Introduction of Japanese toys
Kemmler(Ultraman)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー372は、ウルトラマンの
第21話「噴煙突破せよ」に登場する
毒ガス怪獣ケムラーのブルマァク
ミニソフビ(復刻)のレビューです。
ウルトラマン
1966年7月17日~1967年4月9日
TBS系で放送された円谷プロ製作の空想特撮シリーズです。放送当時はウルトラQシリーズの中のウルトラマン
として放送された為にオープニングではウルトラQ
の文字が回転して、その中からウルトラマンという
文字が出て来るタイトルが残ります。怪獣ブームを巻き起こし最高視聴率42.8%を記録
50年以上前の子供番組ですが、今でも知らない人
は居ないと言う程の日本を代表するメジャーキャラで番組です。
■後年人気の怪獣組!
ウルトラマンの怪獣には、放送当時や
第二期にも、それほど人気があった
訳ではない怪獣が、後々映像ソフト化
されたり、新解説によって人気がUPした
怪獣が居ます。
ダダなどは、少し変わった理由での
人気UPですけども、意外に強かった
と言う戦歴から、人気がUPした
パターンの怪獣の1体が、今回の
毒ガス怪獣ケムラーです。
理由としてはスペシウム光線が効かない
ほどの強靭な外皮膚を持っていて
科特隊の新兵器と、自分で火口に
落下すると言う最後から人気がUPしました。
当時の印象としては、それ程強かった
イメージは無く、苦戦した程度だった
のですけども、確かにスペシウム光線が
効かないと言う描写にクローズアップすると
頷ける部分があります。
他にも、メフィラス星人なども
ウルトラマンと引き分けている事から
後々人気がUPしています。
ケムラーを正面から見ると、立って
いるポージングなので、首から上が
違うレッドキングのようにも見える
ボディのパターンです。
厳密には、もっと細かい半円柱が
重なったパターンで、テレビ画面の
ケムラーは、レッドキングのボディ
を思わせる事はありません。
当時のオリジナルは、この
ボディパターンは、筋彫りに近く
半円の山のように立体的ではありませんでした。
また、何故か?左腕(前足?)が
当時から頭部に近いポーズになっています。
ケムラーをサイドから見ると、本来
四足怪獣なので、立っていると不思議です。
背中の甲羅も、かなり長く上(前)
まで伸びています。
足も付け根からカーブして、前方向に
伸びているので、2本足で立つには
尻尾に体重とバランスを預けている感じになります。
ケムラーを、やや強引に本来の4つ足に
してみると、写真のようになります。
・・・ただ倒れただけな感じなので
ソフビ的には、2足方向のケムラーが
正しいポーズだと言えます。
ケムラーを背中から見ると、甲羅の
造型は凝っていて、腹部にはメタリック
ブルーが吹いて在りましたが、甲羅は
レッドが吹きつけてあります。
当時も、前後ろが同色のライトグレー
だけの吹き塗装と、前後ろが異なる
吹き塗装が在りました。
尻尾の先も、かなり可愛いですが
一応、二股の「Y字」になっています。
破壊光線を出すのですけども…
ケムラーの足の裏には、右足には(C)円谷プロ
左足には、ブルマァクの文字が、写真右を
上にして凹の刻印で入っていますが
キャラクター名のケムラーは、どこにも入っていません。
ケムラーの可動は、腰?の辺りのみが
回転します。
造型的な関着なので、本来は関節として
の位置では無いと思います。
ただ、腕(前足)が、左右で異なるので
意外に、ポーズを変えると、複数のアングル
で、表情が変って見えます。
21年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
ケムラーも綺麗で元気に保っています。
ミニソフビとは? 当時は単品で100円で、子供がおこずかいで買える 玩具店やデパートにも売ってましたが、駄菓子屋や 近年のガチャガチャや食玩の方が、造形も その造形や、元の色だと殆ど茶色ばかりになる |
●ミニ怪獣シリーズDセット(5体)
・ペガッサ星人
・ケムラー
・アーストロン
・シャプレー星人
・レッドギラス
■毒ガス怪獣ケムラー 身長 35m 武器 口から発光とともに吐き出す猛毒 二股の尻尾から出す破壊光線 弱点・背中の急所の瘤(心臓) スーツアクター・鈴木邦夫 デザイン・成田亨 |
■メーカー・ブルマァク
■発売元 円谷コミュニケーションズ(現・円谷ドリームファクトリー)
■協力 鐏(いしずき)三郎
■発売・Sales Year 復刻・2000年1月 元・1967年
■当時価格 セット販売~単品7500円(Dセット)
■登場作品 ウルトラマン
■製品仕様 全長サイズ約8.5cm
![]() ハセガワ(Hasegawa) ASIN : B07QDSBPNG 詳しく見る。 |