ntroduction of Japanese toys
TOYOTA・7(TOMY)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
今回の玩具レビュー341は
トミーが1999年に発売した限定版
トミカ誕生記念コレクション99の
「トヨタ-7」のレビューです。
■間違いだらけ車名選び!
今回のミニカーのトヨタ-7は大別すると
以下の3種類の実車があります。
①トヨタ7(415S)3リットル・1968年
②ニュートヨタ7(474S)5リットル・1969年
③トヨタ7(578A)5リットルターボ・1970年
この3種がトヨタのレーシングカーとして存在しますが
トミカのミニカーは、形は③のトヨタ7(578A)1970年のモデルです。
ですが、当時発売された単品の黒箱には
②のニュートヨタ-7と記載され発売されています。
つまり誤記…間違いでした。(^^:
その為、復刻?のコレクション99では
「トヨタ-7」に記載が修正?されています。
ですが…コレも通称的には1968年の
3リッターの①トヨタ7の事を言うので
1970年の③トヨタ7は、トヨタ-7ターボと呼ばれます。
そもそも「ニュー」を着けた区別を
1969年からの、更に新しいトヨタ7が
登場したので、トミーはニューを付けてしまっています。
ですが、トヨタ的なニューの意味は
大きなリアウイングや、5リッターにした
変化に対してのニューで、見た目だけの
変化や年式に、ニューを付けていませんでした。
そこを理解せずに、ニューでは無かった
という事だけで、今度はトミカ的には
ニュートヨタ7の復刻でですけども
トヨタ-7としては、初めて?発売しますが…
ミニカーの形は③なのに、②の名前で出して
修正?したら①だったと言う結果になります。
修正するならば、名前はトヨタ-7ターボに
した方が良かったと言う…3種しかないのに
またベストでは無い名前のミニカーを
同じ型で出す事になってしまった…
いろいろな意味で味のあるトミカです。(^^:
トヨタ7をサイドから観ると
タイヤが小さく、リアが全体的に
高くなっていますが、トミカのベースが
決まっているなかでは、よく出来た
フォルムだと思います。
サイドにある三角の凹部分の
吸気口も縦幅がありませんが
位置関係など…頑張っているのは解ります。
トヨタ7をななめ後から見ると…
まず残念と言うか…ココでも
まだ名前を間違えているのか?
「TOYOTA」の文字が
前後が逆になっています。
*本来は「T」が左側にくる。
*当時の黒箱は正しい方向で発売しています。
エンジン関係のメカ部分は
シルバーメッキで、ミニカー玩具
らしく、本物よりも綺麗です。
トヨタ7を後から見ると
一応実車を参考にしたメカ部分は
らしく見えるよいうに造形されています。
リアタイヤと、フェンダーの間の
隙間は広すぎで、ダイキャストなので
厚みがありますが、仕方ない部分かもしれません。
リアウイングの横幅も…オーバー
してしまっていますが…
玩具なので大きさを意図的に
強調したのかもしれません?レースではNGです(^^:
トヨタ7を前から見ると、実車は
前に2つのブレーキ冷却ダクトの
四角い穴があるのですが・・・
略されているのは、サイズ的に
仕方ないかもしれませんが…
あまりに何もないフロントなので
無いと印象が変わります。
トヨタ7を真下から観ると
tomica
NO.23 S=1/58
NEW TOYOTA 7 *当時のまま
MADE IN JAPAN
の文字が刻印されています。
金属アンダーボディは未塗装で
カシメやネジはありません。
22年以上経っていますが
かんたんなメンテナンスの御蔭で
トヨタ-7(ターボ)も元気で綺麗です。
■トミカ誕生記念コレクション99(限定版)ラインナップ
・コスモスポーツ(マツダ)ベージュホワイト
・ホンダTN360トラック(青)
・ホンダTN360トラック・郵便車(赤)
・スカイライン2000GT(紫)*箱スカ
・ニッサン R-382
・トヨタ-7
トヨタ7(ニュー7 578A)*トヨタ7ターボ 1970年 開発コード578A 構造 アルミスペースフレーム 全長 3,750mm エンジン コード 91E 最大出力 800PS/8,000rpm |
■メーカー・MAKER トミー(TOMY)
■発売・Sales Year 1999年
■当時価格 2500円(セット価格)
■製品仕様 全長サイズ約7cm×3cm
トヨタ 7 日本GP 1969 エブロ 1/43 ホワイト/ブルー 完成品 詳しく見る。 |