変形チェンジで大ヒットした合金!
Introduction of Japanese toys
Brave Raideen
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー35は、1975年4月4日 金曜19:00~NET(現テレビ朝日)系
で放送された勇者ライディーンから ポピー(バンダイ)が発売した玩具
DX超合金勇者ライディーン(復刻版)のレビューです。
ライディーンも、スパロボ大戦などの
ゲームでは、普通にロボットとして
扱われていますが、アニメ作品内では
マジンガーZやゲッターロボとは違い
12000年前ムー大陸で、妖魔帝国侵略に
対し開発された巨大ロボットです。
想像しても出来ないような凄い設定で
映像でも、ライディーンは会話はしない
ですが、クチを開けて言葉を発します。
また破損部分も、人間のケガのように
自己修復するロボット?です。
HBR-9の動画・超合金勇者ライディーン・1~3期、ゴッドバードチェンジ!!
*ブラウザなどで読み込みが遅い場合は画面下「YouTubu」の文字をクリックして別ウインドゥでの視聴を御薦めします。
ポピ二カ・ムトロポリス基地【42】
ライディーンは、顔こそスフィンクスを
思わせるような形状でしたが、頭部の
突起や肩など、戦国時代の鎧のような
部分もあって、放送直後はカッコイイの
か?も、戸惑うくらい少し変わったスーパーロボットでした。
24年で身長が伸びるムー大陸のロボット!
復刻されたライディーンは、意外にも
成長して身長が大きくなっています?
サイズ的には、大半は膝下の部分が大き
く長くなって、身長が伸びて24年後に帰ってきました。
フェイスオープンのギミックも、そのま
まですが、中の顔は少しシャープになっています。
何より水色がアニメに近いカラーに
なって、角のような部分が黄色から
金色(艶なし)に変わり、足が伸びたバランスから角も長く整形し直されています。
背中はゴッドバード変形の為に良い意味
で、犠牲にしていて、アニメのフォルム
とは、まったく違う割り切った背中の構造になっています。
刻印も、その大胆な割り切りから珍しい
後頭部の下辺りに、凸モールドでライディーンは入れられています。
腕にはライディーンも例外無く超合金の
お約束の*ロケットパンチが付いています。
*ライディーンの作中は本来は存在しない武器です。
ただ、ライディーンは腕は肩を中心に
上下の方向にしか動かない為に、拳が縦方向にしか装着することが出来ません。
しかも、写真のゴッドゴーガンと円盤状
の盾を装備しているので、それを外さ
なければロケットパンチは発射出来ない
ので、あまりパンチ発射の機能では遊びませんでした。
しかしライディーンの超合金が大ヒット
した最大のギミックは、最後に決める必殺技!
ゴッドバードにチェンジする変形のギミックでした。
今でこそ、動物や他のモノから変形する
メカやロボットは多数ありますが、当時
はロボットが鳥に変形すると言うのが画期的でした。
敵を倒しまた人型ロボットライディーン
に戻る様子は、作中存在しないロケット
パンチなどより子供には数倍の魅力ある大きな存在のギミックでした。
サイドから観ても、今回の復刻での一番
の変更点、膝下の足が長く大型になった
のがゴッドバードの姿を、作品に近く
カッコよくしたポイントだったのが凄く解るアングルです。
また腕を仕舞う部分も、当時の超合金は
肩が赤で腕を格納する部分は、前から
観て人型のラインを補足する意味で白で
したが、今回はアニメと同じ赤の整形色に変更されています。
つまり、今回の復刻はゴッドバードに
寄せた変更が行われた復刻で、いいチェンジだったと思います。
足の裏も、ゴッドバードのジェット噴射
を再現していて刻印は後頭部(後方)に
割り切って持って行って配置しています。
箱も足が伸びた分縦長に変更されていて
ゴッドバードの写真と、ゴッドバード
チェンジの文字も、コンセプトに合わせ
てハッキリしたモノに変更されています。
なので、この復刻版の勇者ライディーン
は、当時のモノを持っていても、入手したい良い復刻品だと思います。
21年以上経っていますが
かんたんなメンテナンスの御蔭で
ライディーンも元気で綺麗です。
ライディーン データ 製造 12000年前のムー大陸 |
復刻NO.GA-09R 当時NO.GA-9
■発売・Sales Year 1999年 当時版・1975年
■当時価格 1600円*再販1750円 復刻版3980円
■登場作品 勇者ライディーン
■製品仕様 全長サイズ約16.5cm
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