ウルフ777・ウルトラマンタロウ【464】

Introduction of Japanese toys
wolf 777( Ultraman Taro)

ホビービルドプラス宇宙九太です。

玩具レビュー464は、円谷プロ創立10周年
製作されたウルトラマンタロウの防衛チーム
ZATのクルマを青島文化教材が2002年に発売した
C.CコレクションシリーズNO.18ウルフ777
のミニカーのレビューです。

ウルトラマンタロウ

1973年4月6日~1974年4月5日 全53話
TBS系 毎週金曜19:00 – 19:30放送

円谷プロ「創立10周年記念番組」として制作された為に
当初は、宇宙舞台に展開する予定だった事から
宇宙に基地が在り、ZAT宇宙警備隊として放送前には
紹介された事から、当時の印刷物などには宇宙警備隊文字が残るモノが多い。

また1分の1サイズの怪獣の部分が作られるなど
予算的には、かなりの規模が注ぎこまれた特撮番組でした。

年齢層を下げた事から、1期からの子供ファイヤーマン
ジャンボーグAに主軸を移す子も居ましたが
ウルトラ6兄弟の設定で、1期のウルトラマンセブン
登場する、懐かしさから視聴し続けるファンも多くいました。

当時の印象は、ウルトラセブンに似たウルトラマン
怪獣に魅力が無いと言う世代も多くいましたが
再放送の多い作品で、小さな子供に母と父が登場する
ヒーローモノとしても異例な設定が受けて
シリーズの中でも、特別な人気を誇る作品になっています。

■2台のクルマ

科学特捜隊専用車から
ウルトラ警備隊ポインター
MATマットビハイクル
TACタックパンサー
ジープなどの助っ人車輌を
除けば、ウルトラマン
防衛隊はシリーズでは
1作品に1台の使用でした。

設定的には複数在ったり
盗難の為2台目を購入した
事はありましたが
基本的には1作品に1台だった
歴史を10周年記念で、タロウ
では、2台の大掛かりな改造
を施したクルマを登場させています。

ただラビットパンダのベース
は売行き不振で生産中止
なったバモス・ホンダ

ウルフ777は、3代目のトヨタ
クラウンなので、1971年の2月
生産終了なので・・・
中古車ベースです。

ただ子供には、ベースは…
あまり関係無く、ド派手な
パチンコ屋のような外見の
クルマが2台も配備されている
事は、市販車マークを貼った
だけのクルマよりも、強烈
インパクトがありました。

ベース車ナンバー
多摩55 と・51-20
なので、関係者が乗っていた
クルマなのかもしれません。

ウルフ777をサイドから見ると
シルエットや細部は良く出来て
いるのが解ります。

作中の実車と大きく異なるのは
ドアにある「ZAT」マーク
ある意味マークとしては正しい
のですが、実車はマークを大きく
見せる為に、十字下の部分
斬って大きくしているので

実車の方がマークとしては形は
正しく無いので、大きく異なります。

厳密にはフロントウインドゥ
にある2本前に出た砲塔はシルバー
の部分から角度が水平に角度が
変っているのが正しい形状です。


ウルフ777を斜め後方から見ると
複雑なパーツを、よく立体化しています。

リアウイングの柱の厚みは…
素材的に仕方ないのと楕円
本来は「穴」(軽量)も色で
ブラックにして表現しています。

リアタイヤ上のフェンダーに
付いてるBOX形状上ウイング
厳密には垂直ではなく、外側に
斜めに付いているのが正しい角度です。


ウルフ777を後ろから見ると
ブレーキランプユニット
本来はバックランプ(白)
もっと小さな四角ですが
サイズ的に、色を変えて塗装
しているのでサイズ形状
仕方のない部分かもしれません。

現在では…公道は走行不能で
許可が出ない部分です。(^^:

ナンバーはZAT00/17
ベースにホワイト文字ですが
劇中シルバーの文字になっています。

右下のマフラー再現され
トランクのキーホールまで
再現されています。
バンパーは、メタリックだと
嬉しいところですけども
一応、は変えています。

ウルフ777を前から見ると
あまり狼には見えませんが
ラジエーターに風があたる
グリル部分を覆っているので
前と先端と、その左右、上には
空気が入る穴が空けられて
オーバーヒートを防止しています。

また上にも、ウインカー
見えなくなっているので、追加
ウインカーが2つ付いています。

ウルフ777を上から見ると、前と
後、タイヤ部分の外側に出ている
のが解ります。

カラ―リング的には、もう少し
ホワイトとブルーのライン
ハッキリしていてもいいのですが
メインになっています。

ウルフ777も、クリアケース
台座付きで販売されました。

クリアケースの車輌が見える
部分が空いた箱が、外箱として
販売され、印刷としては他の
円谷プロシリーズと共通で
サイドに各車のシールが貼られていました。

20年以上経っていますが
かんたんなメンテナンス御蔭
ウルフ777元気綺麗です。

■ウルフ777

全高 1.86m
全長 6.1m
全幅 1.8m
最高速度 300km以上
乗員 5名

●エンジン

強力ウルフエンジン
原子力エンジン

ホバークラフト

●武器
ウルフミサイル
ベータ光線砲
機関砲
ウルフカッター

放電装置

■ベース車輌 3代目トヨタ・クラウン2ドアハードトップ

トヨタ・クラウン MS51型、

販売期間・1967年 – 1971年

乗車定員 3 – 8名

駆動方式 後輪駆動

エンジン
M型 直列6気筒 1,988 cc
5R型 直列4気筒 1,993 cc

変速機 3
速AT/2速AT/
4速MT/オーバードライブ付3速MT/3速MT
サスペンション

前:ダブルウイッシュボーン
後:5リンク

車両寸法
ホイールベース 2,690 mm
全長 4,665 mm
全幅 1,690 mm
全高 1,445 mm
車両重量 1,305 kg

ブレーキ
前:ディスク 後:ドラム

青島文化教材C.C.(コールドキャスト)シリーズ

No.1 スーパーZ (西部警察)
No.2 マシーンRS-1(西部警察)
No.3 ガゼール (西部警察)
No.4 マシーンRS-2(西部警察)
No.5 マシーンRS-3(西部警察)
No.6 マシーン RS (西部警察)
No.7 330セドリック パトロールカー(西部警察)
No.8 430セドリック パトロールカー(西部警察)
No.9 マシーン X (西部警察)
No.10 430セドリック 覆面パトロールカー(西部警察)
No.11 330セドリック 覆面パトロールカー(西部警察)
No.12 サファリ4WD(西部警察)
No.13***
No.14***
No.15***
No.16***
No.17***
NO.18 ラビットパンダ (ウルトラマンタロウ)
NO.18 ウルフ777 (ウルトラマンタロウ)
No.19 トータス号(怪奇大作戦)
No.20 港303 覆面パトカー(あぶない刑事)
No.21 港302 覆面パトカー(あぶない刑事)紺色

■メーカー・青島文化教材社
■発売・Sales Year 2002年2月
■当時価格 4680円
■登場作品 ウルトラマンタロウ
■製品仕様 全長サイズ約13.5cm

ウルフ777 1/18スケール
ウルトラマンタロウ ZAT隊
ダイキャスト製
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