Japanese car deformed toy
FAIRLADY Z (S30)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
今回の玩具レビュー205は、
バンダイのミニミニカー
日産フェアレディZ、S30型のタイプを
商品化した
「ミニミニカー・フェアレディZ」のレビューです。
ミニミニカーは、バンダイが1969年~から
世界で最も小さい電池で走る!と言うコピーで
販売した、電池で走るミニカーです。当時は、モーター走行するクルマの玩具は
有線か、大きなサイズのモーターだけだったので
単5電池を使用した画期的なミニカー玩具でした。アメリかの玩具メーカーアイデアルトーイが
ミニモーターシリーズとして販売した
ベースを日本向けに販売したモノなので
初期は海外・アメリカ車のラインナップが含まれました。
■単5電池とミニミニカー
ミニカーは基本的に子供は手に持って
ブーン♪とか言いながら走らせる玩具でした。
20㎝くらいの大きさのクルマ玩具でも
クルマから有線で、リモコン(電池)に
繋がって居る状態で、左右、前進、後進
ストップをコントロールするかのどちらかで
まだラジコンは、一般的な子供の玩具と
しては普及するには、スーパーカーブームの力を借りないと無理でした。
乾電池も、基本一般の人が使うものは
マンガンだけでしたが、単1、単2、単3は
メジャーでしたけれども、単5という小さな電池が登場します。
*自身の記憶では単4よりも先の登場でした。
単5は、今は単4の登場で…略使われなく
なりましたけども、単5の存在自体も
このミニミニカーで知ったと言う人も多いと思います。
簡単に言うと、手を放しても動く
ミニカーと言う動力とサイズが最大の売りの玩具でした。
*販売は写真の台紙+ブリスターパックと、後に追加で
下に紙の箱の台があり上からブリスターBOXを被せるタイプが販売されました。
フェアレディZをサイドから見ると
ボディはモーターの関係から重さも
軽い方がいいので、ダイキャストでは無く
プラ製なので、ディテールはダイキャスト
よりもリアルで細かく作られています。
ただ動力のベースシャシーが統一で
決まって居る事から、トミカなどと
異なって、タイヤとボディの関係差が出てしまう場合があります。
フェアレディZをリア後方から
見ても、リアタイヤの隙間が大きいです。
其れに反してリアバンパーは
メッキの別パーツが使用され
ホイールもシルバーメッキです。
フェアレディZを後ろから見ると
バンパーは、プラ製のボディや
モーターに衝突の衝撃を伝えない
為のリアルな意味のあるバンパー
なのが、左右の張り出しを見ると解ります。
ブレーキランプやナンバーなどは
凸モールドは、プラ製なので
細かく入って居ますが・・・
色分けする予算は無かったようです。
バンパー下に見えるのがモーターの一部です。
フェアレディZを前から見ると
グリルはメッキですが、当時の
スケール的には、普通な感じです(^^:
ですがプラ製のメリットとして
トミカでは無理なフェンダーミラーがあります。
またヘッドライトもクリアの別パーツになっています。
裏から見ると、フロントタイヤが左右に動かせるのが解ります。
センター部分に単5電池が2本入ります。
フロントバンパーがV字なのもよく解ります。
後輪の間の蛇腹の四角が動力スイッチです。
電池の場所に旧バンダイのマークが見えます。
単5電池を入れるハッチは前方向に開きます。
電池は左右に2本並んで入れます。
上から見ると、ストライプ
ラインが右側に入って居るのが解かります。
ガラスは内部が電池とモーター
なので青い色が着けられたモノになっています。
50年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
ミニミニカーフェアレディZも綺麗で元気に保っています。
日産・フェアレディZ S30 スペック 販売期間 1969年 – 1978年 乗車定員 2人~4人 エンジン 2.0L 直6 L20型 2.0L 直6 S20型 変速機 5速AT/6速MTサスペンション 全長 4,115 – 4,425mm 車両重量 975 – 1,145kg ブレーキ 最高速度 180 – 210km/h |
■メーカー・MAKER バンダイ(旧・バンダイ)
■発売・Sales Year 1969年~
■当時価格 550円~
■製品仕様 全長サイズ約9.5cm
ニッサン フェアレディ Z432 1/18 完成品 ASIN: B07PCY4GWH 詳しく見る。 |