ブルマァク・復刻ミニ・レッドギラス【378】

Introduction of Japanese toys
RED GIRAS(Ultraman Leo)

ホビービルドプラス宇宙九太です。

玩具レビュー378は、ウルトラマンレオ
第1話「セブンが死ぬ時! 東京は沈没する!」
第2話「大沈没! 日本列島最後の日」
に登場する
双子怪獣 レッドギラスブルマァク
ミニソフビ(復刻)のレビューです。

ウルトラマンレオ
1974年4月12日~1975年3月28日

TBS系で放送された円谷プロ製作
ウルトラマンシリーズです。

それまでの、ウルトラマンがM78星雲
光の国から来たウルトラマンなのに対して
L77星から来た、別の星のウルトラマンと言う
設定で、主人公が所属する防衛チーム
MAC(マック)の隊長が、モロボシ・ダン
ウルトラセブンが正体を知っていて
主役のオオトリ・ゲンを鍛えると言う
斬新なスタイルの作品でした。

■ギラススピン

レッドギラスは、御存知ブラックギラス
双子と言う設定で、2匹の合体技として
ギラススピンと言うのが、作中で描かれています。

ウルトラセブンアイスラッガー
跳ね返されていて
ダン(ウルトラセブン)も、この2匹
ギラススピンが始ると、しまった!と言う
くらい、ピンチをアピールします。

ですが…冷静に見れば、2匹が廻っている
だけで、時々方向が何故わかるのか疑問の
光線を角から打ってくるだけなので

避けるか、バリアを使えば特に恐れる
技でもなく、そもそもでも無いのかもしれません。

ですが、何故か?ウルトラセブンレオ
この回転している怪獣に向かって行って
弾き返されて、ダメージを受けてる
謎の技がギラススピンです。

おそらく、そのまま回転させていれば
生物なんですから、目が回って倒れる
のは明らかなんですけども、とても
凄い技として認識され、凄い怪獣にして貰っています。

ウルトラマンレオ・ソフビ・小【104】

レッドギラスを正面から見ると
よく見ないと解り難いですが
ノド下から~腹部に赤い塗装が吹きつけ
られています。

オリジナルレッドギラスのミニ
ソフビも、金色が吹かれていましたが

何故か?今回は前歯の下と上だけにシルバー
の塗装が入っています。

レッドギラスをサイドから見ると
歯はサイド側にも造型されていますが
歯の横はシルバーの色は入っていません。

頭部の前向きの角の先端や、背中の
大きな角の先端も、当時の子供の
安全の為に、先端は丸く造られています。

よ~く見ると、背中の大きな角には
細いスリッドのラインが数本入っています。

造型的な逆算で、背中の大きな角
上から頭部側を、別パーツにしているのが、よく解ります。


レッドギラスを背中から見ると
塗装的には、何もなく成型色のオレンジ
のままの背中になっています。

オリジナルは、背中にブラック
濃いブルーメタリックが吹かれていたので
その「分」が、前歯のシルバー
替わっているようです。

確かに、背中は黒くなくていいと
思いますので、シルバーにすれば
よかったような気もします。

尻尾は、短くしないで右側に曲がった
造型にしています。
ゴジラのような背ビレの形状の小さい
背ビレの付いているラインが、よく
見ると尻尾のカーブとは異なり
S字に付いているのは面白いところで
真下から見ると、その曲がって
付いている部分の背ビレが、尻尾から
はみ出て観えています。

レッドギラスの足の裏には、右足には
(C)円谷プロブルマァクの文字が入り

左足には、凄く面白い事に
レッドギラスと、ブラックギラス
2つの名前が入っています。

年数やウルトラマンレオと言う文字はは
どこにも入っていません。

レッドギラスの可動は、首(胸近辺)
だけが回転します。

造型的な関着なので、本来は関節として
位置では無いと思います。

■ミニソフビとは?

当時は単品で100円で、子供がおこずかいで買える
設定で販売されていたソフビ
今の価値だと感覚的にも、200円くらいの玩具でした。

玩具店やデパートにも売ってましたが、駄菓子屋
当時は、駅の売店などにも玩具が今よりも沢山
売っている時代だったので、売店などでも
販売されていました。

近年のガチャガチャ食玩の方が、造形も
カラーバリエーションも多いですけども
それらの小玩具の先祖のような存在で

その造形や、元の色だと殆ど茶色ばかりになる
怪獣にも、大胆なピンクなどの原色を使い
販売した味のある商品でした。

ミニ怪獣シリーズDセット(5体)

・ペガッサ星人 
・ケムラー
・アーストロン
・シャプレー星人
・レッドギラス

■双子怪獣レッドギラス

別名 双子怪獣
身長 55メートル
体重 3万9000トン
出身地 マグマ星

武器
角から出すレーザー光線(赤色破壊光線)
津波発生光線

ギラススピン

デザインは大澤哲三

■メーカー・ブルマァク
■発売元 円谷コミュニケーションズ(現・円谷ドリームファクトリー)
■協力  鐏(いしずき)三郎
■発売・Sales Year 復刻・2000年1月 元・1967年
■当時価格 セット販売~単品7500円(Dセット)
■登場作品 ウルトラマンレオ
■製品仕様 全長サイズ約10.5cm

MAC チームエンブレムステッカー
ウルトラマンレオ
ASIN ‎B07QN38C9Q
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