タカラ・変身サイボーグミラーマン【212】

Introduction of Japanese toys
Makeover Cyborg mirror man

ホビービルドプラス宇宙九太です。

玩具レビュー212は、1970年代に
起こった第2次怪獣ブームから
変身ヒーローブームに転じた
全行的なブーム時期に、タカラが
発売した変身サイボーグ1号
変身セットミラーマン

2003年の復刻ブームにのって出した
変身サイボーグ1号・ミラーマンのレビューです。

HBR-9の動画・ミラーマン変身サイボーグ【ミラーナイフ】きせかえ変身・VSシルバー仮面

*ブラウザなどで読み込みが遅い場合は画面下「YouTubu」の文字をクリックして別ウインドゥでの視聴を御薦めします。

ミラーマン

1971年12月5日~1972年11月26日

ミラーマンは、フジテレビで毎週日曜日
19:00 ~19:30に全51話が放送されました。

同年・4月に始まった円谷プロの主軸
帰ってきたウルトラマンが好調で
本来の*番組開始時期では無い12月から
始まった特撮ヒーロー番組です。

*4月、10月がスタンダードな改編

変身サイボーグとは?

元々は、アメリカのハズブロ
GIジョーから、タカラが日本用に
改良したニューGIジョー
変身ヒーローのコスチュームを
着せ替え人形の男の子版として
「正義の味方シリーズ」として発売します。

ですが、コスチュームと素体が
1対1のセット売りで、当時の
ソフビ350円~の時代に1体が
1500円と、後の超合金よりも高額な玩具になってしまいます。

其れに反して、対象年齢が
「マットたい員」など「隊」
ひらがなにするような
幼年期~低学年だった事から
あまり売れずに、素体をSF的な
透明のサイボーグにして

ヒーローのコスチューム
着せ替えの服のように別売りで
買えるような販売に転じたのが
変身サイボーグ1号と、変身セットでした。

タカラのクオリティの高さとプレミア価格

アイディアとクオリティの高さから
ラインナップも増えて行き
ブームの中で、新ジャンルの位置を
確率しますが、オイルショック
影響から徐々に定価が上昇して行き

ヒーローブームも、また作品に
オイルショックの影響が出て
視聴率の低下から、商品も終焉を迎えます。

ですが、80年代後半に入ると
懐かしい玩具を、大人になった
当時の少年が、玩具店の在庫から
シリーズのデットストックを買い

改めて当時のタカラのクオリティの
高さに、コレクターの収集アイテム
して高額なプレミアが着き

1体80万~100万円近くのプレミアが
着くヒーローも出た程で
このミラーマンも、80万円オーバー
人気アイテムで、変身セット
ブリスターデットストックは、極少
殆ど見つかる事がありません。

ミラーマンを前から観ると
オリジナルに忠実に復刻している様子が覗えます。

異なるのは膝のひし形のグリーン
模様サイズが、少し小さくなっています。

またベルト(別パーツ)の中の
クロスマークが、今の技術でプリントされてるので綺麗です。

ボディのグリーンも、変身時期の
カラ―の濃いグルーンです。
正義の味方シリーズは、作中の
ミラーマンが濃く変更する前の
明るい初期カラーのグリーン。

首の部分も、正義の味方シリーズ
の時には、詰襟のようなモノが
在ったので隠れていますが
変身セットでは、このが無くなり
正義の味方シリーズの頭部のソフビ
を、そのまま使用しているので
パイプ状の凸部分が首に見えています。

ミラーマンをサイドから
見ると、少し姿勢がわるいですが(^^:

コレは、完全に自立させるには
膝を少し曲げないと立たない為で
持って遊んだり、補助付きで飾る
分には、もっと姿勢よくなります。

ミラーマンの頭部前のトンガリ
少し低く、そこからの後方への造型
作中のミラーマンのマスク造型とは異なります。

鼻のサイズも小さく低くなっていて
マスク後方の造型も、厳密のは…かなり異なります。

ミラーマンは低いですけども
鼻の下側にある、スーツアクター
為の空気穴までが、造型されています。

この部分の拘りが、マニアの話題に
なり、ミラーマンプレミア価格跳ねあがりました。

ミラーマンを後ろから見ると
背中にチェックが、グリーンベースで設置されています。

帰ってきたウルトラマンでは無く
白いベースのチャック。

タカラ・変身サイボーグ帰マン

ただ、当時のミラーマンのチャックは
グリーンベースは少なく、略白べースです。

ベルトの後の留め具も金属
小さい円形のホックに意図的に
変更されていますが、コレは
正義の味方シリーズは、背中に
チャックが無くて、このホック
留まって居たので、其れを使用しています。

変身サイボーグの当時のベルトの
ホックは白くて少し大きく平らです。

ミラーマンの未使用頭部が
おまけに付属しています。*写真左側。

かなり細く…ハマるのかも
ですが…キツイのでハメてません(^^:

当時の変身セットミラーマン
1期と呼ばれる頭部は、明るい
ベージュの入ったグレーに
塗装しているので、現存している
マスクは白ぽく見えます。

この復刻は2期と呼ばれる濃い
グレー
にシルバーを吹いた方に近い復刻だと思われます。

足の裏(には、凹モールドで
MADE IN CHINAと入っていて

もう、片方にはシールで
(C)円谷プロと、TAKARA04と入って居ます。

*04が2004年だとすると箱と異なる。

2003年の復刻は、箱入りで
表にがあり、半分右側にミラーマンの顔が見えます。

マグネットの扉になっていて
開くと、全身や付属パーツが
見える豪華な箱になっていました。

*右側センターに丸マグネット

グローブは、平手とグーの2種×左右の2つ付属しています。

ミラーマン

2次元人の父と3次元人(地球人)の母とのハーフ。

身長 身長:170センチメートル ~40メートル
体重 70キロ~ 3万5千トン

走行速度 光の速度

飛行能力は無い。

弱点・鏡の中に長時間留まること。

武器

ミラーナイフ
シルバークロス
ミラーシュート
ミラー・アイビーム
ミラースライサー・他

スーツアクター 西条満(第1~37話)久須美護(第36~ 51話)

デザイン三面図・前村教綱

■メーカー・(株)タカラ
■発売・Sales Year 復刻・2003年  元・1972年7月~  
■当時価格 6.800円(素体込) 当時450円(変身セット・素体無)
■登場作品 ミラーマン(1971年)
■製品仕様 全長サイズ 約31㎝ 

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