バンダイ 太陽の使者・鉄人28号【685】

Introduction of Japanese toys
IRON　MAN　No.28（Action doll）

ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー685は、1980年に
バンダイが販売したベストメカ
セレクションNO.14鉄人28号の
1：144プラモデルのレビューです。

■鉄人28号

主に、横山光輝の漫画でテレビアニメ作品。

ラジオドラマ、特撮テレビドラマ
特撮映画、劇場版アニメ、舞台演劇
テレビゲームなど、幅広いジャンルで
愛され、元祖巨大ロボットと言われます。

1956年月刊誌少年で連載開始され大人気に
なり、多数の別冊付録にもなるマンガで
鉄腕アトムと人気を競う存在でした。

ラジオドラマ番組や、実写テレビを経て
1963年テレビアニメの放送で
大人気になり、スポンサーの江崎グリコ
が展開した商品グッズは、テレビまんがと
商品の関連付を決定的にした番組でした。

その鉄人28号をアニメブーム時に
リメイクしたのが、今回の鉄人28号です。

■ガンダムの仲間・ベストメカセレクション

ファーストガンダムの本放送時に
産まれてないような世代には
解り難いと言うか、信じられない
かもしれませんが、この鉄人28号
は、当時のガンダム1：144サイズ
の仲間で、ベストメカセレクション
として、マジンガーZやライディーン
など、後のスパロボと呼ばれるような
過去の人気ロボットを、シリーズ
として販売していました。

簡単に言えば、ガンプラが何十年も
続いて販売されたり、支持されて
バンダイの主力商品になるとは
思っていない時期で、本放送が終了
してから販売したガンダムを売る
手段の1つとして、過去のロボットや
80年代のロボットアニメを同シリーズ
にしていたのでベストメカセレクション
のナンバーNO.14が与えられていました。

■太陽の使者 鉄人28号

今回のプラモの鉄人28号は
1980年10月3日から1981年
9月25日に、アニメブームの
中で、リメイクされた作品で

鉄人自体もスリムなボディに
なり、作品世界も当時の80年
から少しみらいな背景に設定
されていて、旧作の昭和な
要素は排除されています。

タイトルも「鉄人28号」なの
ですが、旧作との差別化の為
オープニングテーマ曲の題
「太陽の使者・鉄人28号」と
アニメファンなどに言われる
ことから、レーザーディスク
ソフト（LD）では
「太陽の使者・鉄人28号 」
として販売されています。

*LD・この当時は過去のレア
なアニメや特撮などがリリース
され、旧作もリリースされた為。

鉄人28号*の箱は、ガンダムなどと
同じく、操縦者のキャラが描かれ
ていて、そのキャラは、金田正太郎
は、ついていません。と、記載されています。

下側には
鉄人28号の操縦者・金田正太郎
と、記載されています。

*まだ太陽の使者 鉄人28号 ではない。

左上には、まだ印刷ではない「光プロ」
のシールがはってあります。

鉄人28号の箱の横には、鉄人だけで
はなく、正太郎君も印刷されている
のは、他の同シリーズのプラモとは
ちょっと違います。

また
「世界最強のロボット」との肩書が
何故か入っていますが・・・
おそらく鉄人のファンにも、その
認識はないと思います（＾＾：

ベストメカコレクションNo.14
と左に入っています。
マーク的には1983年～の販売分です。

鉄人28号の箱の横には、一番右に
1：100サイズの鉄人28号の宣伝
その左横になぜか？この1：144の
鉄人が紹介され、その左には
新幹線（まだ0系）を止める事で
怪力をアピールしているイラスト
が入っています。

通常、新幹線はスピードのアピール
に使用されがちですが、何故か？
怪力のアピールに使用された
珍しい例です（＾＾：

鉄人28号の中は、成型色は青だけで
28の金文字と、ベルトの赤い帯の
ディカールが付属しています。

鉄人28号の中は、別ランナーも
成型色は青だけで、ロケット噴射
も青で製造されています。

鉄人28号の設計図は、片面が
カラーで、鉄人の完成写真の下で
折られて箱に入っています。

上のランナーの写真は、パーツ
をランナーにつけたまま塗装した
写真です。

鉄人28号の設計図は、裏面は
白黒で③～から～⑩の組み立て
の図解が掲載されています。

41年を経ても、メンテナンスの
御蔭で、鉄人28号も箱も
かなり綺麗に保って元気です。

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