Japanese car deformed toy
COLT Galant GTO MITSUBISI
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
今回の玩具レビュー205は、
バンダイのミニミニカー
三菱・コルトギャランGTOを
商品化した
「ミニミニカー・ギャランGTO」のレビューです。
ミニミニカーは、バンダイが1969年~から
世界で最も小さい電池で走る!と言うコピーで
販売した、電池で走るミニカーです。当時は、モーター走行するクルマの玩具は
有線か大きなサイズだけだったので
単5電池を使用した画期的なミニカー玩具でした。アメリかの玩具メーカーアイデアルトーイが
ミニモーターシリーズとして販売した
ベースを日本向けに販売したモノなので
初期は海外・アメリカ車のラインナップが含まれました。
■単5電池とミニミニカー
ミニカーは基本的に子供は手に持って
ブーン♪とか言いながら走らせる玩具でした。
20㎝くらいの大きさのクルマ玩具でも
クルマから有線で、リモコン(電池)に
繋がって居る状態で、左右、前進、後進
ストップをコントロールするかのどちらかで
まだラジコンは、一般的な子供の玩具と
しては普及するには、スーパーカーブームの力を借りないと無理でした。
乾電池も、基本一般の人が使うものは
マンガンだけでしたが、単1、単2、単3は
メジャーでしたけれども、単5という小さな電池が登場します。
*自身の記憶では単4よりも先でした。
単5は、今は単4の登場で…略使われなく
なりましたけども、単5の存在自体も
このミニミニカーで知ったと言う人も多いと思います。
簡単に言うと、手を放しても動く
ミニカーと言う動力とサイズが最大の売りの玩具でした。
■日本初のダックテール
![]() 1970年 オレンジ 完成品 ASIN: B07R6WJLZV 詳しく見る。 |
ギャランGTOのキャッチコピーは
ヒップアップクーペ・ギャランGTOでした。
ヒップ>お尻です(^^:
トランクリッドの後が跳ね上がった
形状「ダックテール」を初めて日本で
取り入れたデザインで、一応空力的なデザインでした。
GTOはと言うのは
「Gran Turismo Omologato」の頭文字で
イタリア語でのGTレース用
ホモロゲーションモデルを意味します。
■FRのMR
ギャランGTOのグレード名MRは
「Mitsubishi Racing(三菱レーシング)」の意味で
エンジンの搭載位置の「MR」とは
関係ありませんので、少しややこしいですね(^^:
このギャランGTOに、GTRのように
最上級スポーツモデルの証として
「MR」が付くことになります。
ギャランGTOも、「MR」が
DOHCエンジン(4G32型)を唯一搭載しています。
ギャランGTOをサイドから見ると
当時は、初めて見る後方のラインと
ダックテールが、再現されています。
ただ、少しTOPが低く
良いのか?低い屋根になっています。
タイヤは50年程前のですが、メンテの御蔭で健在です。
ブラックのラインは、今でも
あまり無いスポーティな使用
ですけども、本当はドアの
グリップの下側に入って居ます(^^:
ギャランGTOをリア後方から
見ると、後方サイドのは
ウインカーなので、本当は
オレンジがベストですが…赤です。
ブラックのラインは、トランクの
方(上方向)に伸びて行くの
ですけども、サイド部分で終わって居るのは残念です。
「Galant」のシールは
ミニミニカーのお約束です。
ギャランGTOを後ろから見ると
ちょと、ブレーキランプ類は略されています(^^:
ただ、ナンバーの白を1台ずつ
手で入れているのは、当時としては拘ってるのが伝わります。
リアウインドゥの位置は
かなり良い場所にあるのが屋根が低いのに不思議です。
ギャランGTOを前から見ると
BMW的なキドニーグリルが
特調なのですが・・・なんか違います(^^:
*実車は左にGTOの文字が入る。
ヘッドライトの外側が銀では
無くて、ブラックだと雰囲気が
増すのですが、バンパーと統一しています。
1番の特徴のボンネットに在る
2つのダクトは、今でも珍しい
仕様で、シッカリ再現されてますが
これもブラックの方が良かった気がします。
ギャランGTOを裏から見ると
フロントセンターのバーで
タイヤが左右に動かせるのが解ります。
センター部分のバンダイマークの
場所に単5電池が2本入ります。
後輪の間の蛇腹の四角が動力スイッチです。
電池の場所に旧バンダイのマークが見えます。
上から見ると、ワイパーや
フェンダーミラーも、再現
されているのは、当時の凝ったミニカーである跡です。
ガラスは内部が電池とモーター
なので青い色が着けられたモノになっています。
51年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
コルトギャランGTOも綺麗で元気に保っています。
三菱・コルトギャランGTO スペック A53C/A55C/A57C型 販売期間 1970年~1977年 乗車定員 5人 変速機 4MT/5MT/3AT エンジン 直4 全長 4,125mm、全幅 1,580mm、全高 1,310mm ホイールベース 2,420mm 車両重量 980kg 全生産台数 95720台 |
バンダイ・ミニミニカーラインナップリスト■メーカー・MAKER バンダイ(旧・バンダイ)
■発売・Sales Year 1970年~
■当時価格 550円~
■製品仕様 全長サイズ約9.5cm