Introduction of Japanese toys
MINI MACHINE MAN(Tin robot)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー272は、増田屋が
1950年代に販売していたブリキ
ロボットを、ミニサイズで自社が
日本製に拘り販売した玩具の1つ
ミニ・マシーンマンのレビューです。
■世界最高の価格のブリキロボットマシーンマン
1950年代のメイドイン・ジャパンの
玩具は80年代~90年代に、プレミア価格が付くようになり
その中でも、日本の*増田屋の
ブリキ玩具は質が高く、世界の
コレクターに人気で、マシーンマン
は、オークションで500~600万円から
の入札になる程、高級車、新車を
越える価格で取引されるアンティークトイの1つです。
その為に、簡単にオリジナルを
手にする事は難しくなったので
小型にして、増田屋が海外製造玩具が
多い中で、日本製に拘り製造し
販売したのがミニ・マシーンマンです。
*増田屋
300年以上続く日本の玩具メーカー
ラジコンと言うのも、本来増田屋の登録商標で
ミルクのみ人形や、ブリキ玩具
ピコピコハンマーと言われるKOハンマーなど
多くの玩具を販売いていて、過去に販売したブリキ玩具などの
コレクションの展示などもにも力を入れているメーカーです。
ミニ・マシーンマンを前から見ると
オリジナルの見た目を頑張って
再現しているのがよく解ります。
オリジナルは、ヘソ?に金具があり
腕にもラインが数本が入っています。
頭部のTOPの金属パーツがプリント
なのが、やや異なりますが
写真よりも、直接見るとブリキの
輝きがあるので、小さくて可愛い
ブリキロボットとしての存在感はあります。
ミニ・マシーンマンをサイドから見ると
腕にイエローとブラックのラインが
数本入って居るのが略されているのが残念です。
指と言うか?手首から先の「C」型の
分部も、オリジナルは腕のパーツと
一体化で厚みがありますが、ミニは
薄い「C」の指?の形になっています。
また腕のボディの付根の半球体も
オリジナルはシルバーです。
ミニ・マシーンマンを後ろから見ると
シンプルですが、縦に4本の凸モールド
が入って居る様子は、オリジナルと
同じで、ブリキロボットらしい雰囲気
が滲み出ています。
オリジナルは、更にモールドの下に
横位置に排気ダクトのようなスリッドが
造型されていますが、ミニでは略されています。
ミニ・マシーンマンの可動は、
ゼンマイにより走行(歩行?)します。
オリジナルは電池で、進行方向も
変えられると言うアクションギミックが売りのロボットでした。
ミニ・マシーンマンの足の裏(下)は
黄色いコマが4つ在り、大きな2つが
駆動輪で、小さい2つは補助輪になっています。
刻印は増田屋のマーク
MADE IN JAPAN
(C)MASUDAYA
CORP.
1997
と、入っています。
・・・この底はプラ製なので、やや残念な部分になっています。
ミニ・マシーンマンは、ブリスターが
多い時代に、箱で発売されました。
箱の横には、北原照久氏の推薦
コメントが掲載されています。
また単品売り以外に5人のギャングとして
セット売り販売もされました。
■ 5人のギャング(THE GANG OF FIVE)
マシーンマン(レッド)
ソニックロボット(頭ブラック・体レッド)
ターゲットロボット(ブルーメタリック)
ノンストップ ラベンダーロボ(パープル)
ラジコンロボット(グレー)
*ロボット名はオリジナルですが
全てミニの復刻セット。(5体1箱セット)
復刻ですが、既に26年を超えても
ミニ・マシーンマンはメンテナンスの御蔭で箱も綺麗に保っています。
■メーカー・増田屋コーポレーション(MASUDAYA COLLECTION)MADE IN JAPAN
■発売・Sales Year 復刻・1997年 元・1950年代
■当時価格 1500円
■製品仕様 全長サイズ 約12㎝
ミニターゲットロボット 増田屋コーポレーション ASIN B002OAYU0U 詳しく見る。 |