Introduction of Japanese toys
Giant size(Ultraman)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー237は、ウルトラマンの
放送当時に、マルサン商店から
発売されていた、ポリ製のジャイアント
ウルトラマンを、モチーフにして
M1号がソフビで販売した形的には
復刻?とも言えるジャイアント・ウルトラマンのレビューです。
ウルトラマン
1966年7月17日~1967年4月9日
TBS系で放送された円谷プロ製作の空想特撮シリーズです。放送当時はウルトラQシリーズの中のウルトラマン
として放送された為に、オープニングでは
ウルトラQの文字が回転して、その中から
ウルトラマンという文字が出て来るタイトルが残ります。怪獣ブームを巻き起こし、最高視聴率42.8%を記録
記録し、50年以上前の子供番組ですが、今でも
知らない人は居ないと言う程の日本を代表するメジャーキャラで番組です。
■ジャンボマシンダーの源
1966年のウルトラマンの大ヒットで
マルサン商店は、ウルトラマンや
怪獣のソフビを約23cmのスタンダード
から、大サイズのソフビを販売しますが
それよりも、大きなウルトラマンを
考えた時に、材質を後の1973年から
発売されるジャンボマシンダーが
コレを参考にしたかは解りませんが
同じポリの材質でのジャイアントサイズの
ウルトラマンを販売しました。
ですが、ジャンボマシンダーは
塗装できないポリ材質をパーツで色を
変える工夫や、ソフビやシールを
混在してのカラ―キャラ玩具にしますが
マルサンは、プラモデルで有名だった
事から、ポリのシルバー1色の
ウルトラマンを発売して、赤・黄・青の
3色のプラカラーと、塗装皿を付属で着けて発売しました。
その為に、ジャイアントウルトラマンの
当時モノが現存する場合は、このカラーが
剥げている事が殆どで、まったく塗って
いない個体が時々在るくらいで
綺麗に塗装されたモノは、まず近年に
再塗装したモノだと思われます。
デットストックは、当時の人気からも
まず無いに近く、中古の価格も幅が
在りますけども、15~30万円もの値付く
ウルトラマンの中でも高額なアイテムになっていました。
■復刻なのか???
M1号は
ポリエチレン 復刻 ウルトラマン グレー ( ラメ入り ) 成型色
と、して販売してますので復刻でも間違いでは無いと思います。
ただ、形は似せていますけども
素材も色も、サイズも1~2cmですが
小さいと、いろいろ異なるので
ダイキャストのクルマが、プラで
出たり、完成品とプラモデルなど、キットでも別商品なので・・・
このウルトラマンも、別商品と
して復刻では無いと言っても間違いでは無いと思います。
因みに、当時のオリジナルは
赤は、かなり濃い赤で、青は
カラータイマーに塗るだけですが
濃い紺色に近いカラ―で
この色だけにラメのような光る素材が入っていました。
ジャイアントウルトラマンを
前から観ると、足が長くて
スレンダーなスタイルなのが解ります。
オリジナルのポリ製は、足の
付根部分とボディの部分に
けっこうな段差が在りますが
ソフトビニールなので、外側の
ボディラインは、綺麗になっています。
ただ、その分か?両足を同じ
角度にすると、個体だけで
シッカリ立たない為に足を
左右で前後に少しだけ開いています(^^:
個人的には、当時の目は
黄色の塗りがわるく、濃い
目のカラーが新鮮ですけども
顔だちは、懐かしい不思議なソフビです。
肘が可動するのも、ジャイアント
ウルトラマンの特徴なので
スぺシュウム光線のポーズと
して、当時の子供は…
後のウルトラセブンのワイドショットのポーズをさせてました。
ジャイアントウルトラマンの
肘の関着は、当時のポリと同じ
分部なのですが、逆に肘は
ソフビの方が、関節内部の造形上の
問題から段差がある感じになっています。
ただ、当時のポリ製の*肘の
関節は、よく外れてしまいました(^^:
*肘・厳密には二の腕下の部分。
よく見ると成型色のグレーに
銀のラメが入れ混んである粒が見えると思います。
ジャイアントウルトラマンを
サイドから見ると、光線ポーズを
しないと、腰を少し曲げないとバランス良く立ちません。
頭部の*FRPマスクとの境が
無い造形なのは、デザイン的に
初代ウルトラマンらしく好感が持てます。
*Cタイプからは後頭部が全て赤く
前側のFRPマスクがお面のように
前後に分離されてしまいます。
ジャイアントウルトラマンの
カラ―タイマーは、明るい青で塗装されています。
当時のマルサンのポリは濃い
紺色に近いカラ―で、ラメが
入っていましたので…
なんとなく宇宙人的なSF色が濃い感じでした。
ジャイアントウルトラマンを
後ろから見ると、後頭部の
赤模様も、ちゃんと*赤の矢印が
上を向いている模様になっています。
*マッハで飛ぶ宇宙人として
デザインモチーフは、全て赤い
矢印で構成されています。
腰後の部分の赤い模様は、やや
左右の「八」の字の角度が緩く
もう少し尖っていて欲しい感じです。
足の後側の模様は、赤い矢が
下を向く、太腿裏と、足首の
裏の模様も、シッカリ再現されています。
ジャイアントウルトラマンの
足首裏(後側)は、初代マンは
まだセブン後のブーツでは無いので
ちゃんと足首まで下向きの
赤い矢の模様が入っている正しいソフビです。
ジャイアントウルトラマンの可動は
首と手(ボディとの付根)と、肘が
可動して、足の付根が可動します。
足は上に廻すとV字になるので…
ふざけてるると外れてしまいますが
やや子供には、ハメるのが大変な厚みのあるポリでした。
ジャイアントウルトラマンの足の裏には
右側には、ウルトラマンと記載され
左足に凹モールドで(C)
円谷プロと入って居て、その下に
SAN(マルサン)
1966
M1号
の文字が入って居ます。
当時のポリ製は、左足にのみ
円谷プロ (SAN)とだけ凸モールドで入っていました。
ジャイアントウルトラマンのソフビは
ヘッダー付きのビニール袋に入れての販売でした。
ただ、大きいので両腕を上にした
ポーズ?で袋に入れられていました。
大きなソフビなので、変形や変色して
しまうケースもありますけども
15年以上経っていますが、メンテナンスの
御蔭もあって、かなり綺麗な状態です。
■ジャイアントウルトラマン ラインナップ
●マルサン
・ジャイアントウルトラマン(ポリ製)1200円
*黄・赤・青(ラメ)プラカラー塗装皿付 *約49cm
●M1号
・ジャイアントウルトラマン グレーラメ入り成型色 9450円 2005年
・ジャイアントウルトラマン シルバー(未塗装バージョン)
*限定300個予約2005年12月5日の消印有効
ウルトラマン 身長 40メートル キック力 320文の威力がある 武器
スーツアクター 古谷 敏 |
■メーカー・バンダイ(オリジナル・マルサン)
■発売元 M1号
■発売・Sales Year 2005年
■元(モチーフ)1966年マルサン・ポリ製 ウルトラマン
■価格・2005年 9450円 オリジナル(1200円・プラカラー付)
■登場作品 ウルトラマン(1966年)
■製品仕様 全長サイズ 約48㎝
ウルトラマン 科学特捜隊 ツールボックス ASIN: B07W6TQL3B 詳しく見る。 |