Introduction of Japanese toys
Robot hack(Captain Ultraman)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー176は、キャプテンウルトラ
に登場するマーミットのビニパラ金剛
塗装済完成品のソフビ
ロボット「ハック」のレビューです。
HBR-9の動画・ハック【ロケット砲・発射!】成田デザイン初のウルトラSロボット?
*ブラウザなどで読み込みが遅い場合は画面下「YouTubu」の文字をクリックして別ウインドゥでの視聴を御薦めします。
キャプテンウルトラ
1967年4月16日 ~ 9月24日ウルトラマンの特撮がスケジュール的に難しく
一端中止して、ウルトラセブンまでの間の半年を
別会社の東映がTBS日曜夜7:00の枠を担当した
特撮ドラマで、宇宙を舞台にしたストーリーでした。宇宙ステーションシルバースターのパトロール隊の
活躍を描いた作品で番組自体はロケが無く、現在の街なども出ない
宇宙のみの話だったり、主役は変身しない事から
明らかにウルトラマンよりも子供のトーンは下がった作品でしたけどもキャプテンと共に宇宙人や怪獣と戦うロボットの
ハックは、その中でもウルトラマンに無いキャラで
子供に人気のロボットでした。
■ホンニョゴニョンなロボット
言い方としては「ホンニョコニョ~ン」と言う
ように発する、ハックの独特な言葉で。
アニメやブースカなどから、子供受けに
設定された言葉で、キャラ的に表情が無いので
感情表現にも利用されたましたが・・・
あまり子供には流行りませんでした。
そもそも感情が在るのが、今的には凄いです(^^:
■ロボコンの先祖
ハックは、今からするとレトロな昭和ロボ
ですが、当時もアニメや漫画にロボットは
出て来ますし、ウルトラQにもガラモンは
出ますが、ピグモンという生物に移行出来る
容姿でしたので、ロボット的な容姿で
実写で活躍するロボットとしては
子供が初めてカラーで目にするロボット
でありスーツアクターが入って動かすロボットでした。
ウルトラセブンに、キングジョーや
ユートムなどの動きをセーブした
ロボットは登場しますが、軽快に芝居する
ロボコンや仲間、ガンツ先生などのスーツに
ハックのスーツは、様々な継続・改良の
元になっている東映ロボットの貴重な先祖でもあり
今も、当時世代にはキャプテンよりも
好きだと言うファンが多く居て
今回のソフビの価格も、3~4倍もの
プレミア価格になっていて
商品化も、形やサイズ、メーカーを変えて
継続される人気のロボットです。
ハックを前から観ると、銀色のボディで
フォルム自体は、アニメレンボ―戦隊
ロビンのペガサスのロケット型で
当時の宇宙的なロボットです。
*ペガサスはロケットに変形する。
絶妙なラインを、ソフビでよく再現
していて、良い意味で作中のハックを超えて居ます。
ハックの顔も、塗装済完成品として
とても凝って居て目の塗装表現も驚きです。
実際の作中のハックの目は、反射板を
1枚1枚少し角度を変えて貼ってある
鏡状態なので、目自体には色が無く
反射したカラーが反映されますが
目の表情を豊かにする為に、1枚ずつ
微妙に貼る角度が違っていました。
*時々1~2枚落ちてますが(^^:
またスーツアクターの呼吸&覗穴の
クチや鼻?の網目まで細かく再現されています。
サイドからのハックも、良い意味で
作中のハックの綺麗な状態のラインや
微妙な蛇腹の腕や足のゆがみや
その接続部分も再現されていて
ソフビとしては、難しい独特の
楕円形(上から見た輪切り)を
本当に良く立体化していて
ハックソフビの決定版と言える出来です。
ハックを後ろから見ると、スーツを
忠実に再現していて、背中のハッチ?も
正しい長方形ではなく、ゆがみを
そのまま立体化していて、ある意味
表側よりも、難しい形を表現しています。
足元も、歩行や間接的に補強した
パーツも再現されていて
先端の半円の突起も、金色に塗装されています。
ハックの胸の計器ランプやマークも
シッカリ塗装されて、凄い出来です。
上に3×3在る四角い赤は、作中では
黄色い時もあり…正解はどちらか解りません(^^:
腹部のやや下の電球ランプ類の塗装は
見事な程ランプのフレームと発光部分を
塗り分けていて脱帽です。
ハックの頭部の上部の中は、殆ど映りませんが
翻訳ロボットでもあるので、当時の
オープンリールのテープレコーダーが
組み込まれていました。
この部分は、当時の玩具などでは
ただの赤い頭部で何も無いのが
普通ですが、テープレコーダーもシッカリ再現されています。
ただ、今見ると…宇宙を飛び回る
時代に、テープというのが凄いギャップで面白いです(^^:
可動は首(?)も回転して
腕の付根、足の付根が可動してポージングが可能です。
*首は…やや強引な可動で1回転はしません。
ハックの手は、C型のアームで
その軸や内側の溝まで再現されています。
作中のアームは開くと、溝が太くなりました(^^:
足の裏(下)には、右足に凹モールドで
マーミット、1999と入って居ます。
左足には、ロボットハックと
(C)東映の文字が刻印されています。
ハックも、21年を経ても、メンテナンスの
御蔭で、かなり綺麗に保って元気です。
ハック 500万馬力 腕をロケット砲に換装可能 言語翻訳機を装備。 スーツアクター・佐川二郎 |
■メーカー・マーミット(ビニパラ金剛シリーズ)
■発売・Sales Year・1999年
■当時価格 9,000円(税込9,900円)
■登場作品 キャプテン・ウルトラ(1967年)
■製品仕様 全長サイズ 約30㎝
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