Introduction of Japanese toys
SPARKY ROBOT(Tin robot)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー284は、吉屋が
1950年代に販売していたブリキ
ロボットを、ミニサイズで、80年代
に販売したブリキ玩具
ミニ・スパーキーロボットのレビューです。
■吉屋(ヨシヤ )Yoshiya Aka.K.O
吉屋は、ブリキ玩具ロボットや
クルマ、ジープ、ロケット、円盤
ブルドーザー、ボート、銃などの
ブリキ玩具で有名で
金色の樹脂製のSF銃
SPACE PILOT X RAY GUNなどの
大ヒット商品がある日本のメーカーです。
横向きのひし形の中に「KO」の
文字がメーカーの商標マークです。
1940年代~60年代に海外輸出で
外貨を稼いだので、海外でも
この「KO」マークのアンティーク
玩具を見つけることもある程有名です。
■スパーキー・ロボット
スパーキー・ロボットは、巨大ロボアニメ
で言うなら、マジンガーZのような存在で
スパーキー・ロボットが大ヒットした事で
他のメーカーもロボット玩具を発売し
吉屋の円盤や宇宙タンクなどのSF色が
濃い玩具が多く販売されます。
アンティーク・トイを辿ると吉屋に
ぶつかると言うくらいのメーカーで
その中でも、ロボット好きには
起点になるのが、スパーキー・ロボットです。
そのオリジナルを、80年代にミニ
サイズで発売したのが、今回の
ミニ・スパーキーロボットで
大きな玩具店や、懐かしい駄菓子屋
的な店舗、○○館などの販売
コーナー、観光地の土産店などで
販売されだし、アンティーク玩具の
ブームで、小規模ながらも広く扱われ
るようになりました。
このミニ・スパーキーロボットの後
ミニサイズの懐かしいブリキ玩具
などが、販売される事になるので
再び、マジンガーZのような起点に
なりますが…作り過ぎたのか?
かなり長く販売され続けていて
今でも、時々販売されているのを
見るくらいなので、販売個数も
後のミニサイズの目安になった起点的
存在だったのかと思います(^^:
箱も紙質も良く無く、印刷も良く無く
販売箇所によっては、無地の箱で
販売されていました(^^:
オリジナルは、箱絵左の下にひし形に
KOのマークが入っています。
ミニ・スパーキーロボットを前から
見ると、オリジナルの見た目を
頑張って再現しているのがよく解ります。
オリジナルのスパーキーロボットは
ブリキのプリントのデザインも数種
あり、カラー的にもシルバー以外の
カラーもありますが、最もスタンダード
とされるシルバーのメカ二カルな
デザインプリントになっています。
ただ、オリジナルのデザインも
細部の違いがある数種のパターンが
ありますけども、意図的にか?
それらの細部を、ミックスしている
図柄になっています。
また、オリジナルは頭部に伸びた
アンテナ状のパーツスイッチで
ゼンマイ走行が止まる仕掛けに
なっていました。
ミニ・スパーキーロボットは
ただの雰囲気飾りです(^^:
ミニ・スパーキーロボットをサイドから
見ると、腕の奥の脇腹に見える黒い
穴が、ゼンマイ(キー)を差し込む穴です。
足は前後に赤い分部(足首から下)が
短くて、靴のようになっています。
オリジナルは、前後に長くて歩行で
転倒しないとうに配慮されていました。
頭部から耳(側面)にある赤い
ヘッドホンのようなパーツは
今見ても、ちょとポップで
ロボットがヘッドホン♪?と見えるアングルです。
また、背中のバックパックの
ようなパーツが、このサイズでも
別パーツで作られているのが、サイドから見ると解ります。
ミニ・スパーキーロボットを後ろから
見ると、センターにブリキの接合ライン
が見えて、ある意味…良いブリキらしい
味になっています。
赤いバックパックのパーツの中の
デザインやプリントも細かく
再現されていて、元がオリジナルの
メイドインジャパンなのが解ります。
*ミニは海外アジアの製造。
ミニ・スパーキーロボットの
足の裏(下)は、4つの凹凸のある
ゴムタイヤが付いています。
コレは、吉屋のロボットギミックの
特調で、ミニでも再現してるのは凄いです。
側面のブリキの耳が折りこんであるのも
良い観で味になっています。
35年以上経っていますが
かんたんなメンテナンスの御蔭で
ミニ・スパーキーロボットも元気です。
■オリジナルメーカー・吉屋(ヨシヤ )Yoshiya Aka.K.O
■オリジナル発売元 吉屋(ヨシヤ )Yoshiya Aka.K.O
■発売・Sales Year ミニ・1980年代~ 元・1950年代
■当時価格 1200円 *販売店、年で異なる。
■製品仕様 全長サイズ 約16㎝
![]() 玩具創造ブリキのおもちゃ ASIN : B08HZ1H2VR 詳しく見る。 |