古くて新しい1979年のロボットの魅力!
Introduction of Japanese toys
DORAEMON
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー037は、藤子・F・不二雄
原作のドラえもんが、1979年4月2日
月~金の18:50 -~19:00で、アニメ化
された時に、ポピーから発売された玩具
超合金ガチャガチャドラえもんの
オリジナル商品のレビューです。
22世紀の未来からやってきたネコ型の
ロボットドラえもんの説明は、必要ないと思いますが
1973年に最初にアニメ化された時は
2クール(約半年)で終了し、御世辞に
もヒットしたとは言えない結果でした
が、好きだった子供には、1979年の
アニメ化は10分と短いとは思えても、嬉しい放送でした。
玩具やグッズの販売も、73年を大きく
上回り国民的キャラクターに成長して
行く、初期に「超合金」のブランドを
冠にして発売したのが、このガチャガチャドラえもんです。
まだ、映画化などされるとは子供達は想像もしてない頃の玩具です。
玩具のドラえもんは、見た目79年よりも
73年的な感じがするスタイルと顔で
ヒゲの存在などが大きく、ネコ型ロボット感が強く出て居ます。
四次元ポケットをギミックで再現!
首輪は赤いリボンで本物の鈴が付けられ
四次元ポケットは黄色になっています。
目は活目で瞳が動きますが、経年劣化で
変色していますけども、本来は透明です。
後ろからは頭部の左右に留めネジが在り
ボディも左右に留めネジ、腕も背面側に
も、少し隠れていますがネジが在ります。
ギミックのレバーにもなっている尻尾の
先端にも凹部分の中にネジが1本在ります。
頭部にある丸い部分はカプセルを入れる
押し開き扉になっていて、カプセルで
押すと中に入っていき、また戻る扉式になっています。
扉の上にはカプセルしか入れない事など
注意書きのシールが貼られています。…剥がすものなのかもしれませんが(^^:
*このシールが無い事が中古だと多いので注意ポイントです。
お腹と言うより頭部の中に入った道具の
入ったカプセルは、ポケットの部分を
手前側に開いて、出す事が出来ます。
開くとポケットの中のメカが観れるのが
斬新ですが、設定画に忠実な感じでよく再現されています。
お腹を開いて、尻尾のレバーを引いて
押すと道具の入ったカプセルが頭部から
腹部に落ちて、尻尾のレバーを押すと
カプセルが、コロコロ転がって出てきます。
カプセルは12個付属して、頭部には7個
まで入れる事が出来ます。
ただ、秘密の道具は消しゴムなので
プラ製のカプセル容器と癒着してしまい
現在は、取り出そうとすると道具が破損
する恐れが在るので、開けていません。。。
*再販版を御持ちの方で、癒着を避けたい方は
カプセルから道具の消しゴムは出して保存する
など対処してください。
*ゴム・プラ癒着参考例
ドラえもんの手も、ペタッとくっ付く
設定を活かして、左を磁石に、右は道具
の細い棒状のモノなどを持てるように
切込み型が入っているという、左右違う手になっています。
足裏は凹んでいて、その奥に刻印が在ります。
バランス的には大きな足ですが、超合金
の重さと、ガチャガチャのギミックに
必要な安定を考慮したサイズになっています。
超合金ガチャガチャドラえもんは
1979年版の復刻も出ていますし、リニューアル版も
2005年に発売された楽しい玩具ですので
ドラえもん好きな方には、一家に1台
欲しいガチャガチャだと思います。
43年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
ドラえもんも綺麗で元気に保っています。
■発売 1979年
■当時価格 1550円
■登場作品 ドラえもん
■製品仕様 全長サイズ約10.5cm
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