Introduction of Japanese toys
MOBILE SUIT GUNDAM plastic model
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー607は、1979年に放送
された、機動戦士ガンダムを旧バンダイ
が、1980年に販売した1/144サイズの
プラモデルのレビューです。
*旧バンダイ・万歳マークと言われるマーク時期。
機動戦士ガンダム
1979年4月7日~1980年1月26日・テレビ朝日系・全43話製作・日本サンライズ 名古屋テレビ
宇宙戦艦ヤマト(1974)銀河鉄道999(1978)の
アニメブーム時期に、日本サンライズがロボットアニメ枠で
無敵超人ザンボット3、無敵鋼人ダイターン3に続いて
送り出した、3番目の作品で、ダイターン3が金田伊功
の人気と共に、注目されていた枠で、戦争モノが始まり
本放送は、難解な話と主役の性格などから苦戦して
しまい、シャアのキャラを1度*外す程に迷走して
全52話予定が、全43話 で打ち切りになってしまいます。*殺す予定が左遷すると高い年齢層から投書が殺到し
シャアが復帰、これまでのロボットアニメにない世界を展開します。
■当時モノのガンプラは存在しない。
*旧バンダイマークの発売前の予告広告(近日発売)より引用
機動戦士ガンダムは、1979年4月7日から
放送されたテレビアニメですが、本放送時
には、ガンダムのプラモデルは発売されませんでした。
ウルトラセブンや、宇宙戦艦ヤマトと
同じく、本放送よりも、再放送以後
に人気が増した作品で
放送当時は、サンライズの前放送の
無敵鋼人ダイターン3を、見ていた
ロボットアニメファンは、そのまま
見たのですけども、同番組枠の次作
無敵ロボトライダーG7の間で、とても
変わったアニメで、ザクなどは宇宙服
的な、ストームトルーパーのような
「人」だと思っていたら、巨大だった
ので驚いたのを覚えてますが
本放送時期は、スターウォーズの
パクリだと言われる事が多く
シャアのヘルメットはダースべーダー
ビームサーベルも、ライトセイバー
アムロが覗く操縦席のスコープも
Xウイングファイターのスコープと
そっくりなので・・・見た目の批判
は、しかたない感じでした。
ですが、作品内容が難しいだけでは
なく、主人公がスーパーロボットの
熱血少年が必殺技名を叫ぶとは異なり
技術オタクのような主役アムロに
とまどいながらも、独自のファンが
誕生して、アニメや漫画のイベント
などでも、変わった盛り上がりを見せます。
その変わった盛り上がりから
放送終了から半年後の1980年
7月に、ガンダムのプラモデルが
バンダイから発売されます。
*当時は模型誌よりアニメ誌に↑広告が出ていた。
ガンダムは、ダイターン3やトライダーG7
のファン層よりも、内容が「戦争」であり
年齢層が高い事から、クローバーの玩具
よりも、ミリタリー玩具のファンに造られ
プラモデルがハマります。
ただ、販売から数か月は普通に買える
プラモで、数少ないラインナップ↓から
ガンダムやザク、グフなどを作っていました。
このガンプラにウエザリング加工する
手法などが流行り出すと、日本中の
玩具店、模型店、百貨店から
ガンプラが消えて、入手困難になり
近所から隣町に子供たちは走り周り
入荷すると、即完売の社会現象になります。
この社会現象から再放送の数字が
凄いことから、松竹から映画化され
更に大ヒットして、現在も続くブームになっています。
機動戦士ガンダムを前から見ると
HGや、現在のガンプラからすると
棒立ちな感じですが、当時は・・・
リアルに見えたプラモで、バンダイ
も関節の可動を売りにしていました。
写真は、当時作ったガンダムなので
まだ、ガンダムカラーも無くて
ガンダムマーカーも無い為、色は・・・
現在の感じと異なると思いますが
御了承ください(^^:
手は、グーに穴空きと言う当時は
定番の使用で、ビームライフルや
ビームサーベル、シールドをハメ
込んで握っているように見せています。
最初期成型カラーはホワイトに
近く、2次から少しグリーンの入ったジムと同じ成型色になります。
機動戦士ガンダムを横から見ると
当時のアニメの作画だと、関節の
描写などは・・・かなり統一されて
なくて、酷い画もありますが(^^:
膝、足首の関節を、まとめた感じが出ています。
機動戦士ガンダムを後から見ると
後方のカメラは、緑に塗っていますが
これも、あまり映らない場所で
アニメでは、白のままだったりします。
赤やオレンジなど、今でも一定しない
カラーですが、劇場版の新作画から
完全に赤系になっています。
当時は、緑でもおかしくなかった・・・はず?(^^:
ランドセル(バーニア)の色は
当時から、微妙な色違いが多く
なんか、こんな色に塗装してますが
一応、調合した記憶はあります。
バーニアの下はウエザリングしてますね。。。
機動戦士ガンダムにシールドを持たせる
と、こんな感じです。
シールドは、本来脱着出来ない?で
組むときにハメ込む選択式かもですが
少しハメ込みのコの字パーツを削って、外せるようにしています。
ビームサーベルは、ランドセル用と
手持ちのロングは選択(別)に
しないと、背中に収まりません。
機動戦士ガンダムの箱は、初期の
発売は、左下の文字が濃緑に
黒い字で、ほとんど読めません(^^:
*以後、白い四角の中に文字が印刷されるように変更されます。
箱の横は、左に旧バンダイの万歳マーク
があります。
ベースのブルーも、紺色に近く箱絵の
ガンダムの胸の青も濃いめです。
バンダイのマークが新しくなった後の
箱は、ベースのブルーが明るくなり
ガンダムの画も明るくなっています。
機動戦士ガンダムの文字や
RX-78モビルスーツの文字も
配置が変更されています。
価格は同じ300円です。
■ガンプラ初期販売ラインナップ
*バンダイ広告より引用
*写真ジムとシャアとアムロは試作で右リストが販売的に正しい。
初期からMSは3種類のスケールが販売されましたが
意外なのは、ドムは1/100しか販売されない時期が
長く、1/144が発売されるとドムではなく*リックドム
として販売されました。
*当時のプラモ的には・・・略同じなのですが…
この初期ラインナップ時期は、普通に
買えましたが、この後に空前絶後の
品薄・品切れ状態のパニックが起きます。
☆モビルスーツ
●1/144
ガンダム
ザク(量産型)
シャア専用ザク
グフ
ガンタンク
ズゴック(量産型)*写真↑はシャアカラーですが量産が先。
●1/100
ガンダム
ガンキャノン
ドム
シャア専用ゲルググ
●1/60
ガンダム
ザク(量産型)
シャア専用ザク
☆艦船(戦艦・巡洋艦)
ホワイトベース 1/2400
巡洋艦ムサイ 1/1200 *
シャア専用ムサイ艦 1/1200*
*広告などではシャアはシャーと記載
されてたりした為にランナーに「シャー」の記載がある。
*グフより早くシャア専用ムサイと同時に販売されていました。
■メーカー・MAKER バンダイ(BANDAI) ■発売日・Sales Year 1980年7月 ■定価 300円 ■製品仕様 プラモデル 1/144スケール |
機動戦士ガンダム RX-78-2 ガンダム 1/144スケール 色分け済みプラモデル BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ) 詳しく見る。 |