Introduction of Japanese toys
Science Special Search Party Dedicated car( Ultraman )
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー401は、ウルトラマンの
防衛チームの車輌をプルバックカーとして
サントリー・BOOSの缶コーヒーので
再現された科学特捜隊の専用車のレビューです。
ウルトラマン
1966年7月17日~1967年4月9日
TBS系で放送された円谷プロ製作の空想特撮シリーズです。放送当時はウルトラQシリーズの中のウルトラマン
として放送された為に、オープニングでは
ウルトラQの文字が回転して、その中からウルトラマン
という文字が出て来るタイトルが跡として残っています。怪獣ブームを巻き起こし、最高視聴率42.8%を
記録、55年以上前の子供番組ですが、今でも知らない
人は居ないと言う程の日本を代表する番組です。
■円谷家専用車から科特隊専用車へ
科特隊の専用車は、元々は円谷英二さんが
購入したGMのシボレーコルベアの1961年式
デラックス700を、円谷一さん(息子)が
譲り受け、科特隊専用車として作品に登場させました。
*500と、デラックスな700のクラスが在りました。
700シリーズとも言われます。
今からすると、クルマの寿命的には
10年くらい普通に、大した故障もなく
乗れますが、当時のクルマの寿命は
タイヤや路面がよく無い事などからも
4年程で、買い換えるくらいが普通でした。
その為、長く日本車のフルモデルチェンジ
は4年で替わるシステムが定着していたくらいです。
科特隊専用車へ移行時には、既に買い替え
時期にあり、円谷宅(世田谷区)のナンバー
から、相模ナンバーに登録し直して
走行出来るメンテナンスと、科特隊マーク
などを加えて配属されています。
なので、科特隊日本支部は八王子などの
設定がありますが…
科特隊専用車のナンバーは
相模 3 ほ・3 29
です。
科特隊専用車をサイドから見ると
色数は予算的に使えない分、ドアに
モールドとして、国際警察機構のマーク
と、科特隊マークが入っているのは
拘りを感じます。
ただ、本来は両方のマークが前側の
ドアに入っています。
またシボレーコルベアはリアエンジン
なので、フロントフェンダーに
ガソリンの給油口が在るのですが
それも、モールドで再現しているのは
オマケとしては驚きます。
コレを入れる為に、科特隊マークが
下なので、後のドアが前のドアよりも
大きくなっているのも、面白いポイントです。
リアフェンダーのタイヤハウスが
タイヤの上部を隠しているのも
シッカリ再現しています。
科特隊専用車を、斜め後方から見ると
リアエンジンなので、リアのトランク
…ではなく、エンジンフードに
スリッド(吸気・放熱)が入っています。
ただ、ウルトラマンの作中では
この後ろ部分は、通常はトランクの
クルマが多いので、科特隊もリアを
トランクとして、芝居して物を積んで
いて降ろすシーンがあったりしますが
作中使用のコルベアも、リアはエンジン
なので、実際には物は載りません。
科特隊専用車を、後から見ると
リアの屋根部分が、リアガラスより
後方に出ているのも、控えめながら
シッカリ再現しています。
4つのブレーキランプ(&ウインカー)
は、再現したい事は解りますけども
実際の形状とは異なります。
実際には、ボディ側が盛り上がった
火山の火口のような中が、ブレーキ
ランプで、その中に更に小さな輪の
中が窪み、その先端が尖っている
複雑な形状なので、略しつつ雰囲気を
再現している感じです。
センターのナンバープレートの部分も
ですが、ブレーキランプ配置部分の
上下の比率が長すぎていて・・・
これは、動力ユニット的に仕方の無い
シワ寄せ部分だと思います。
科特隊専用車を、前から見ると
バンパーがグレーで塗装されています。
・・・これは、そのままリアと同じ
シルバーで良かったような気がしますが?
ヘッドライト廻りに、凹凸の区分的にも
グレーが入れられています。
バックミラーも、フェンダーミラーの
時代のクルマですけども、半円だけですが
フェンダーに造形されています。
また、少し比率としては大きいですが
ナンバープレートの、プレートだけが
造型されています。
科特隊専用車を、上から見ると
唯一、科特隊のマークがカラ―で
タンポ印刷されています。
厳密には、マークは前方向で屋根の
全体にはありません。
左フェンダーだけにある給油口の
ハッチのモールや、リアのエンジン
フードスリットや、フロントウインドゥ
前のダクトなども、シッカリ造形されて
いるのが解ります。
科特隊専用車を、裏(下)から見ると
前側の突起パーツの内部は、宙空
なのが解ります。
アンダーボディと言うか…
プルバックギミックのパーツは
後はハメ込み式で、前側はセンター
の中央にプラスネジで固定しています。
中央部分に凸モールドで前側を
上にして(C)円谷プロと刻印が
入れられています。
10年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
科特隊専用車も綺麗で元気に保っています。
■科特隊専用車・シボレーコルベア・スペックデータ GM シボレーコルベア(1960-1969) 科特隊専用車は、1961年式 デラックス700 乗車定員6名 エンジン 排気量2290cc 全長5354mm 全巾2052mm 全高1422mm |
■サントリーBOSS ウルトラマンシリーズコレクション
1缶用 磁石内蔵ビークル&プルバックカー 〈全10種〉
・ウルトラマン(飛行ポーズ)
・ジェットビートル(ウルトラマン)
・科特隊専用車(ウルトラマン)
・ウルトラホーク1号(ウルトラセブン)
・ポインター(ウルトラセブン)
・マグマライザー(ウルトラセブン)
・マットアロー1号(帰ってきたウルトラマン)
・マットビハイクル(帰ってきたウルトラマン)
・タックパンサー(ウルトラマンA)
・ウルフ777(ウルトラマンタロウ)
■メーカー・バンダイ
■発売・Sales Year 2011年9月13日~
■当時価格 缶コーヒー オマケ非売品
■登場作品 ウルトラマン
■製品仕様 全長サイズ約4.8cm×2.8cm
科学特捜隊専用車 メカコレクション No.07 ASIN : B01HZ6Q7M6 詳しく見る。 |