Introduction of Japanese toys
ARIBUNTA UltramanA(ace)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー270は、ウルトラマンAの5話
大蟻超獣対ウルトラ兄弟に登場する怪獣(超獣)
大蟻超獣アリブンタ・ブルマァク(復刻)のレビューです。
ウルトラマンA(エース)は、1972年4月7日~
1973年3月30日に、TBS系で放送された
円谷プロ製作のウルトラマンシリーズです。それまでの地球に産まれた怪獣では無く
異次元人のヤプールが送り込む、怪獣として
「超獣」というネーミングで登場させた
奇抜なデザインの怪獣が作品の1つのポイントでした。
■ヒーローの影の超獣ソフビ
ウルトラマンAは、変身ヒーローの
ブームに移行し、男女による変身が
導入され、ウルトラ5兄弟を前にし
ウルトラマンのソフビも、5兄弟の
セットなどをリリースしたり
ヒーローメインにスイッチしたので
超獣や怪獣のソフビは、少なく
番組スタートからの数体が販売されただけでした。
このアリブンタは、その中で販売された
希少な1体で、同じ5話に登場した
ギロン人のスタンダードソフビは
大きく、アリブンタは…通常23cmの
スターダードで、18cmと5cmも小さい
ソフビとして販売されました。
この第二次怪獣ブームから、変身ヒーロー
ブームに移行してしまった、怪獣(超獣)
は、リリース種も少なく、製造個数も
セーブされた為に、現存数も少なかった
ので、ファンには嬉しい復刻でした。
アリブンタを前から観ると、サイズが
小さいのを感じさせない、複雑な姿を
ソフビらしく、上手く造形しています。
当時は、ブルー、イエロー、ピンク
の3色の吹き塗装でしたが、復刻は
レッドとブルーの2色の吹きにして
目の中を2色に増やしています。
アリブンタをサイドから見ると
最も複雑な肩の突起が、素晴らしく
出来ているのが、よく解るアングルです。
腕や、足の側面も細かいモールド
で、脇腹まで、シッカリ造りこまれています。
尻尾の形状や太さなども、サイズが
同じなら、かなり他の怪獣に負けない
ウルトラ怪獣ソフビになっていた気がします。
アリブンタを背中から見ると、背中の
凸モールドが凄いのが解ります。
左右の羽根?の形状もよく解ります。
塗装は、当時のオリジナルは
V字に赤が吹かれ、背中のセンターに
イエローが吹いて在るので、かなり背中がゴージャスです。
アリブンタの可動は首(胸寄り)と
腕の付根、足の付根が可動します。
尻尾は…少し動きます(^^:
ただ、実際のアリブンタのスーツは
この写真のようなポーズ的には動きません。
アリブンタの足の裏(下)には、左足に
凹モールドでブルマァクの刻印があり
踵の方に、バンダイの文字がプリントされています。
右足には、ウルトラマンAと
アリブンタの文字が横方向に刻まれています。
ウルトラマンAの文字が
入るのは、珍しいので時期的に
他のヒーローの怪獣が多く
リリースされだした跡だとも言えます。
オリジナルも、バンダイの文字が無いだけで同じです。
復刻ですが、既に21年を超えても
アリブンタもメンテナンスの御蔭で綺麗に保っています。
■ アリブンタ・ラインナップ
●ブルマァク
アリブンタ(水色)350円 1972年
●バンダイ
アリブンタ(パープル)4800円 1999年
アリブンタ(ブラウン)6300円 2011年*通販
■大蟻超獣 アリブンタ データ 身長・57メートル 肉食のアリと宇宙怪獣の合成生物の超獣 武器 名前由来・南米の肉食兵隊アリ「マラブンタ」 デザイン・木目憲吾 |
■メーカー・バンダイ(オリジナル・ブルマァク) ■発売元 (株)バンダイ・ホームプロダクツ事業部 ■発売・Sales Year 復刻・1999年 NO.1916 元・1972年 ■当時価格 4.800円 ■登場作品 ウルトラマンA(1972年) ■製品仕様 全長サイズ 約18㎝ |
ウルトラマンエース手帳型ケース エース&TAC デザイン (C)TSUBURAYA PROD. 詳しく見る。 |