Introduction of Japanese toys
CICADAMAN(UltraQ)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー255は、ウルトラQの
ガラモンの逆襲に登場する
宇宙怪人セミ人間をM1号が1991年に
発売したソフビのレビューです。
ウルトラQは、1966年1月2日~
1966年7月3日に、TBS系で放送された
円谷プロ製作の空想特撮シリーズです。自然界のバランスが崩れた「アンバランス」と言う
番組に、怪獣の要素をプラスして「ウルトラQ」と
して放送、最高視聴率36.8%を記録します。日本中に怪獣ブームを巻き起こし、雑誌やプラモデル
関連グッズも大ヒットで、テレビ番組のマーチャンとしても
画期的な作品になり、テレビキャラのソフビと言う
ジャンルを定着させる元になります。
■セミ人間が先か?バルタン星人が先か?
セミ人間は、1966年の怪獣ブームの時には
ソフビ化はされなかった宇宙人で
当時は、怪獣の商品化に力を入れて
いたこともあり、ケムール人もソフビ化
されていませんので、セミ人間は1991年に
M1号が、当時発売されなかったキャラとして
当時発売されたバルタン星人のソフビに
似せて、ソフビ化しています。
御存知のファンも多いと思いますが
バルタン星人(1代目)の頭部は
セミ人間の頭部を改造して、造型されています。
近年ではセミ人間よりも、チルソニア遊星人
と記載される事が多い一方で、海外表記は
CICADA(セミ)MANと表記されています。
セミ人間を前から観ると
バルタン星人ぽい顔に、スーツ
なので、スリムですが違和感があります(^^:
赤い目なども顔や頭部は
当時のバルタン星人ソフビの
同じ部分を、サイズ的にも残した感じです。
スーツは、作中では透明
なので、シルバーが軽く吹かれています。
ネクタイの部分は、ブルー
メタリックが吹かれていて
ネクタイのシワまで、造型されています。
靴もくつ紐なども造型され
ブルーメタリックが吹かれて
いて、宇宙人らしさを出しています。
セミ人間をサイドから見ると
更に、頭部とスーツのマッチング
は、良い意味で違和感があります(^^:
手首から先は小さいサイズになっています。
セミ人間を後ろから見ると
手足が細いのが解るアングルです。
後頭部のパターンは
バルタン星人よりも、ある意味リアルです。
刻印はスーツの腰下の部分に入って居ます。
(C)円谷プロ 1991
(M1号) JAPAN
の刻印が凹モールドで入って居ます。
足の裏には、何も記載はありません。
既に29年を超え30年近くなっても
メンテナンスの御蔭で、セミ人間は綺麗に保っています。
宇宙怪人セミ人間 身長:1.8メートル チルソニア遊星人Q ●武器・能力 変身能力 ガラモンを操る。 人間体・義那道夫 デザイン・成田 亨 透明な背広・高山良策 |
■セミ人間・カラ―バリエーション
セミ人間 1期 茶色包 3000円 *ミニケムール人オレンジ付 1991年
セミ人間 2期 黄緑 3000円 *ミニケムール人青付 1991年
■メーカー・ M1号 ■発売・Sales Year 1991年 ■当時価格 3000円 ■登場作品 ウルトラQ(1966年) ■製品仕様 全長サイズ 約22㎝ |
ウルトラQ_パスケース ASIN: B0844WD949 詳しく見る。 |