ミニミニカー・ギャランGTO【211】

Japanese car deformed toy
COLT Galant GTO MITSUBISI

ホビービルドプラス宇宙九太です。

今回の玩具レビュー205は、
バンダイミニミニカー
三菱・コルトギャランGTO
商品化した
ミニミニカー・ギャランGTO」のレビューです。

ミニミニカーは、バンダイ1969年~から
世界で最も小さい電池で走る!と言うコピーで
販売した、電池で走るミニカーです。

当時は、モーター走行するクルマの玩具は
有線か大きなサイズだけだったので
単5電池を使用した画期的なミニカー玩具でした。

アメリかの玩具メーカーアイデアルトーイ
ミニモーターシリーズとして販売した
ベースを日本向けに販売したモノなので
初期は海外・アメリカ車のラインナップが含まれました。

■単5電池ミニミニカー

ミニカーは基本的に子供は手に持って
ブーン♪とか言いながら走らせる玩具でした。

20㎝くらいの大きさのクルマ玩具でも
クルマから有線で、リモコン(電池)
繋がって居る状態で、左右、前進、後進
ストップをコントロールするかのどちらかで

まだラジコンは、一般的な子供の玩具と
しては普及するには、スーパーカーブームの力を借りないと無理でした。

乾電池も、基本一般の人が使うものは
マンガンだけでしたが、単1、単2、単3
メジャーでしたけれども、単5という小さな電池が登場します。
*自身の記憶では単4よりも先でした。

単5は、今は単4の登場で…略使われなく
なりましたけども、単5の存在自体も
このミニミニカーで知ったと言う人も多いと思います。

簡単に言うと、手を放しても動く
ミニカーと言う動力サイズが最大の売りの玩具でした。

■日本初ダックテール

三菱 ギャラン GTO 1/43
1970年 オレンジ 完成品
ASIN: B07R6WJLZV
詳しく見る。

ギャランGTOのキャッチコピーは
ヒップアップクーペ・ギャランGTOでした。

ヒップ>お尻です(^^:

トランクリッドの後が跳ね上がった
形状「ダックテール」を初めて日本で
取り入れたデザインで、一応空力的デザインでした。

GTOはと言うのは
「Gran Turismo Omologato」の頭文字で

イタリア語でのGTレース用
ホモロゲーションモデルを意味します。

■FRMR

ギャランGTOのグレード名MR
Mitsubishi Racing(三菱レーシング)」の意味で

エンジンの搭載位置の「MR」とは
関係ありませんので、少しややこしいですね(^^:

このギャランGTOに、GTRのように
最上級スポーツモデルの証として
「MR」が付くことになります。

ギャランGTOも、「MR」が
DOHCエンジン(4G32型)を唯一搭載しています。

ギャランGTOをサイドから見ると
当時は、初めて見る後方のラインと
ダックテールが、再現されています。

ただ、少しTOPが低く
良いのか?低い屋根になっています。

タイヤ50年程前のですが、メンテの御蔭で健在です。

ブラックのラインは、今でも
あまり無いスポーティな使用
ですけども、本当はドアの
グリップの下側に入って居ます(^^:

ギャランGTOをリア後方から
見ると、後方サイドのは
ウインカーなので、本当は
オレンジがベストですが…です。

ブラックのラインは、トランクの
方(上方向)に伸びて行くの
ですけども、サイド部分で終わって居るのは残念です。

「Galant」のシールは
ミニミニカーのお約束です。

ギャランGTOを後ろから見ると
ちょと、ブレーキランプ類略されています(^^:

ただ、ナンバーの白を1台ずつ
手で入れているのは、当時としては拘ってるのが伝わります。

リアウインドゥの位置は
かなり良い場所にあるのが屋根が低いのに不思議です。

ギャランGTOを前から見ると
BMW的なキドニーグリル
特調なのですが・・・なんか違います(^^:
*実車は左にGTOの文字が入る。

ヘッドライトの外側が銀では
無くて、ブラックだと雰囲気が
増すのですが、バンパーと統一しています。

1番の特徴のボンネットに在る
2つのダクトは、今でも珍しい
仕様で、シッカリ再現されてますが
これもブラックの方が良かった気がします。

ギャランGTOを裏から見ると
フロントセンターのバーで
タイヤが左右に動かせるのが解ります。

センター部分のバンダイマーク
場所に単5電池が2本入ります。

後輪の間の蛇腹の四角が動力スイッチです。

電池の場所に旧バンダイのマークが見えます。

上から見ると、ワイパー
フェンダーミラーも、再現
されているのは、当時の凝ったミニカーである跡です。

ガラスは内部が電池モーター
なので青い色が着けられたモノになっています。

51年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
コルトギャランGTO綺麗元気に保っています。

三菱・コルトギャランGTO スペック

A53C/A55C/A57C型

販売期間 1970年~1977年

乗車定員 5人
ボディタイプ 2ドア ハードトップクーペ
        
駆動方式 FR(後輪駆動)

変速機 4MT/5MT/3AT

エンジン

直4
1.6L (1970年)125馬力(MR)
1.7L(1973年)
2.0L(1975年) *アストロンエンジン125馬力(GS-R)

全長 4,125mm、全幅 1,580mm、全高 1,310mm

ホイールベース 2,420mm

車両重量 980kg

全生産台数 95720台

■メーカー・MAKER バンダイ(旧・バンダイ)
■発売・Sales Year  1970年~ 
■当時価格 550円~
■製品仕様 全長サイズ約9.5cm

バンダイ・ミニミニカーラインナップリスト