33年後に、帰ってきたトミカ!
Introduction of Japanese toys
Return of Ultraman MAT-VEHICLE
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー83は、帰ってきたウルトラマン
に登場する、マットビハイクルです。
円谷プロ40周年記念に限定発売されたトミカ
なので、2004年のトミカケースや、番号で
ラインナップはされず、少し専門的な店舗な
どで販売されました。
マットカーとマットビハイクルは同じ!?
2001年にバンダイが、キャラウィ―ルから
発売したマットビハイクルを受けて、2004年
にトミカも、赤ラインやMATマークを当時の
シール(封入シールを自分で貼る)から
タンポ印刷に変えて発売しました。
なので、ミニカーとしての印象は違うモノと
言えるくらい違いますし、復刻版と言われる
事も解るのですが、コスモスポーツとマット
ビハイクルを別のクルマのミニカーとする
ならば、当時の商品名は↑「ウルトラマン
マットカー」でしたので、復刻版と言うより
も、33年後に発売された新商品の%が強いと思います。
マットビハイクルのベースは、マツダの
コスモスポーツで、トミカも同じく
1968年のマツダ、コスモ・スポーツの
ミニカーから、1971年のテレビ放送開始後に
マットカーを発売しています。
なので、当時のマットカーの箱などの販売
ナンバーはNO.75番ですが、車体真下のには
COSMO SPORT NO.16と入っていました。
今回の2004年版マットビハイクルは限定で
ナンバーは在りませんけども、ベース部分には
NO.16後に*盛り埋めされ入れられたNO.45の
ナンバーが刻まれていますので、ベースは昔の
トミカなのが解ります。*楕円が盛埋め部分。
2004年版を横から観るとMATマークも難しい
表面に綺麗にタンポ印刷されています。
驚くのはフロントフェンダーにあるウインカー
にもオレンジが入れられています。
ホイールも、ミニカーマニアには10D系と言わ
れる小径ホイールが仕様されています。
これは当時とは異なりますが…どちらが良いか
は微妙なところです。
*マットビハイクルは劇中初期にはFフェンダー
ウインカーが丸型のも登場しています。
このミニカーで最も驚く箇所、前から観ると
マツダの当時のマークのエンブレムと、その
横にあるコスモスモスポーツの文字までが再現
してあるのには脱帽です。
リアも、MAZDAの文字、赤線、MATの文字
ブレーキ・ウインカーランプなどが再現されて
いて、このサイズでは言う事なしの仕上がりです。
*MAZDAの文字文字は凸モールドです。
斜め後ろから観ると、リアウインドゥ上の
メッキフレームも再現されていて、何より
当時は、バンパー下は塗装されて無かった
のと、赤ラインのシールも前だけだったので
まったく違うリアルな印象です。
真上からみても、綺麗なマットビハイクルの
姿で、トランクのMAT文字も少し小さいですが
リアウイングの無い状態のマットビハイクル
を、見事に再現しています。
何より、この2004年版のマットビハイクルを
タンポ印刷と同様に、縁の下から輝かせている
のが、当時と同じベースを使用してるのに
まったく違う姿にしてる、前後の塗装です。
前の部分の上ボディと下のベースの結合ライン
は、フロントバンパーの上側で当時はバンパー
の下は全部金属でした。
リアも同じくバンパーから下はベースと同じ
金属のままでしたけども2004年は両バンパー
下をボディカラーで塗装して、フロントタイヤ
の前に塗装により境を作って(見せて)います。
箱は当時とは違う写真で右下に40周年の文字
と円谷プロのマークが入って居いて、ナンバー
は無く、ウルトラマンの文字も在りません。
版権モノでタンポ印刷を多用しキャラウィ―ル
よりも安い500円で販売出来たのも、トミカが
元々コスモスポーツを、シッカリ2004年でも
通じる造形で販売していたベースが在るからで
33年経っても使える造形技術と、この価格で
限定でも販売してくれた事に感謝したい1台です。
16年経っていますが、メンテナンスの
御蔭で、マットビハイクルも元気で綺麗です。
マツダ・コスモスポーツ 販売年1967年~1972年 乗車定員 2人 エンジン 10A型 最高出力 110PS(L10A) 128PS(L10B) 最大トルク 変速機 4速MT(前期)5速MT(後期) サスペンション 全長 4,140mm(前期) デザイン 小林平治 |
■発売・Sales Year 2004年3月
■当時価格 500円+税
■登場作品 帰ってきたウルトラマン
■製品仕様 全長サイズ約7cm×3cm
帰ってきたウルトラマン& MAT スーツデザイン手帳型ケース ASIN B08GNZRNQC 詳しく見る。 |