Introduction of Japanese toys
PLOOMA(Return of Ultraman)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー314は、帰ってきたウルトラマン
第31話「悪魔と天使の間に…」に登場する
囮怪獣プルーマのB-CLUB(復刻版)レビューです。
帰ってきたウルトラマンは、1971年4月2日~1972年3月31日
TBS系で放送された円谷プロ製作の特撮番組です。スペクトルマンと共に、第二次怪獣ブームを牽引し
長いウルトラマンシリーズの中で、最も多くの
ソフビを販売、ラインナップした番組で
売る怪獣が足りない為に、番組後半には1話に
新しい2体の怪獣(怪獣・宇宙人)を登場させると
言うソフビ販売サイドからスポンサーとして
要求が実現する程の大ブームになります。
■地球名・ゼラン名
帰ってきたウルトラマンの中でも
名作と言われる「悪魔と天使の間に…」
に登場する怪獣なので、コアなファンは
揃えたい怪獣として知られますが
怪獣としての知名度や印象は薄く
他の怪獣のようにラインナップされる
事は、殆どなく第2次怪獣ブームで
最も多くの怪獣が発売された時期に
登場したので、ソフビ化されたような
ケース的にもレアな怪獣とも言えます。
プルーマと言う名前も、怪獣らしく
ないような名前ですが、ゼラン星の
怪獣なので、ゼラン星人が名前を呼ぶ
事で名前が解るのですが…
ゼラン星人は作中では「プルーマー」
と、言っている怪獣で・・・
地球の怪獣図鑑ではプルーマと記載
され、そのまま50年経ってもプルーマ
として呼ばれています。
プルーマを前から観ると、頭部が
尖って居るので、その分大きく
見えるかもですが?
プルーマは、他のスタンダードの
23cmよりも小さい約20cmしかありません。
作中のプルーマは、背中の甲羅が
前から見ると水滴のような形状
なのですが、首の可動部分で分断
されているので、その綺麗な特調
あるフォルムを失っています。
胸~腹部も、センターに向かって
三角のモールドが集中している
のですけども、このソフビは…
撮影後の写真を参考にしたのか?
そのモールドはありません。
足の爪が大きな1つなのは、思い切り
表現されていて、ブルマァクのソフビらしい爪です。
プルーマをサイドから見ると
等身的に可愛い感じになっています。
顔は少し前に出過ぎで、本来は
もう少し下方向だと良い感じになるのですが…
尻尾と尻尾の先端の角は、ブルマァクの
ソフビなどで短くなりやすい箇所
ですけども、意外に長くシッカリ尖っています。
このプルーマのソフビの最大の特徴は
クチを開いた形状で、造形していて
特調ある牙を造形している事で
本来は牙の間の隙間は、抜けてるの
ですけども、そこは塞がったままで
クチを開いていて、シッカリ牙を造形
している事で、少し珍しいソフビです。
プルーマを後ろから見ると、甲羅の
造型は見事です。
カラーは、成型色のイエローと共に
ブルマァクらしい配色ですけども
甲羅がメタリックレッドなのは
当時らしい感じですが、その間に
メタリックグリーンが尻尾の部分に
少しあるのは、無いバージョンも
見て観たかったです(^^:
プルーマの可動は首と、腕の付根
前足の付根、後足の付根が可動します。
プルーマの足の裏(下)には、左前足に
凹モールドでブルマァクの刻印があります。
その下にバンダイの文字が横向きに入って居ます。
右足には、縦向きに
プルーマの文字が刻まれています。
オリジナルも、バンダイの文字が無い
だけで同じです。
再販の機会も少なく個数も少ないようなので
人気の名作の回の怪獣ですから
帰ってきたウルトラマンのファンは
コンプリートのネックになる怪獣なのでGETしておきたい1体です。
復刻ですが23年経ってもメンテナンスの
御蔭で、プルーマは元気です。
囮怪獣 プルーマ 別名 囮怪獣 武器 熱線(パルサーショット) 撮影後・ミラーマンのダストパンに改造 スーツアクター・遠矢孝信 デザイン・米谷佳晃 |
■囮怪獣 プルーマ カラ―バリエーション
ブルマァク
プルーマ(ピンク)青・赤吹 1971年 350円
バンダイ
プルーマ(イエロー)赤銀・緑吹 1997年 4800円
プルーマ(ベージュ)赤・緑吹 2004年 4800円
プルーマ(イエロー)赤・緑銀吹 2015年 16200円*セット売
■メーカー・バンダイ(オリジナル・ブルマァク) ■発売元 (株)バンダイ・ホームプロダクツ事業部 ■発売・Sales Year 復刻・1997年 NO.1775 元・1971年 ■当時価格 4.800円 ■登場作品 帰ってきたウルトラマン(1971年) ■製品仕様 身長サイズ 約20㎝ |
マットビハイクル 完成品 スタビライザー装備 1/43 ASIN : B01N9BFAJY 詳しく見る。 |