Mini diorama production
JNR EF65-1000 electric locomotive(N gauge・9㎜gauge)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー563は、100均のケース内に
簡単に45分で製作するミニ・ジオラマの
製作手順を、トミックスのNゲージ
国鉄EF65・1000形電気機関車を使ってのレビューです。
*45分・準備、かたずけ、乾燥時間は除く
■ブルトレブームとEF65
一般的なこととしては、EF65は
スーパーカーブームの後に起きた
ブルトレブームの寝台特急牽引用
電気機関車として有名ですが
60年代のデビュー時期は前面に
貫通扉が無い使用で、貨物用
として活躍していました。
スーパーカーを撮ろうとカメラを
手にしていた、子供たちが駅や
線路際でカメラを構えるようになり
駄菓子屋のカードやめんこや
えんぴつ、下敷き、筆箱にもなり
スーパーカーのような消しゴムも登場
Tシャツや、こどものベルトにプリント
され、バックルに、あさかぜ、富士
はやぶさなどのヘッドマークが使われる
このEF65の写真が使われ、雑誌や
専門誌も登場して「ブルトレ」=
寝台特急として新聞でも記載される
程に、認識される程でした。
ミニ・ジオラマ
機関車をケースに線路を置いて
単に飾るだけでもいいのですが・・・
少し味気ないので
こんな感じの築堤を走行している
ようなミニ・ジオラマにしたいと思います。
単機で、このような場所を走る事は
あまり無いかと思いますが、そこは
ディスプレイ用なので…(^^:
①クリアケース(ベース)
100均のケースは、今回はダイソーの
コレクションボックスミニと言うのを使います。
*ワイドボックス・サイズ役21×7×8㎝購入時金額100円
まず、ボックスの長さに合わせて
スタイルフォームをカットします。
*スタイルフォーム・コレも今回は100均のを使用。
横幅は、そのままなので3.5㎝の幅でカットします。
カットは、その1ヵ所です。【1分】*1分も…かかりません(^^:
スタイルフォームが無ければダンボールなどでも応用可能です。
線路はKATOのユニトラック186サイズを1本を使用します。
仮り置きして、パンタグラフを上げて高さを
チェックします。【1分】
次にスタイルフォームを築堤の形にするので
ユニトラックより、広い部分を、斜めに削ります。
普通のカッターの刃を、スライドさせるように
すると、簡単に加工できます。【3分】
②塗装
次に、塗装ですが、その前に写真が
少し前後しますけども、矢印の部分に
架線柱を1本建てたいので、少し
スペースを残しています。
後から、スタイルフォームをゴム系
接着材で増築してもいいのでカットしてしまった方は足してください。(^^:
塗装に戻って、線路の側面と築堤
の部分を、水性の茶色で(裏側も)塗ります。【3分】
*線路はシリコンオフで油分を除去しておくと塗りやすいです。
もう1回ケースの土台の上に仮置き
してみます・・・
なんだか急すぎるので、手前だけ土手を増設します。【2分】
増設分も斜めに削って、*茶色に塗装して
ゴム系の接着剤でケースの台にスタイルフォームを接着します。【6分】
*接着面の下は見えないので未塗装のままでOK
手前に土留めに石垣を設置します。
今回は、グリーンマックスの石垣が
残っていたので、使用しましたけども
セメントの打ちっぱなしの土留めなども
多く見るので、プラ板などでもいいかと思います。【3分】
Nゲージ 2105 石垣A(みかげ石斜め積み) グリーンマックス(Greenmax) ASIN : B008KUAVHY 詳しく見る。 |
次に、土留めの石垣の手前の1㎝
程のスペースは、一応道路として
表現するので、ケースの土台の部分
をマスキングして、つや消しのライトグレー
で塗装します。【3分】
次に、石垣に墨入れをします。
最近は、専用の墨入れ塗料も
売っていますけども、つや消しの
ブラックを薄めて、筆塗りすれば充分可能です。
今回も、薄めたブラックを塗って
*ペーパーで軽く凸部分を拭き取ります。【2分】
*ウエットテッシュの乾いたやつが重宝します(^^:
タミヤ No.131 スミ入れ塗料(ブラック) メイクアップ材シリーズ 40ml 模型用塗料 87131-000 詳しく見る。 |
③パウダー
塗装の次は、茶色に塗った部分に
土感を出すために、茶色のパウダーを撒きます。
今回は、粗目の使っていますが
色なども、お好みで赤土や黒土
などを表現してください。
散布の前に、木工用ボンドを
少し水で薄めて、平筆などで
散布したい場所に塗り広げて
小さいスプーンなどで、パラパラと撒きます。【4分】
この時に、台の下に紙を敷いておくと
乾いた後に、その紙の上に余った
パウダーを落としたのと、撒いた時に
こぼれたパウダーを、紙をV字に折ると回収できます。
次に、グリーン系を2色土の上から
木工用ボンドを少し薄めたモノを
塗って、撒きます。
乾く間に、架線柱を立てる凹側を
ニッパーなどでカットして、ゴム系の接着剤で固定します。
本来のユニトラックは、線路の
印刷されたバラスト部分の下に
跨るように架線柱の凹部分が
ありますが、直線と距離的に1本
なので、ユニトラックの下にハメ
るとバランスが悪いので、立てる部分だけを設置しています。【4分】
*架線柱はポリキャップのように、簡単に抜き刺しが可能です。
次にバラストを散布します。
ユニトラックには、バラストが印刷
されていますから、略したい方は
とばしても、いいのですが撒いた方が立体的なので御薦めです。
左右の斜めは、パウダーと同じく
先に木工用ボンドを塗っておいて
線路の間には、そのまま撒いて
枕木の溝にならします。
線路の間には、木工用ボンドの
*水溶液をスポイトで流して、固着させ乾燥させます。【5分】
*水溶液・木工用ボンドを水で溶かして薄めたもの。
専用のモノも販売されていますが・・・水で溶かした水溶液で充分です。
石垣と道の隙間にも、木工用ボンドを
塗って茶色のパウダーを撒いて
矢印の部分に、緑のパウダーを散布しました。【4分】
つぎにプランツのミドリを2色程土手に
接着します。
木工用ボンドをランダムに塗った
所に置いていきます。【4分】
*プランツも、今は100均でも入手できるので、それでも充分です。
ジオラマ用品 スモールプランツ ミックスグリーン カトー(KATO) ASIN : B08MBSB84W 詳しく見る。 |
架線柱を立てて完成です。【?分】*10秒もいりません(^^:
作業自体は45分で完成できます♪
・・・ゆっくりでも1時間あれば出来ますのでお試しください。
背景に*グリーンやブルーバックを
置けば、私は撮り鉄では無いですが
旅行は好きなので、写真の背景を合成して楽しめます。
*カラー画用紙など
ケースに入れる時は架線柱を抜きます。
■EF65
今回のEF65は、1997年のトミックス製の機関車です。
今ほど、精密ではないので所属など
は製品名に記載されていませんが
当時は●●●形や番台と言うのが
かなり踏み込んだ製品化の形でした。
NOプレート(選択式)と、ヘッド
マーク(選択式)が付属していました。
前から見たEF65です。
カプラー(連結器)も、アーノルドのままです(^^:
上から見たEF65です。
26年以上経っていますがメンテナンスのおかげで
EF65も、綺麗で元気に走行可能です。
*参考にされる場合は自己責任でお願いします。
■EF65 EF65 1000番台(PF形) 1000番台の7次車として 1092~1095号機の4両が下関運転所 1096~1116号機の21両が 1117、1118号機の2両は新鶴見機関区に配置されました。 7次車は、運転台窓ガラスが5mm *砂撒き管のヒーターの配線カットを JR時代は、カラーを変えて活躍~令和でも現役の車輛が存在します。 |
■メーカー・トミックス(TOMIX) ■発売・Sales Year 1997年 ■当時価格 4500円 ■製品仕様 サイズ 約11.1cm |
TOMIX Nゲージ 国鉄 EF65 1000形 後期型 |