Introduction of Japanese toys
TOMYTEC N・GAGE oigawatetsudo
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー602は、大井川鉄道の
モハ312・クハ512を、TOMYTEC
(トミーテック)が鉄道コレクションの
第4弾をNゲージサイズで発売した模型です。
*大井川鉄道・静岡県大井川流域を
基盤とする鉄道で、SLやレトロな車輛が多く走ることで知られる路線。
■元西武351系
大井川鉄道を走る前は、元西武鉄道の
車輛で、西武351系として、昭和29年
に所沢工場で新製された、西武鉄道初の
電車として活躍し、昭和から平成2年まで
西武多摩湖線を最後に走行し続けた息の
の長い電車で、*湘南型ファンにも人気の電車です。
*湘南型・湘南顔とも言われる国鉄の
湘南地域で活躍した80系に似た中央が少し尖った形状の電車の総称。
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大井川鉄道では、シートがクロスシート
に変更され昭和52年から順次入線しました。
西武クモハ366>大井川鉄道モハ312
西武クモハ365>大井川鉄道クハ512
活躍後、最終的には2016年に同種
が全て廃車解体され現存しません。
モハ312をサイドから観ると、前後に
1枚のドアが片側2枚在るタイプなのが解ります。
両開きドアで、1輌に3~4枚の通勤型
からすると、通勤型としては古い時代
の車輛でレトロ感があります。
モハ312の湘南顔は、ヘッドライト
は、*1灯の原型を再現しています。
*2灯ライトに変更されたタイプもある。
パンタグラフは、お約束のプラ製
なので走行させる時には、交換した方が当然リアルになります。
モハ312の連結面は、左に梯子が
在るのも、懐かしいレトロポイント
ですが、細かいディテールも造形
されていて、塗装をプラスしたくなる感じです。
車内に見えるシートは*クロスシート
がシッカリ再現されています。
西武車輛にしたい方は、シートも変更が必要です。
*レッドアロー5000系のクロスシートが装着されています。
モハ312の上は、円形のベンチレーター
が5つ旧式ですが載っています。
*ベンチレーター。換気口
クハ512をサイドから観ると、前後に
1枚のドアが在るタイプなのが解ります。
両開きドアで、1輌に3~4枚の通勤型
からすると、通勤型としては古い時代の車輛でレトロ感があります。
クハ512の湘南顔も1灯のヘッドライト
で、*原型を再現しています。
*2灯ライトに変更されたタイプもある。
窓のワイパーの軸部分の変形は
頑張っていますが厳密には窓ガラス
が奥まりすぎていて窓のHゴムが面
から凸盛り上がっているのがベスト
なのですがワイパーを再現すると、しかたないのかもしれません。
クハ512の連結面も、左に梯子が
在って、懐かしいレトロポイント
ですが、厳密にいえば梯子は、もっと
細く、当然連結面から少し浮いていて
窓が大きい感じです。
連結ドアの窓も、もう少し大きく
高い位置に在ります。
車内に見えるシートは、クロスシート
がシッカリ再現されています。
西武車輛にしたい方は、シートも変更が必要です。
クハ512の上も円形のベンチレーター
が5つ旧式ですが載っています。
*ベンチレーター。換気口
厳密には、クハ512にはパンタグラフ
自体は外されて無かったのですが
パンタグラフの台が残されたままだった
ので、それも再現しているのは流石です。
鉄道コレクション第4弾の箱は共通で
全10種+シークレットで販売されました。
16年経っていますが、メンテナンスの
御蔭でモハ312・クハ512も箱も綺麗に保っています。
■鉄道コレクション第4弾(全10種+シークレット)リスト
・富士急行 モハ7032
・富士急行 クハ7062
・弘南鉄道 モハ1121
・弘南鉄道 クハ1611
・西武鉄道 クモハ377
・西武鉄道 クハ1331
・国鉄 クモハ12
・国鉄 クモニ13
・大井川鉄道 モハ312
・大井川鉄道 クハ512
【シークレット】
・クモハ12002 仙石線旧色・非貫通
一般型気動車に多い朱色4号地、クリーム4号のツートンカラー
■メーカー・MAKER トミーテック(TOMYTEC) ■発売・Sales Year 2007年3月 ■当時価格 各483円(税込) ■製品仕様 Nゲージサイズ |