Introduction of Japanese toys
Tezuka Osamu Game NO.17
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー293は、エポック社から
1977年~に発売された折り畳み式の
ミニボードゲーム「まんがゲームシリーズ」
のラインナップ、NO.17
手塚治虫のSF未来世界ゲームについてのレビューです。
エポック社 まんがゲームシリーズ
1977年~1981年に、人気まんが家が
考えたと言う売りのミニボードゲームでまんがの人気「キャラクター」が版権元の
出版社との使用料で合う場合はキャラ名や
キャラの画が使用されていますが金額的に難しい場合は、まんが家のみ
だったり「らしいキャラ」で構成されたゲームです。基本的には左上にあるミニルーレットで
転回するゲームで、ボードが2つ折になり
中にコマなどが収納できて、BOOK型として
本棚に仕舞えると言うキャッチコピーです。
■まんがゲームとまんが家ゲーム
まんがゲームは、今でも企画は画期的に
思えるゲームでしたが、大半の子供は
まんがゲームでは無くて
「まんが家ゲーム」と呼んでいました。
ゲームの内容は様々ですが、ゲーム自体は
ボードゲームで、「まんが」のゲームでは
無くて、人気のまんが家が考えたと言う
コンセプトが売りなゲームで、実質的にも
まんが家ゲームだったので、今でも
まんが家ゲームとか、まんが家のゲームと言う言い方がされます。
■まんがのキャラ・アトムは居ない。
まんがのキャラクターも、予算的に
使用できる場合と、出来て無い場合が
あって、まんがのキャラが使用されてないと
更に、まんが家ゲームな訳です(^^:
NO.1の矢口高雄の釣りゲームは
釣りキチ三平なので、解りますが
NO.2の横山光輝の競馬ゲームなどは
鉄人28号や、三国志では無く
当時の横山光輝さんの競馬馬の話題から
のゲーム化だったりして、なかなか
人気が高いまんが家のキャラ程使えない形になっていました。
NO.6のちばてつやの野球ゲームも
今からすると、あしたのジョーの
ボクシングゲームなら解ると思いますが
「ちかいの魔球」を連想できる人が少ないと思います。
手塚治虫でも、SFなのに鉄腕アトムが
居ないで、マグマ大使でも無く
魔神ガロンが使われていますし
0マンや、未来人カオスなどが使用されています。
ゲーム内容との関連も難しい部分と
ゲームウオッチ~スペースインベーダー
のブーム、ファミコンの登場で
後半はリリース時期が長く間が空き
キャラを投入して行きますが
NO.27で終了してしまいます。
手塚治虫のSF未来世界ゲーム
パッケージは、SF・・・では
無いですが、当時の手塚治虫の
漫画で1番人気のブラック・ジャックを
メインにしています。
ただ、当時でも手塚治虫先生は
別格で、「手塚治虫」と言う
ネームが、ブランドだったので
このゲームを買った人は
タイトルのSF未来世界ゲームではなく
「手塚治虫の~」で買っている方が大半だと思います。
手塚治虫のSF未来世界ゲームを
箱から出すと、半分から開くと
ボードが展開し、ファンには
手塚キャラが、配置されている
楽しいボードになっています。
ルーレットの右が、魔神ガロン
その右が、未来人カオスで
右上の角がW3(ワンダースリー)
で、SFの作品を並べています。
中央左は、ブラックジャックと
ピノコ、右側にどろろと百鬼丸
左下はバンパイヤだと思います?(^^:
センターが三つ目が通るで、写楽や
ヒゲオヤジの顔が見えます。
右下は0マン、リッキーで
四つ角(ルーレットは避けて)黄色
緑、青、赤のポジションが在ります。
手塚治虫のSF未来世界ゲームの
4色のコマ(プレーヤー)です。
厚紙のキャラを上から挟んでいる
だけですが、厚紙部分を持っても外れはしません。
プレーヤーは4名まで在って
4色に色分けされています。
丸いカードは、6名のキャラで
百鬼丸、ピノコ、ブラックジャック
カオス、どろろ、写楽で、見方に選ぶ事が出来ます。
手塚治虫のSF未来世界ゲームの
見方を選ぶ「見方指令カード」です。
表側は手塚治虫先生のキャラで統一されています。
上は、ボードのSFゾーンに入ると使う
SFゾーンカードです。
ヒョウタンツギの1回休みも
ショックですが、オムカエデゴンスが
出ると、スタートに戻る絶望的なカードになっていました。
40年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
まんがゲームシリーズのフレームも綺麗で
紙の部分も元気に保っています。
■キャラまんが連載期間
0マン 1959年~1960年(週刊少年サンデー)
三つ目がとおる 1974年~1978年(週刊少年マガジン)
ブラック・ジャック 1973年 ~1983年(週刊少年チャンピオン)
未来人カオス 1978年~1979年(少年マガジン)
魔神ガロン 1959年~1962年(冒険王)
どろろ 1967年~ら1968年(週刊少年サンデー)
バンパイヤ 1966年~1967年(週刊少年サンデー)
W3ワンダースリー 1965年~1966年(週刊少年マガジン・ 週刊少年サンデー)
■メーカー・発売元 エポック社
■発売・Sales Year 1978年~
■当時価格 700円
■製品仕様 約・縦255mm×横140mm×厚さ35mm
手塚治虫作品フィギュア 生誕90周年記念 PVC製 ASIN : B07Z7YFJW2 詳しく見る。 |