スーパーカーブームの主役!
Introduction of Japanese toys
Lotus Europa kyosho
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー016は、京商が発売した
1/43モデルサーキットの狼 ホワイト
ロータス ヨーロッパ です。
サーキットの狼と言うマンガは、1975年
から1979年週刊少年ジャンプ(集英社)
に連載され、スーパーカーブームを巻き
起こした大ヒット作です。
その主人公風吹裕矢の愛車ロータス
ヨーロッパが、今回のミニカーです。
■スーパーカーブーム
1975年から少年ジャンプで池沢さとしが
連載した漫画「サーキットの狼」は徐々に人気が出だして
1976年に単行本化され、76年後半には
ジャンプにもスーパーカー特集が組まれ駄菓子屋に、スーパーカーのカードやメンコやガチャガチャに、スーパーカー消しゴムが
入り、日東化学からプラモデルで、サーキットの狼に
登場するスーパーカーを、漫画のキャラを箱絵に入れたシリーズが大人気に
コカ・コーラまでが王冠の裏蓋をめくると
スーパーカーの絵が出て来るオマケで売れ
子供達がカメラを片手に国道に出て
スーパーカーを撮影するブームが起きて写真屋さんも忙しくなる程ですが極めつけは「対決!スーパーカークイズ」
と言う30分のテレビ番組が1977年7月から現・テレビ東京放送されると、大人気になり関東ローカルから、全国各地のテレビ局で
日時は違うテープネット放送ですが広まり全国的な大ブームになります。
別名ロータスの狼とも呼ばれ、非力な
マシンでハイパワーなスーパーカーを相手
に、レースで活躍する姿と、白いボディに
センターからズレた赤いライン
その赤いラインに勝利の数だけ★のマーク
を入れて行くスタイルで、日本では
カウンタックやフェラーリ512BBを
凌ぐ程に、子供にも人気の車になりました。
フロントフェンダーサイドのウインカーや
前の下側のウインカーは、塗装ですが
ヘッドライト内側の丸ウインカーは別パーツ
で、フェンダーミラー、バンパー(ナンバー)
ワイパーはメッキの別パーツになっています。
ナンバーもマンガと同じ練馬ナンバーで
フロントリップスポイラーも別パーツです。
サイドから観ると、元々車高が低い車
なので、下手にタイヤを低くしていなくいい度合いです。
ホイールのメッキも効いていて、ドアノブ
も、別パーツになっています。
*ホイールはインチアップしてある設定なのかもしれません?
斜め後方から観ると、ロータスヨーロッパの
特徴的な後方部分も、給油口も別パーツの
メッキで長方形の吸気口もシールなどでは
無く、ダイキャストボディが凹んでいて
金属のメッシュパーツが内側から装着されています。
写真だと白に見えるかもですが?
ウイングの取り付け金具も銀に塗装されています。
バンパーやブレーキランプ、ナンバー
などもメッキの別パーツで言う事なしのリア廻りです。
リアも、当時も非力な最高出力は126馬力の
ロータスヨーロッパを、下手に持ち上げずに
マフラーも実車のヨーロッパに忠実に、小さく造られています。
真裏は刻印が在り、後ろから見える最低限の
パーツが銀に塗装されています。
タイヤも実車の範囲内で、太過ぎない感じが
ロータスヨーロッパらしさを感じさせます。
エンジンパワーが少なくても、圧倒的な
軽量ボディと、コーナリング性能で競う
イギリスのロータスヨーロッパは、赤い
ラインと、リアウイングをまとうだけで
どんなスーパーカーにも負けない気が
してくる不思議なクルマで、スーパーカー
世代は、プラモデルを作った人も多いと
思いますが、細かいパーツも再現された
ダイキャストミニカーも、是非手元に
置いておきたい1台だと思います。
ロータスヨーロッパ(スペシャル) 1972年~1975年 最終型 最高出力126馬力 乗車定員 2人 ボディタイプ 2ドアクーペ エンジン 直列4気筒DOHC 1,558cc 駆動方式 MR 変速機 5速MT *ルノー製・ゴルディーニ製 車両重量 711kg~ デザイン・ロン・ヒックマン |
■定価 3,969円*時期、限定などで異なる。
■実車 ロータスヨーロッパ スペシャル
■製品仕様 1/43スケール クリアケース入り