リアル磁力で引き寄せた大ヒット玩具!
Introduction of Japanese toys
JEEG ROBOT
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー35は、1975年10月5日
日曜18:25~NET(現テレビ朝日)系
で放送されたアニメ番組鋼鉄ジーグを
タカラが、マグネモシリーズとして
発売した玩具のレビューです。
It is a Japanese animation program of 1975.
HBR-9の動画・マグネモ・鋼鉄ジーグ【VSグレンダイザー】マグネットパワーで大ヒット!
*ブラウザなどで読み込みが遅い場合は画面下「YouTubu」の文字をクリックして別ウインドゥでの視聴を御薦めします。
鋼鉄ジーグ
1975年10月5日~1976年8月29日 全46話
NET(現・テレビ朝日)系 毎週日曜日18時00分
サイボーグの主人公が変形した頭部パーツに
磁石の力で体の各種パーツが合体して戦うと
言う、変わった設定で、ロボットなのかも
判断が難しい存在ですが、一応スーパーロボットに分類されています。東映作品で、永井豪原作である事から
イタリアでUFOロボグレンダイザー
(UFO Robot Goldrake)の大ヒットの
続く翌年に放送されたのが
鋼鉄ジーグ(Jeeg robot d’acciaio)で、空前の大ヒットになる。グレートマジンガーや、マジンガーZは
その後に放送された事から、知名度や
人気が放送順になってしまい、日本とは異なる作品です。
巨大ロボットスパロボに分類されますが
サイボーグの主人公司馬 宙が変身して
頭部のパーツになり、他の体のパーツと
合体して、鋼鉄ジーグになると言う
変身と合体の合わせ技なので、他の作品には類が無く
ロボットと言い切るにも、少し戸惑いま
すし、身長も10mと巨大…でもない異質な存在です。
鋼鉄ジーグの玩具は、ポピーの超合金に
対抗したタカラのロボットアニメ玩具シリーズでした。
ダイキャスト合金は少なく、プラ製の
部分が多いのですが、磁石で体が合体
するアイディアは、テレビ作品の磁力
の力で鋼鉄ジーグになる部分と、合致
したのが子供達に受けて、異例の大ヒット商品になりました。
鋼鉄ジーグのボディの磁石で頭部、腕、足の5箇所が合体します。
背面は腰の後ろに、腹部のスピンス
トームにはめたミサイル?を発射するレバーが在ります。
その上下の穴にも、付属パーツなどを
差し込む機能も、本来留めるネジ穴ですが兼ね備えていました。
手首から先は、マジンガーZのロケット
パンチに近い武器ナックルパンチとして飛び出します。
ですが、子供は*ナックルボンバー!と
言って遊んでいた子供が多いと思います。
*ナックルボンバーは、両手を組んだ手首が
1つになって飛んでいくジーグの得意技です。
上の写真は4枚が当時のオリジナルです
けども、1998年復刻版(上右)の方も観ていきます。
略当時と同じですけども、パンツ?の
*水色が少し濃く、ドリルパーツ先端が
少し丸い感じで安全に配慮されています。
*アニメのジーグは白(銀)色で青系でもないのですが・・・。
ドリルパーツなどは、ビッグシューター
から打ち出されビルドチェンジ(パーツ
交換)をしますが、この玩具では背中
にも付属のパーツで、写真のように装着する事が出来ます。
鋼鉄ジーグの腕や足などのパーツは
磁石での脱着が可能なので、いろいろなパターンに交換が出来ます。
また別売りのパーンサロイドセットを
使うと、下半身が馬のような形体など
にも変わり、マリンスタイルなどの種類も発売されていました。
ビッグシューター 鋼鉄ジーグ用パーツ射出専用機。 |
足の裏は刻印とネジ穴で、立たせる為に
アニメの足よりも、足底の面は広く造られています。
鋼鉄ジーグの箱は復刻版ですが、右上に
シールが貼られているだけで、特に変わらないと思います。
45年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
鋼鉄ジーグも綺麗で元気に保っています。
鋼鉄ジーグ 身長10m、体重2.5t 出力75万馬力 サイボーグ司馬宙が磁流波エネルギーで頭部に変形。 ジ―グの名前 武装・技 ジーグビーム 目から出す破壊光線。 オプション武装 マッハドリル、ジーグバズーカ、ジーグバックラー、アースパーツ |
■メーカー・MAKER タカラ・TAKARA ■発売・Sales Year 1975年 (復刻版1998年) ■当時価格 1400円 復刻版3980円 ■登場作品 鋼鉄ジーグ(JEEG ROBOT) ■製品仕様 全長サイズ約16cm |