Introduction of Japanese toys
Ultraman A(ace)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー418は、ウルトラマンA放送
当時にブルマァクが販売した
ミドルサイズシリーズのオリジナルソフビ
ウルトラマンAのレビューです。
ウルトラマンA(エース)
1972年4月7日~1973年3月30日TBS系で放送された
円谷プロ製作のウルトラマンシリーズです。それまでの地球に産まれた怪獣では無く
異次元人のヤプールが送り込む、怪獣として
「超獣」というネーミングで登場させた
奇抜なデザインの怪獣が、作品の1つのポイントでした。
■ウルトラマンシリーズの集大成
55年も続くシリーズなので
今からすると嘘のような話ですが…
当時ウルトラマンAは、コレで
最後にする集大成の作品として
製作されます。
その為、飛行メカや作戦室
なども、シーリーズ1の予算で
製作される大作でした。
タックファルコンのコックピット
などは、その後のスカイホエール
や別の円谷作品などにも流用されます。
ウルトラマンAも、初代マンと
ウルトラセブンを癒合したデザイン
で、初の額のビームランプと
胸のカラ―タイマーを備えた
ウルトラマンとして登場し
アイスラッガーを凌ぐ大きな
トサカ?を持った最強のウルトラマン
として製作されます。
それは同時に怪獣の人気の陰り
でもあったのですが…
ウルトラマンAからTVでも打ち出した
ウルトラ5兄弟やウルトラの父の
存在が、マーチャン的な効果を
産み出し、ウルトラマンタロウに
繋がって行く、怪獣(超獣)から
ヒーローモノにチェンジする
ウルトラマンになった事から
ミラーマンの販売成功で得た
サイズ違いやバリエーション違いの
ウルトラマンAが多数作られ販売されました。
ウルトラマンAを前から観ると
ウルトラマンと、ウルトラセブン
の要素を合わせ持っているのですが
額のビームランプとカラータイマー
は、スタンダードのエースとは
異なり、ビームランプの紺色で
両方とも塗装されています。
目は、スタンダードのエースと
同じくイエローが二重の中に入っています。
ミドルサイズの特調としては
股間の関着の関係から、左右で
距離を取っているので、股下が
平らで間が空いています。
このエースは、向かって左の足が
外に向いてますが、逆の個体も
在るので、量産型が2種以上あり
股関節の1方の角度が開いている
のがエラー的な特調です。
ウルトラマンAをサイドから
見ると、スタンダードのエース
でも無理なので、当然…頭部の
ウルトラホール(穴)が塞がっています。
セブンのアイスラッガーより
大きなトサカ?な事や、複雑
な頭部なので、別パーツです。
グローブやブーツも、段差が
このサイズでも造形されるのが
マストになっています。
よく見ると、ブーツの下の
部分には縫い目が造形されています。
ウルトラマンAを背中から見ると
センターのチャック隠しのヒレ?
には、赤の塗装が無い姿です。
胸から後方に廻りこんできてる
赤い部分はベルト状で、センター
に向かって上がっているのが特調的です。
ウルトラマンAの可動は首と
腕の付根足の付根が可動して
足の付根が可動します。
ミドルサイズでも顔(頭部)が
動くので、表情豊かなポージングが可能です。
ウルトラマンAの足の裏(下)には
左足に凹モールドでブルマァク
の刻印が横向き(内側が下)にあり
右足には、(C)円谷プロと
ウルトラマンAの文字はミドルの
サイズにはスペース的に無く略されています。
ヘッダーはウルトラマンAも
超獣も同じヘッダーが使用されていました。
両面にイラストがあり、裏表が
とくに無いので版権シールも
個体で貼られてる面が異なります。
既に49年を超えても、メンテナンス
の御蔭でミドルサイズのウルトラマンAも綺麗に保っています。
■ ウルトラマンA・ソフビラインナップ
●ブルマァク
ウルトラマンA小 100円
ウルトラマンA中 150円
ウルトラマンA・スタンダード面取 380円
ウルトラマンA・大 450円
ウルトラマンA・大 面取480円
ウルトラマンA・透明 500円
ウルトラマンA・特大 550円
ウルトラマンA・ジャイアント 面取750円
■ ウルトラマンA・ミドルサイズソフビラインナップ
・ウルトラマンA 150円
・ギロン人 150円
・ブロッケン 150円
・ガマス 150円
・エースキラー 150円
・ドラゴリー 150円
・ウルトラの父 150円
*タック隊員(北斗・南)
*同サイズですが基本セット売り
ヘルメット有のタイプと、無しの両隊員がある。
シリーズ後半に単品売り(売り尽くし)があった様子。
またマルサンからもブルマァクの
ミドルより少し小さい単品隊員が発売されていました。
*5隊員セット(ミドルサイズ)
(科特隊、U警備隊、MAT、*タック、SAT)
の別・同サイズソフビ隊員も発売されています。
*北斗のみ
■ウルトラマンA・データ 身長 40m 武器 声 – 中曽根雅夫・納谷悟朗 デザイン・鈴木儀雄 |
■メーカー・ブルマァク ■発売・Sales Year 1972年 ■当時価格 150円 ■登場作品 ウルトラマンA(1972年) ■製品仕様 全長サイズ 約15㎝ |
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