ウルトラマンシャドー・バンダイ【589】

Introduction of Japanese toys
ULTRAMAN SHADOW（ULTRAMAN　ZEARTH）

ホビービルドプラスの宇宙九太です。

玩具レビュー589は、劇場用作品
ウルトラマンゼアス2超人大戦
光と影に登場する宇宙戦闘ロボット
ウルトラマンシャドーのソフビのレビューです。

ウルトラマンゼアス2超人大戦・光と影

 

公開 1997年4月12日

制作会社 円谷プロダクション
製作会社 電通　　配給 松竹

ウルトラシリーズ初の完全新作の劇場映画
オリジナルの新ウルトラマンとして製作された1作目ゼアスの続編です。

電通の協力で、出光のガソリン名を名前にしたのがゼアスです。

敵のベンゼン星人もガソリンの化学物質からの
ネーミングになっていて、とんねるずの2人が
1作目に登場し、変身する朝日勝人も当時の
とんねるずのマネージャー関口正晴が演じています。

第二作は、隊長に森次晃嗣が出演し
黒部進、団時朗、ひし美ゆり子
桜井浩子、二瓶正也、西條康彦
毒蝮三太夫などが、ゲスト出演して
いる、1.2期のウルトラマンファンへの
サービスもあり、デジタルカネゴンや
ミラクロン、など、過去の人気怪獣を
ベースにした新怪獣も登場しました。

また関連グッズやウルトラマンゼアス以外は
劇場作品なので期間が短い事からも
数が少なく、再販も無い怪獣や星人が多く
プレミアが付き始めています。

■宇宙戦闘ロボットウルトラマンシャドー

ウルトラマンシャドーは、初の「ニセ」
と言う意味ではない、悪いウルトラマン
として登場し、スーツも過去のニセは
古くなったスーツの再利用や、そのまま
のアストラのような使い方でしたが

ウルトラマンシャドーは、マスクのベース
などは、ゼアスですが、スーツとして
新しくウルトラマンシャドーとして1から
造られた、わるいウルトラマンでもあります。

また、設定的には戦闘ロボットですが
目が壊れる表現以外は、特にゼアス
と変わらないウルトラマンとして動きます。

何故か？対ゼアスの為に造ったのに
カラータイマーもあり、狙われると
防御装置が働くのですが・・・
元々、弱点になるようなモノは無くて
よかったような気もしますが・・・

基本わるいウルトラマンに見える事が
重要で、当初はシルバーとブラックで
考えられていましたが、ゼアスよりも
カッコよく見えてしまうのでNGになっています。

厳密には、ウルトラマンシャドーのブラック
は、濃紺が正しいそうですが玩具では
まずブラックになっています。

ウルトラマンシャドーを前から観ると
ブラックと、イエローの2色で、かなり
特異なウルトラマンなのを、今見ても感じます。

厳密のはゴールドと、濃紺の2色スーツです。

ゼアスのボディのパターンはV字ですが
矢印型になっているのも、宇宙船ヤマト
のコスモタイガー隊員服に見えてしまいます（＾＾：

本来は、もう少し矢印ではなくイカリのようなアールです。

膝のパターンもゼアスと異なりひし形です。

目は、初代ウルトラマンに登場した
ザラブ星人のニセ・ウルトラマンの
ように尖った目で、赤い目で、クチが
イエローで、カラータイマーもイエローです。

ウルトラマンシャドーをサイドから
見ると、元々ウルトラマンゼアスの
耳は、尖っているので、そのままで
後頭部の首近くに突起があり、マスクの頭頂にも後方へ尖った部分があります。

ソフビなのに、この突起の多さは
よく略さずに造形したと思います。

ウルトラマンシャドーを後ろから見ると
背中の半円をセンターで、合わせた
ようなデザインで、腰が細く足が
かなり長いソフビなのが解ります。

マスクと首の段差なども、よく造形されています。

ウルトラマンシャドーの可動は腕の
付け根と、腰の関着が動きます。

ウルトラマンシャドーの足の裏（下）には

左足には
（C）円谷プロ
ウルトラマンシャドー

右足には

BANDAI　1997
MEDE　IN　CHINA
55908

と刻印されています。

ウルトラマンシャドーの箱もブラック
が、多く、白黒のゼブラです。

当時のNOは「26」でした。

今からすると、サイズ的にも
大きく箱に入って６００円
なのは贅沢に見えてしまいます。

ウルトラマンシャドーのタグは紙製の1枚です。

26年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
ウルトラマンシャドーも箱やカードも綺麗で元気に保っています。

ウルトラマンシャドー アルティメットルミナス 究極円谷怪獣博覧会 バンダイ(BANDAI)　ASIN ‎B093D7KFHS 詳しく見る。