セブンガー・ウルトラ怪獣ソフビ【374】

Introduction of Japanese toys
SEVNGER（Ultraman Leo）

ホビービルドプラスの宇宙九太です。

玩具レビュー374は、ウルトラマンレオ
第34話「ウルトラ兄弟永遠の誓い」に
登場する怪獣ボール・セブンガーを
1998年に円谷コミュニケーションズが
ソフビ化したレビューです。

ウルトラマンレオ
1974年4月12日～1975年3月28日
TBS系で放送された円谷プロ製作の
ウルトラマンシリーズです。

それまでの、ウルトラマンがM78星雲の
光の国から来たウルトラマンなのに対して
L77星から来た、別の星のウルトラマンと言う
設定で、主人公が所属する防衛チーム
MAC（マック）の隊長が、モロボシ・ダンで
ウルトラセブンが正体を知っていて
主役のオオトリ・ゲンを鍛えると言う
斬新なスタイルの作品でした。

■カプセル怪獣と怪獣ボール

セブンガーと言う名前も、元々
モロボシ・ダンが使うカプセル怪獣を
変身できないレオの時にこそ使わないと
不自然な事から、用意された為に

ダン（ウルトラセブン）が使用する
カプセル怪獣なのですが、収納状態が
ラグビーボールのような形で
ウルトラマンタロウに登場した
ウルトラマンボールから、カプセル怪獣
ではなく怪獣ボールと呼ばれるようになります。

当時の雑誌などの記載には、逆転して
ボール怪獣と記載されている事も多く
ありますが、それだとセブンガー自体が
ボール形状でないとおかしなニュアンス
であるので、現在では怪獣ボールと
言う記載が使用されています。

なぜ？モロボシ・ダンが投げないと
ダメなのか？などの謎も多く
1分間の活動制限時間があるのも
過去の3体のカプセル怪獣には無い
設定で、しかも見た目に反して？
もの凄く強く、時間制限が無ければ
怪獣を倒してしまう威力があります。

*3体、ミクラス、ウインダム、アギラ

当時は、それ程の人気はありません
でしたが、ウルトラマンZの中に
登場する人類が作ったロボットと言う
設定のセブンガーは、子供立ちに受け
大人気になり多くのグッズや玩具が発売されています。

今回のソフビは、そんな人気が出ると
は誰も予想しない時代に発売された
スタンダードサイズのセブンガーです。

セブンガーを前から観ると
ライトグレーの成型色に略全体に
ライトブルーメタリックを吹いて
いる贅沢な塗装に、関節のジャバラに
ゴールドを吹いていて、胸？部分の
四角い凹部分にも、ゴールドを吹いています。

目はイエローに瞳にブラックが
入っています。
腹部のセンターの丸いモールドには
ライトオレンジのカラ―が吹かれて
いますが、本来は此の部分のみ
ゴールドですけども、ソフビとしては
かなり多色な部分でも贅沢なカラーです。

テレビ画面のセブンガーは、関節の
ジャバラなどには色が無く、全体的に
シルバーのロボットです。

ポージング的には、独特の腕を長く
見せる為か？指が伸びた手も、そのまま再現されています。

セブンガーをサイドから見ると
ボディは、やや前後に薄い感じ
ですけども、正円では無いので
ソフビ的には楕円形は難しいので
範囲だと思います。

足の造形も、上手くソフビに合う
スーツの変わった？爪のあるような足を再現しています。

セブンガーを後ろから見ると
スーツのシワ（凸凹）の造形も
背面は、逆に目立っていて
セブンガーのスーツらしい感じが
出ています。
センターには、スーツアクターの
入るジッパーのラインも在る事と
して造形しています。

オシリには「怪獣郷」の刻印がって居ます。

セブンガーの可動は、腕（肩）と
足の付根が可動します。

首？のような部分は可動しそうな
形状ですが、ボディ部分と一体成型になっています。

セブンガーの裏（下）を見ると
全体がライトグレーの成型色なのが解かります。

右足に凹モールドで1998
MADE　IN　JAPAN
と言う刻印が入り。
その上（内側）に
TSUBRAYA　COMMUNICATIONSのシールが
貼られています。

左足には（Ｃ）円谷プロ
5.セブンガーと凹モールドで入っています。

23年を超えていますけども
メンテナンスの御蔭で、セブンガーも
元気で綺麗に保っています。

怪獣郷のソフビは、基本的に全て
同じ紙のヘッダーで同じデザインでした。

限定やイベントなどは、ヘッダーに
ステッカーが貼られている事もあります。

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