Introduction of Japanese toys
Adventure ROCK BAT(AOSHIMA)
玩具レビュー501は、アオシマが1975年
に、ブロックモデルのシリーズの1つに
冒険ロックバットの主人公ロボットの
ロックバットをブロックロボットとして
販売したプラモデルのレビューです。
*アオシマ・正式には株式会社青島文化教材。
冒険ロックバット
1975年3月31日~1975年9月27日
フジテレビ系列 ピー・プロダクション製作 全156話
ロックバットは、マグマ大使やザボーガー
のピープロダクションが、製作した子供向
け5分番組ですが、週5本の放送なので
事実上60分枠の番組に近く、今では少ない
形態の放送でしたが、当時は紙芝居感覚で
刻んで毎日観るのは、子供の小さな
楽しみであり、ビデオなど家庭録画機器が
無い時代に夕方に帰ってくる子供に視聴を
許す親も多い関係性を持った番組でした。ロックバットは、コウモリをモチーフ
に、ズク博士が造ったロボット第一号で
正義のロボットですが、あまりロボット
らしく無い生物的なキャラです。
■ブロックモデルと言うプラモデル
つくってばらしてまたつくる。
と、言うキャッチコピーで
接着剤を使用しないで、ブロック
のように、組みたてて、何度も
ばらして遊べる、新しいプラモとして発売したシリーズでした。
ですが…せっかく作ったプラモを
また、ばらす(こわす)事は…
当時も、今も、殆どする人はいないと思います。
ブロックは、ばらして別のモノ
につくり変えられますけども
これは、1つのモノをつくってばらすというだけなので…
よほど、暇な人でないと…やらない行動です。
しかも、色は塗らないと写真の
ようなキャラにはならないので
接着剤がいらないと言う部分は
よかったと思いますが、小学生
あたりのターゲットには、接着
よりも、当時は水性塗料が基本的
には無いので、ハードルが高く
あまり、シリーズとしては続きませんでした。
ロックバットの箱は縦型で「絵」
が、描かれて中は見えません。
*フライングマシンが、主役の前を横切っています(^^:
下のスペースには、ばらした個々の
パーツの写真があり、右下の角に
組立て後の写真が掲載された箱です。
文字は「ブロックロボット」が
1番大きく、冒険ロックバットと
小さく緑の文字で入り、その右に
黄色の文字でロックバットと書かれ
ブロックモデルは小さく書かれています。
*フライングマシン・フライングマンションの
平和研究所。指令室が分離したマシンで通称です。
ロックバットの箱のサイドは
左に黒文字で、アオシマのブロック
モデルシリーズと書かれ
目立つ黄色い楕円の中には
「作ってばらしてまた作る」と
いう・・・子供的には???な文字が印刷されていました。
ロックバットの完成形態が
3パターン写真で紹介しています。
直立と、横向き…で、ブーツ脱いでる?
と、足を外しているモード。
…これは、当時のこども的にも
とくにワクワクする3モードでは
なく、直立しか作らないと思います(^^:
ロックバットの箱を開けると
赤と、青、やまぶき色と
カラフルな成型色のパーツが見えます。
ただ、ロックバットのメイン
カラ―のグリーンはありません。
ロックバットのパーツ1は青と
やまぶき色の2つのランナーで
左のフライングマシンや
ロックバットのブーツなどが見えます。
ロックバットのパーツ2は
濃いブルーと、明るい青と
濃いレッドのランナーパーツです。
この濃いブルーを何故グリーン
にしなかったのか?イマイチ解りません(^^:
ロックバットのパーツには
シールとスプリングが大小2つ入っています。
目とボディのボタンの丸い
シールがあります。
スプリングは左腕の中に
組み込むパーツで
マジンガーZのロケット
パンチのように、発射する
為のギミックに使います。
もう1つは、フライングマシン
の中に入れるバネで、コレを
左腕の発射部分に、ハメて
フライングマシンを発射…飛ばせます。
スケール感は、まったく無視です(^^:
仮面ライダーの腕から
サイクロン号発射するとか
バロム1の腕からマッハロッド
を発射するよりも、もっと
サイズ感や、設定とは関係ない
斬新すぎるギミックです。
ロックバットの設計図です。
頭部を回転させると、クチ
の形状が変ったモノが、現れるギミックが解ります。
ロックバットの設計図には
胸が前に扉のように開くギミックも在ります。
面白い反面、なんども
つくってばらすには…
反するギミックが300円の
プラモデルなのに、満載で
普通のプラモデルとしては
とても、良く出来ています。
47年経っていますが、メンテナンスの
御蔭で、ロックバットの箱も綺麗です。
■アオシマ・ブロックモデルラインナップリスト
・ロックバット(冒険ロックバット)
・ブレイザー(冒険ロックバット)
・カリキュラマシーン
・鋼鉄ジーグ
・ビッグシューター(鋼鉄ジーグ)
ロックバット コウモリイメージのロボット 胸の6つのボタン6通りの超能力を発揮する。 ズク博士の作ったロボット第1号。 空を飛び帽子が開いてパラシュートになる。 100馬力 造形・ヒルマモデルクラフト 声・松金よね子 |
■メーカー アオシマ(株・青島文化教材) ■発売 1975年 ■当時価格 300円 ■登場作品 冒険ロックバット ■製品仕様 全長サイズ約22cm×約16cm×約5cm |
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