Introduction of Japanese toys
DINO-TANK(Ultra Seven)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー667は、ウルトラセブンの第28話
700キロを突っ走れ!に登場する恐竜戦車を
2002年にバンダイウルトラ怪獣シリーズ
として販売したソフビレビューです。
*商品名は戦車怪獣恐竜戦車
1967年10月1日~1968年9月8日、TBS系で放送された
円谷プロ製作の空想特撮シリーズです。ウルトラマンとは異なる侵略をテーマにした
SF色の濃い内容で、今でも多くのファンがいる
名作で、その後ウルトラ兄弟の設定が追加され
ウルトラマンシリーズの1本とされていますが
放送当時は、独立した作品なのでウルトラマンが
助けにくるなどの枠を超えた交流は描かれていません。また、カプセル怪獣はモロボシ・ダンが使用する
カプセルに収められている怪獣で、コンセプト的には
ポケモンの元祖といえるアイテムです。
■大巨獣ガッパとの共演?
恐竜戦車の戦車部分は、日活の
特撮怪獣映画「大巨獣ガッパ」で
使われた61式戦車の巨大模型を
借り受けて使用したモノで
恐竜部分は、円谷プロの新造形
なのを、合わせて登場させた
造形的な共演から撮影された
かなり変わった怪獣で
国が外貨獲得に、東宝のような
怪獣映画の製作を促した事から
松竹もギララ、大映も大魔神
日活もガッパを製作しますが
怪獣映画の撮影技法を知らない
他社を助けた1つに、ガッパには
円谷英二監督の戦後の公職追放
時にも、円谷英二に代わり
特殊技術チーフを務め、東宝に
円谷英二復帰後のゴジラでも
特殊美術監督を務めた、渡辺明を
大巨獣ガッパの特技監督として
差し向けている関係などから戦車を借りています。
*大巨獣ガッパ1967年4月22日公開
ブルマァク・ウルトラセブンST【340】■改名の謎☆なぜか?戦車
恐竜戦車は、今では恐竜戦車
としか呼べないくらいですが
ウルトラセブンの作中では
実は「恐竜タンク」と呼ばれています。
その後のウルトラファイトでも
同じく「恐竜タンク」と呼ばれ
恐竜戦車とは言われていません。
円谷プロの公式作品の中で
呼ばれる名前と、文字も
呼び方も違う名前の怪獣と
言うのは珍しく・・・
その事に、コアなウルトラ
ファンも、とくに騒がずに
恐竜戦車として、会話を
続けている、かなり特殊な
ネーミングの怪獣で、商品化
が少ない怪獣なので、今では
かなりプレミアがついています。
恐竜戦車をサイドから見ると
ブラックの成型色で、恐竜部分
も、戦車の部分も出来ていて
シルバーと、カッパー(銅色)
が吹き付けられ、目に白と黒
クチの中に赤が使われています。
恐竜に後ろ足は在りませんが
その部分の装甲には、当時の
ダイヤブロックを貼り付けて
メカっぽい雰囲気を出していました。
尻尾も戦車の長さからすると
かなりの長さのシッポを造形
しているのが解りますが・・・
作中の恐竜戦車のシッポは
かなり印象以上に長いシッポを持っています。
恐竜戦車を前から見ると、サイド
のブルマァクのような吹き付けとは
異なり、目やクチ、戦車のライトや
砲塔などのパーツの枠内にシッカリ
塗装されていてます。
戦車の表面にも、細かいモールドを
施しています。
恐竜戦車を後ろから見ると
尻尾は、長さ以上にS字に曲げて
長さを出しているのが解ります。
また、後ろ足部分のブロックも
丁寧にシルバーの塗装が入っています。
恐竜戦車を上から見ると
背中?の前側にも、カッパー
(銅色)が吹かれていて
尻尾の先端部分にも、少し吹かれています。
恐竜戦車の可動は、意外に?
前足(腕?)、尻尾の付け根
戦車との接合部などが動くのですが・・・
動かしても、あまり変化を
感じない怪獣です。
恐竜戦車の戦車の裏(下)には
(C)円谷プロ
恐竜戦車
BANDAI 2002
MADE IN CHINA
*****シリアルナンバー
の刻印があります。
恐竜戦車のタグは、二つ折りで
NO.59でした。
22年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
恐竜戦車も綺麗で元気に保っています。
恐竜戦車 別名 戦車怪獣 出身地 *3種あり 武器 デザイン・成田亨 スーツアクター・鈴木邦夫 |
■メーカー・バンダイ(BANDAI) ■発売・Sales Year 2002年 ■当時価格 700円 ■登場作品 ウルトラセブン(1967年) ■製品仕様 全長サイズ 約24㎝ *シッポまで |
恐竜戦車 Tシャツ ウルトラセブン ASIN : B07TZZ3S6D 詳しく見る。 |