Introduction of Japanese toys
SEAMONS(Return of Ultraman)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー282は、帰ってきたウルトラマン
第13話「津波怪獣の恐怖 東京大ピンチ」
第14話「二大怪獣の恐怖 東京大龍巻」に登場する
津波怪獣シーモンスのB-CLUB(復刻版?)レビューです。
帰ってきたウルトラマンは、1971年4月2日~1972年3月31日
TBS系で放送された円谷プロ製作の特撮番組です。スペクトルマンと共に、第二次怪獣ブームを牽引し
長いウルトラマンシリーズの中で、最も多くの
ソフビを販売、ラインナップした番組で
売る怪獣が足りない為に、番組後半には1話に
新しい2体の怪獣(怪獣・宇宙人)を登場させると
言うソフビ販売サイドからスポンサーとして
要求が実現する程の大ブームになります。
■西イリアン諸島の北原白秋
帰ってきたウルトラマンは
ゴジラの本多猪四郎監督を迎えて
東宝撮影所を初期に使用する
事からも、怪獣も東宝の怪獣を
モチーフにしていて
モスラの唄を、今回のシーモンス
とシーゴラスの夫婦の怪獣に
取り入れています。
ヌレクハーヒーウーモー
ケナケナ、 シーモンス
ヨドサーハーオーコーム
メウラア 、シーモンス
と言うような歌詞?ですが
北原白秋作詞の童謡「砂山」の
一節を元にしていて
中山晋平の作曲と山田耕筰の
2曲が在りますが、山田耕筰の
方をモチーフにしています。
因みに、山田耕筰はウルトラQ
一の谷博士の研究所として撮影に
使用された邸宅に住んでいました。
●一の谷研究所ロケ地
*協力・光跡(管理人Qちゃん許可済)
シーモンスを前から観ると、クチを
大きく空けていて、角は少し短くて曲がって居ます。
足は、作中のシーモンスは広がった
ような扇形に、爪がついてるような足で
指のようなモノはありませんが
ソフビは、指が長く爪は前方向です。
シーモンスをサイドから見ると
首というか、頭部が動く関着に
なっているので、首のヒレが胴体
側に分離したように見えるアングルです。
そのヒレの為に、前足が後足よりも
短くなっています。
前側の大きい角は、安全性の為に
短くなっていて、後方にカーブしています。
その後ろの短い2本の角は、シルバーには
塗装されていません。
後足は、Sアクター(人間)の関節と
4つ足動物の関節の数や向きが違うので
難しいのですが、まっすぐに造形して
あるので、シーモンスぽく無い全体
フォルムになっているのが残念です。
尻尾も・・・かなり短いです(^^:
シーモンスを後ろから見ると
尻尾は短く*浮いていますが
後足の足首?から下が、左右共に
外側に向いているのは、変な位置
ですけども関心するポイントです。
この様子は裏側(真下)から見るとよく解ります。
*シーモンスの尻尾は長く地面に着いています。
シーモンスの可動は首(?)と
前足の付根、後足の付根が可動します。
作中のシーモンスのスーツは、首は
左右には動かないですが、キャラ的に
面白い可動になっているソフビです。
シーモンスの足の裏(下)には、左前足に
凹モールドでブルマァクの刻印があります。
その上にバンダイの文字が横向きに入って居ます。
左足には、縦向きに
シーモンスの文字が刻まれています。
オリジナルも、バンダイの文字が無い
だけで同じです。
シーモンスは、当時もシーゴラスと
セットで買う以外に、単独では略売れず
数が少ない為に、希少度はシーゴラス以上ですが
復刻も回数が少なく、数も少ないので
2体揃えたい方には、GETが難しい場合も
ありますので、見たらGETしておくのが
良いかと思います。
復刻ですが22年経ってもメンテナンスの
御蔭で、シーモンスも元気です。
津波怪獣 シーモンス 別名・津波怪獣 身長:43メートル 体重:3万5千トン 出身地:西イリアン諸島近海 スーツアクター・森平、遠矢孝信(1ショット時) デザイン・熊谷健 |
■津波怪獣シーモンス カラ―バリエーション
●ブルマァク
シーモンス(ピンク)青・赤吹 1971年 350円
●バンダイ
シーモンス(イエロー)緑吹 1998年 4800円
シーモンス(レッド)青銀・黄色吹 2001年 4800円
■メーカー・バンダイ(オリジナル・ブルマァク)
■発売元 (株)バンダイ・ホームプロダクツ事業部
■発売・Sales Year 復刻・1998年 NO.1873 元・1971年
■当時価格 4.800円
■登場作品 帰ってきたウルトラマン(1971年)
■製品仕様 全長サイズ 約22㎝(長さ)
![]() 大怪獣シリーズ ASIN : B07PJ68KY7 詳しく見る。 |