チョロQ・いすゞべレットGTR【105】

Japanese car deformed toy
Isuzu BELLETT GTR

チョロQベレGの魅力!

ホビービルドプラス宇宙九太です。

今回の玩具レビュー105は、タカラが2003年に
チョロQシリーズで発売したいすゞべレットGTRです。

チョロQとは、タカラのディフォルメした
クルマが、プルバック動力で走るミニカーです。
*主にクルマですがクルマ以外のモノもトミカ同様に少数ですが商品化していました。

チョロQはタカラ(タカラトミー)で販売されていた
シリーズの展開を、残念ながら2009年で販売終了しました。

その後は、外観はチョロQに近いリモコン付きの玩具が
チョロQZeroとして関連会社のトミーテックから販売されています。

 いすゞべレットGTRとは

いすゞべレットGT-Rは、通称ベレG(ベレジー)
言われ、特にRは多くのクルマ好きから別格の扱いを受けたクルマです。

GT-Rは最上位モデルですが、厳密にはベレット
正式名称は、前期型が「GTR」で
1970年のマイナーチェンジ後は「GT typeR」に
なっています。

殆どが、ベレGのRで通じますが(^^:

今では、いすゞ普通車を作っていた事も知らない
方が、多いかもしれませんけども
GT(ジー・ティー・グランツーリスモ)と言う
クラス名を着けた日本で最初のクルマでもあります。

今回は、チョロQが2003年に発売した
箱入り販売のベレット・GTRです。

横から見ると、べレGの特徴は薄く
ふつうのクラスのクルマとの判断が難しいですが・・・
車体では、唯一後方の傾斜のアール
べレGぽいラインとして再現されています。

ホイールは、このサイズとコストで
べレGに合うタイプになっているのは
嬉しい採用のチョイスです。

また玩具としては、窓枠が黒なのが
このチョロQでの面白いポイントです。

斜め後ろから見ると、バンパー上の
リアフェンダーの特徴あるモールドの
ライン
を出そうとしてるのが解ります。
が・・・リアフェンダーのタイヤハウスの
上部ラインから水平なので…
チョロQタイヤでは、無理があります(^^:

後ろから見ると、コインを挟むリアプレートは
ブラックグリーンのRの文字で
No.61も同じグリーンで入っています。

フロントから見ると、もっともべレGぽい
スタイルで見えます。
またRの特徴でもあるボンネットがブラック
ナンバープレートの左右に在るフォグランプを
窓と同じクリアブラックで表現しています。

勿論、実車のフォグランプはイエローですが
オレンジよりも、差別化してる意識が感じ取れます。

裏から見ると、クリアブラックボディ
オレンジを塗装しているのが解ります。

つまりオレンジとボンネットも
ブラックに塗っているというコストと
手間のかかる方法になっています。

 べレGチョロQは他にも

・箱入りのチョロQ ノスタルジック スポーツカー

・昭和の街道スター列伝
 チョロQコレクターブックNO.2 ベレットGTR

・チョロQ 70’s SPORTS CARS いすゞ ベレットGTR

・QQQPACK(2004)・ちびっこチョロQ

などで、グリーン、イエロー、ブルーメタリック
シルバー GTR レーシング99

などのバリエーションが在る人気車種でした。

いすゞ・ベレットGTR

乗車定員 4名
ボディタイプ 2ドアクーペ
車両全長 4005mm
車両全巾 1495mm
車両全高 1335mm
ホイールベース 2350mm
トレッド(前) 1260mm
トレッド(後) 1240mm
最低地上高 160mm

ボディタイプ 2ドアクーペ
駆動方式 FR
ホイールベース 2,350mm
車両重量 970kg
路上最高速度 190km/h

エンジン 

ミクニ製ソレックスキャブ2連装の1,600ccDOHC
水冷4サイクル直列頭上弁式
変速機 前進4段 オールシンクロ

最高出力(PS/rpm) 120/6400
最大トルク(kgm/rpm) 14.5/5000

13年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
べレットGTR綺麗元気に保っています

■メーカー・MAKER タカラ・トミー
■発売・Sales Year  2003年 NO.61
■当時価格 367円(税込)
■製品仕様 全長サイズ約4.8cm