撮番組として
巨大ロボ怪獣の格闘を描いた番組です。

科特隊に似たユニコーンの組織は、クルマまで
似ていて、ジャイアントロボの操縦機は
腕時計を開いて喋る(音声式操縦)と言う
ウルトラ警備隊ビデオシーバーに似ているなど
対してキングジョーを登場させるなどライバル的な作品
子供にはセブンと共に大人気になる特撮番組でした。

■メディコム・トイ

1996年設立のメーカー、株式会社メディコム・トイ

1/6計画の可動フイギュアや、BE@RBRICK
などの人気シリーズの玩具を販売
レトロソフビなどの懐かしいキャラクター商品
を販売するメーカーとして有名です。

また出版インテリア用品、アクセサリー
雑貨、バック、Tシャツなども販売しています。


ジャイアントロボを前から見ると
ボディはプラ製樹脂で、各関節
蛇腹のラバーと言う、作品のGロボ
スーツに近いアクションフィギュアになっています。

首の金属パーツシルバーに塗装され
胸のマークのカラーも略していません。

腕の手首から肘の筒が、肘からの
二の腕の筒の方が長いなども再現されています。

また手がグーなのは初期に発売された
ジャイアントロボだけで、2期~のは
指が真っすぐ伸びていてカラミティ
指は真っすぐです。
*カラミティ・同型の偽ジャイアントロボ。

ジャイアントロボの目は、発光します。
背中のロケット噴射の中に電池が入っています。

ロケット噴射ごと外れるので
見た目の玩具的な造形はありません。

逆にスーツの前後を留める
留め具や、ベルト下のリベット
塗装などが細かく再現されています。


ジャイアントロボをサイドから
見ると、後頭部などのボリュームも
背中のロケット噴射も、かなりの
再現度です。

ジャイアントロボは発進の時に
ロケット噴射の火を見せる為に
カメラに*横向きになってから
飛ぶので、大事なアングルです。
*スクランブル的には最初から
横向きに立っていればいいのですが
主役なので顔見せも大事(^^:

ジャイアントロボを後から見ると
首のシルバーの後方部分も忠実で
かかとの造形も略されていません。

ジャイアントロボの足首から下も
リベットが多く、意外に?複雑
なので略されがちですが、シッカリ再現されています。

ジャイアントロボの可動は
角関節24箇所が自在に動きます。

ジャイアントロボのベルトや
その下部分のリベット約21.5mm
スケールで再現されているのは驚きます。

ジャイアントロボの足の裏は
四角い凹形状の中に右足は
メディコムトイのロゴが横向きに
入って居て 2000 CHINAの文字が入っています。

左足には、(C)HIKARI・PRO・TOEI
の文字が横向きに入っています。

21年を超えてもメンテナンスの御蔭で
ジャイアントロボ綺麗に保っています。

ユニコーンの操縦者草間大作少年(U7)の
PVC製フギュアは、ジャイアントロボ
呼ぶ。命令する腕時計を開いた形状です。

*大作くん(daisaku)は海外ではジョニー・ソッコ(johnnysokko)と呼ばれています。

大作くんヘルメットバイザー
クリアで可動出来るので、後ろに
セットした状態と、飛行時などに
顔の側にセットする状態が再現可能です。

このバイザーが無い中古品が多いので
チェックしたいポイントですし
在ってもメンテナンスしていないと
バイザーから顔が見えないくらい
曇って居たり、黄色くなっています。

背中のジェット噴射器も、忠実に
再現されています。

■ジャイアントロボ

GR1

BF団の作った陸戦用ロボット。

動力
メイン・原子力エンジン(ロケット)
腰部・発電機
腕エンジン(5万馬力)

●武器

ロケット弾(フィンガーミサイルロケット砲)
メガトンパンチ
チョップ(水平チョップ)
メガトンキック
火炎放射(口から高熱火炎を放射)
捕獲チェーン(鎖でつながった親指)
バズーカ砲( 手の甲に内蔵)
大型ミサイル(ロケット噴射装置の間から発射)
超短波( 耳から超短波を放つ)
特殊ワイヤー(腹部ベルトのバックルから出すマジックハンド)
弾光幕(頭から打ち上げる。)
胸ミサイル( 胸のV字マークがミサイルになる。)GR2を倒す。
スーパージェット線(胸の電熱線から電流を流す。)
超高熱(全身から高熱を発する)
旋風回転( 高速回転で突風を起こす。)
クロスファイヤー(両腕をクロスさせて、燃える十字架を作り出せる)
振動脚強力プレス装置
足・地雷探知機

ジャイアントロボ:土山登志幸

原作 横山光輝

MEDICOM TOY・ジャイアントロボラインナップ

●ミラクルアクションフィギュア 2000年

・ジャイアントロボ   3200円(+税)

・カラミティ  3200円(+税)限定

・GR2  3200円(+税)

●リメイク版(指5本(10本)伸びたバージョン)2007年

・ジャイアントロボ 3360円(税込)

・カラミティ 3360円(税込) 限定

・GR2 3360円(税込)

原型製作 平田 英明(MASTERD MODELS)

間接部ブロー成形+ABS内部間接による多重構成
*Gロボ・PVC製草間大作少年付


■メーカー・MAKER 株・メディコム・トイ(MEDICOM TOY)
■発売・Sales Year  2000年 
■登場作品 ジャイアントロボ(1967年)
■価格 3200円(+税)
■製品仕様  全高・約21.5cm  大作少年(U7)約8.5cm

ジャイアントロボ
全高40cm ダイキャスト&ABS製
塗装済み 完成品 可動フィギュア
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