リアル磁力で引き寄せた大ヒット玩具!
Introduction of Japanese toys
JEEG ROBOT
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー35は、1975年10月5日
日曜18:25~NET(現テレビ朝日)系
で放送されたアニメ番組鋼鉄ジーグを
タカラが、マグネモシリーズとして
発売した玩具のレビューです。
It is a Japanese animation program of 1975.
巨大ロボットスパロボに分類されますが
サイボーグの主人公司馬 宙が変身して
頭部のパーツになり、他の体のパーツと
合体して、鋼鉄ジーグになると言う
変身と合体の合わせ技なので、他に類が無く
ロボットと言い切るにも、少し戸惑いま
すし身長も10mと巨大…でもない存在です。
鋼鉄ジーグの玩具は、ポピーの超合金に
対抗したタカラのシリーズでした。
ダイキャスト合金は少なく、プラ製の
部分が多いのですが、磁石で体が合体
するアイディアは、テレビ作品の磁力
の力で鋼鉄ジーグになる部分と、合致
したのが子供達に受けて、大ヒット商品になりました。
鋼鉄ジーグのボディの磁石で頭部、腕、足が合体します。
背面は腰の後ろに、腹部のスピンス
トームにはめたミサイル?を発射するレバーが在り
その上下の穴にも、付属パーツなどを
差し込む機能も兼ね備えていました。
手首から先は、マジンガーZのロケット
パンチに近い武器ナックルパンチとして飛び出します。
ですが、子供は*ナックルボンバー!と
言って遊んでいた子供が多いと思います。
*ナックルボンバーは、両手を組んだ手首が
1つになって飛んでいくジーグの得意技。
上の写真は4枚が当時のオリジナルです
が1998年復刻版(上右)の方も観ていきます。
略当時と同じですけども、パンツ?の
*水色が少し濃く、ドリルパーツ先端が
少し丸い感じになっています。
*アニメのジーグは白(銀)色で青くもない。
ドリルパーツなどは、ビッグシューター
から打ち出されビルドチェンジ(パーツ
交換)をしますが、この玩具では背中
にも付属のパーツで、写真のように装着する事が出来ます。
鋼鉄ジーグの腕や足などのパーツは
磁石での脱着が可能なので、いろいろなパターンに交換が出来ます。
また別売りのパーンサロイドセットを
使うと、下半身が馬のような形体など
にも変わりマリンスタイルなども発売されていました。
ビッグシューター 鋼鉄ジーグ用パーツ射出機。 |
足の裏は刻印とネジ穴で、立たせる為に
アニメの足よりも、足底の面は広く造られています。
鋼鉄ジーグの箱は復刻版ですが、右上に
シールが貼られているだけで、特に変わらないと思います。
45年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
鋼鉄ジーグも綺麗で元気に保っています。
鋼鉄ジーグ 身長10m、体重2.5t 出力75万馬力 サイボーグ司馬宙が磁流波エネルギーで頭部に変形。 ジ―グの名前 武装・技 ジーグビーム 目から出す破壊光線。 オプション武装 マッハドリル、ジーグバズーカ、ジーグバックラー、アースパーツ |
■発売・Sales Year 1975年 復刻版1998年
■当時価格 1400円 復刻版3980円
■登場作品 鋼鉄ジーグ(JEEG ROBOT)
■製品仕様 全長サイズ約16cm