チャンドラー・ウルトラ怪獣ソフビ【294】

Introduction of Japanese toys
CHANDLAR（Ultraman）

ホビービルドプラスの宇宙九太です。

玩具レビュー294は、ウルトラマンの
第8話「怪獣無法地帯」に登場する
有翼怪獣チャンドラーのB-CLUB（復刻版）ソフビのレビューです。

ウルトラマン
1966年7月17日～1967年4月9日
　
TBS系で放送された円谷プロ製作の空想特撮シリーズです。

放送当時はウルトラQシリーズの中のウルトラマン
として放送された為に、オープニングではウルトラQの
文字が回転して、その中からウルトラマンという
文字が出て来るタイトルが残ります。

怪獣ブームを巻き起こし、最高視聴率42.8％を記録
50年以上前の子供番組ですが、今でも知らない人は
居ないと言う程の日本を代表するメジャーキャラで番組です。

 ■トーナメント怪獣チャンドラー

チャンドラーは、ファンには有名な
ウルトラQのペギラの頭部や色を変えた
改造怪獣として、ウルトラマンに
登場して、レッドキングと対決し敗れて去ります。

この対決は、子供的には
ペギラ対レッドキングの夢の対決を
叶えているようなモノで

ゴジラ対ウルトラマンの
ジラース戦と同じ見方も出来ます。

もう1つは、ウルトラQの代表の
2足怪獣対決として、ウルトラQと
ウルトラマンの交代劇としても見られます。

ですが、大人の事情的には
ウルトラマンは、合成やカラー化で
大幅に予算を喰う為に、小さなスタジオ
で撮影していた為に、ウルトラマンは
1体の怪獣としか戦えないと言う
スタジオのサイズ（*カメラ引き）の
問題から、トーナメントで勝った
怪獣と戦っているので、アボラスと
バニラも勝った方だけが、ウルトラマンと戦う事が出来ました。

*複数名～の集合写真を撮る時に
カメラの人が後ろに下がり距離を取る
ように、多い程被写体とレンズの距離が必要。
帰ってきたウルトラマンは、東宝の
大きなスタジオを使用・改造した少し
大きなスタジオで、2体以上と戦えるようになる。

■兄弟か？他人か？

ペギラとチャンドラーは、兄弟怪獣と
設定に記載される事もあります。

一方で、他人の空似の空似と記載
される設定もあります。

他人って・・・(^^:

ですが、近年ではペギラの変異体
または個体差である。との説が追加
されています。

じゃ～、ペギラⅡじゃん。(^^:

夢のある…怪獣ですが、ソフビは
頭部の目つきも、かなりキツイ
強そうな顔つきに変更されていますが
首から下は同じパーツで構成されています。

チャンドラーを前から観ると、ペギラと
首から下は全く同じです(^^:

口の中は、ペギラと異なり
「歯」があります。

牙も前方向に突き出た感じで
ペギラと異なって居ます。

また目が怖い感じに造形され
塗装されています。

目の塗装は、角度によっては
クリアパーツでも入れたのか？と
思える光沢の塗装になつています。

牙の角度も解るアングルだと思います。

チャンドラーをサイドから見ると
ペギラと同じく、良い意味での
幼児体形のお腹です。

足や、足首が大きいのも
マルサン初期に多い足のままで
イボ？の位置も全てペギラと同じです。

チャンドラーを後ろから見ると
全体的にシルバーが吹かれています。

尻尾は、少し左側に寄った位置に着いています。

チャンドラーの可動は、首と
手（ボディとの付根）が可動し
足の付根が可動しますが尻尾は可動しません。

チャンドラーの足の裏（下）には
右足に凹モールドでブルマァクの
刻印があり、上に（C)円谷プロと
入って居て、刻印の下にバンダイの文字が入って居ます。

左側には、旧・マルサンの跡で
横にスリッドが凹モールドで入っています。

22年を超えても、チャンドラーも
メンテナンスの御蔭で綺麗に保っています。

■　チャンドラー　ラインナップ　

●マルサン

チャンドラー　（レッド）　銀吹　　1966年　350円
チャンドラー　（オレンジ）赤吹少　1966年　350円
チャンドラー　（オレンジ）赤吹　　1966年　350円

●ブルマァク

チャンドラー　（オレンジ）赤銀吹少　　　1969年　350円
チャンドラー　（オレンジ）赤銀緑銀吹少　1975年　350円

●バンダイ・復刻

チャンドラー　（ブルー）銀吹　　　1998年　4800円
チャンドラー　（茶色）青銀吹　　　2012年　6500円
チャンドラー　（薄茶）茶吹　　　　2013年　6300円

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