マットビハイクル ・キャラウィール【66】

上のボディに込められた情熱の1台!

Introduction of Japanese toys
Return of Ultraman MAT-VEHICLE

ホビービルドプラス宇宙九太です。
玩具レビュー65は、帰ってきたウルトラマン
マットビハイクルを、2001年にバンダイ
が、キャラウィールCW08として
発売したミニカーのレビューです。

帰ってきたウルトラマン 

1971年4月2日~1972年3月31日
TBS系で放送された円谷プロ製作特撮番組です。

スペクトルマンと共に、第二次怪獣ブームを牽引し
長いウルトラマンシリーズの中で、最も多くの
ソフビや玩具を販売、ラインナップした番組で
売る怪獣が足りない為に、番組後半には1話に
新しい2体の怪獣(怪獣・宇宙人)を登場させると
言うソフビ販売サイドからスポンサーとして
要求が実現する程の大ブームになります。

It is a Japanese tokusatsuHero program of 1971.

■マットビハイクルベース車輌!?

マットビハイクルのベースは、マツダ
コスモスポーツで、商品化された外観は
番組途中で追加されたリア*ウイングを装着したタイプです。

コスモスポーツは、1967年~1972年
造販売されて、前作品のウルトラセブン
にも登場していますが、当時画期的
ロータリーエンジンを搭載していました。

*ウイング、スポイラーと言われる事も在り
作中は、スタビライザーと呼んでいますが
揺れを減少させ、安定させる装置の事なの
で、間違いでは在りませんが、後の自動車
部品名としては、あまり言いません。


キャラウィールマットビハイクル
元々のボディ形状から、大変難しい赤ライン
も、フロントフェンダーからドア前までの
太さが変わる部分にも、タンポ印刷
見事に再現しています。
*タンポ印刷>用語辞典頁へ


サイドから見ると、フロントフェンダーの
ウインカー部分が少し苦しくなっていますが
ドア窓のフレームも造形、シルバーで再現し
ているのは、トミカにも無い部分です。

Bピラーのダクトや、ドアノブにも同じく
シルバーが入れているのも、キャラウィール
凄さを感じます。
ただ、ホイール提携パーツなのは解ります
けども、あまりマッチしてはいない感じです。


マットビハイクルフロントから見ると
なんと言っても当時のメッキバンパー
別パーツでのメッキを使用しているのは流石です。

マツダのマークに何も入らないのは、少し
残念ですが、このバンパーを付けられたらをつむれます。


マットビハイクルのリアも、前と同じく
メッキバンパーを、別パーツのメッキ部品を使用しています。

ブレーキウインカー)廻りのシルバー
塗装ですが、スケール的に頑張って居るのは
解ります。リアウイング下は真後ろからは
一体整形なので塞がって居るのは、やや残念
ですが、ウイングを付ける事自体が凄いのと
なんとかウイングの柱を左右にモールド的
造形してあるので、ファンの方はスル―して
あげてください。


斜め後ろから見ると、バンパー別パーツ
して上下の結合ラインを、その中に入れる為
に、やや仕方ないのかもですけども、リアの
タイヤの後ろ部分の面積が広いので
全体的な意味での車高が高く見えてしまって
いて惜しいところです。

また、コスモスポーツ前の車幅が広いので
フロントタイヤが*内側に入って見えて
しまうのも残念なポイントです。
*トミカのビハイクルでは、前の車軸だけ
 1~1.5mm長いモノを使用しています。


真上から見ると、前の横幅が広く、後方に側
が狭くなっているのが解ります。

また、ウイングにもMATの文字を入れてい
るのも、元々のコスモスポーツが小型なので
それに合わせてか?キャラウィールとしても
サイズの小さい中で、難しい感じですけども再現しています。


真下から見ると、タイヤの前と後ろが平行で
太いのが解ります。提携のホットウィール
ベストな下を使用したのだと思いますが
このマットビハイクルに置いては、上側の
拘りの良さに対して、下の提携部分が足を
引っ張って居ると言わざる得ないです。

ただ、その提携分でバンパーやウイングなど
トミカには再現出来なかった部分も、再現し
てくれたチャンレンジ精神は充分に伝わって
きます。
刻印は、前タイヤと後タイヤの間の左右に入っています。


パッケージは、ウルトラマンジャックのお腹
に、円谷プロ版権シールが貼られ、その横
に、帰ってきたウルトラマンの文字が入って
います。写真のビハイクルもシッカリ後ろの
スポイラー装着車輌写真です。

20年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
マットビハイクル綺麗元気に保っています。

トミカ限定・マットビハイクル【83】 帰ってきたウルトラマン・ブルマァク【366】
■メーカー・MAKER バンダイ・BANDAI
■発売・Sales Year 2001年
■当時価格 648円(税込)
■キャラウィール・ブリスター販売
■登場作品 帰ってきたウルトラマン
■製品仕様 全長サイズ約7cm×2.7cm

 

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