ntroduction of Japanese toys
LOTUS Europa TOMICA
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
今回の玩具レビュー160は、トミーが1977年に
発売したロータスヨーロッパと、その後1997年と
2002年に発売された同3種のモデルレビューです。
ロータスヨーロッパは、日本では
サーキットの狼と言う漫画の主人公が乗る
クルマとして、特別な存在な為に
実車は勿論、玩具、グッズ、出版物など
あらゆるモノが、他国のロータスヨーロッパ
の存在と人気とは異なったクルマでトミカも、ロータスヨーロッパを何度も
使用を変えて発売し続けている種類です。
■スーパーカーブーム・ロータスの狼
1975年から少年ジャンプで池沢さとしが
連載した漫画「サーキットの狼」は
徐々に人気が出だして
1976年に単行本化され、76年後半には
ジャンプにもスーパーカー特集が組まれ
駄菓子屋に、スーパーカーカードやメンコが登場。
ガチャガチャに、スーパーカー消しゴムが
入り、日東化学がサーキットの狼に登場する
スーパーカーをプラモ化、漫画のキャラを
プラモの箱絵に入れたシリーズが大人気に
コカ・コーラまでが、王冠の裏蓋をめくると
スーパーカーの絵が出て来るオマケで売れ
子供達がカメラを片手に国道に出て
スーパーカーを撮影するブームが起きて
写真屋さんも忙しくなる程に
極めつけは「対決!スーパーカークイズ」
と言う30分のテレビ番組が1977年7月から
現・テレビ東京放送されると、大人気になり
関東ローカルから、全国各地のテレビ局で
日時は違うテープネット放送ですが広まり
全国的な大ブームになります。
そんな中で、1966年のロータスヨーロッパを
トミカも、1977年に発売を決定!
玩具店がF25の番号だけが入荷待ちになった程のミニカーでした。
最初は1977年発売の当時のロータスヨーロッパです。
傷だらけですが、今見ても懐かしい
1台ですけども、当時は窓がなんで緑?
下が金色?など、ロータスの狼使用と
異なる部分が、違和感でしたけども
今は、懐かしい「味」になっています。
トミカも、当時はキャラモノとのコラボ
ラインナップも無く、1977年の時点で
版権を取ってだと、280円では無理な上に
1966年のクルマを10年以上経って出すので
なんとか色数を増やした「工夫」なのは大人には解りますが・・・
これは、子供的には透明ガラスに
白いボディのままの方が、更に売れたのが解ります。
サイドから観ると、ボディの下側は
実車はシルバーなのですが、金色です。
ウインカーも、フロントタイヤ前と
リアタイヤ後方に、造型的には
凹モールドで在るのですが、ボディと同色です。
ホイールは1Hホイールで、ドアは開閉しません。
ななめ後から見ると、タイヤが
かなりボディの内側なのが解ります。
リアのエンジンハッチが開きますが
この部分だけはダイキャストでは無く
樹脂製になっています。
中には銀メッキのエンジンが
再現されていて、キャブレター
(エアクリーナー)や、オイル
キャップなど、けっこう頑張って
再現されているので、他のトミカよりも力を入れてる印象です。
真下から観ると、NO.F25と1977
MADE IN JAPANの文字が刻印されています。
ボディ裏側も、かなり忠実に再現
されているのは、やはり漫画で
風吹裕也が逆さになってゴールする
シーンを意識しているようで、他のトミカ
よりは裏側も凝って居ます。
1997年にセット売りされた車体で
ブリティシュグリーンにイエロー
(ホントは金のイメージ?)の
ラインが入ったロータスヨーロッパスペシャルです。
フロントのロータスのマークや
ウインカーのオレンジも入れられています。
サイドから観ると、ボディの下側は
実車と同じシルバーです。
黄色いラインは、後方までシッカリ
入れられていて、ドア後方にもプレートもあります。
ウインカーは、フロントタイヤ前と
リアタイヤ後方に、造型的には
凹モールドで在るのですが、ボディと同色です。
ホイールは10Dホイールで、ドアは開閉しません。
ななめ後から見ると、タイヤは同じく
かなりボディの内側なのが解ります。
リアのエンジンハッチが開きますが
この部分だけはダイキャストでは無く
樹脂製のままになっています。
ただ、ブレーキランプに赤が足されています。
真下から観ると、NOは、16に修正されています。
MADE IN JAPANも、CHINAに修正された
文字が刻印されています。
コミックトミカVOL.3 サーキットの狼
として、箱セット・4台で2002年に
発売された車体で、やっと版権を取得した
ロータスヨーロッパのトミカです。
赤いラインや撃墜マークの星、ロータスの
エンブレムも入っています。
サイドから観ると、ボディの下側も
実車と同じシルバーです。
ウインカーは、フロントタイヤ前と
リアタイヤ後方に、造型的には
凹モールドで在るのですが、ボディと同色では無く
オレンジが入れられています。
ホイールは11Hホイールで、ドアは開閉しません。
ななめ後から見ると、タイヤはボディと
同じか出ているくらいに変ります。
リアのエンジンハッチが開きますが
この部分だけはダイキャストでは無く
樹脂製のままになっていますが
赤ラインと、リアウイングが装着されています。
ブレーキランプにも赤が足されています。
■トミカ・ロータスヨーロッパ・ラインナップ
●今回・ページ紹介車輌
●青箱 F25-1 外国車シリーズ
ロータス ヨーロッパ スペシャル (クリーム)日本製
・青箱 F25-1 外国車シリーズ
ロータス ヨーロッパ スペシャル (黄色、Egハッチオレンジ)日本製
・ロータス ヨーロッパ スペシャル (緑・黄ライン、Egハッチ黒)日本製
・青箱 F49-1 JPSロータス ヨーロッパ(青・金ライン・Egハッチクリーム) 日本製
・JPSロータス ヨーロッパ(赤・金ライン・Egハッチクリーム) 日本製
・赤箱 NO.11 トミカ ロータスヨーロッパスペシャル(赤・金ライン)*特別使用
・赤箱 ロータスヨーロッパスペシャル(青・金ライン)*トミカイベントモデル特注
●トミカ 名車ミュージアムスーパーカーセット 1997年
ロータスヨーロッパスペシャル(緑・金ライン)1440円*4台セット
フェラーリ 512B 、ランボルギーニ カウンタック、ランボルギーニ ミウラ
●コミックトミカVOL.3 サーキットの狼(箱セット)2002年
ポルシェ 930 ターボ、トヨタ 2000GT、ランボルギーニ ミウラ
カウンタック、ランチア ストラトス、ロータスヨーロッパスペシャル 2500円
・トミカミュージアムM-17ロータスヨーロッパスペシャル*トミカミュージアム500円
・ロータス ヨーロッパ スペシャル 河口湖自動車博物館 日本製(黒・金文字入り)日本製
・トミカリミテッド 0036 ロータス ヨーロッパスペシャル 700円 2009年
・トミカプレミアム No.05 ロータスヨーロッパ スペシャル 900円 2015年
・トミカプレミアム05
ロータス ヨーロッパ スペシャル(黒・金ライン) 800円*新金型 ベトナム製
・ドリームトミカ148(2017年)
「サーキットの狼 ロータスヨーロッパスペシャル」タカラトミー(TAKARA TOMY) 770円 ベトナム製
・赤いロータスヨーロッパスペシャル (2017年) (赤白逆転カラー)
このクルマからサーキットの狼はうまれた*東京モーターショー開催記念 860円 ベトナム製
■ロータス ヨーロッパスペシャル スペック 製造(1966年~1975年)*スペシャルは1972年~ 定員 2人 エンジン 駆動方式 MR 車両重量 610kg~7110kg |
■メーカー・MAKER トミー(TOMY) ■発売・Sales Year 1977年 ■当時価格 280円 ■製品仕様 全長サイズ約6.5cm×2.8cm |
![]() 2台セット完成品 ASIN: B07Z6J5D6K 詳しく見る。 |