ジェットビートル・ウルトラマン【499】

Introduction of Japanese toys

JETVTOL(Ultraman)

ホビービルドプラス宇宙九太です。

玩具レビュー499は、バンダイ
1997年に発売した超メカギャラリー02
ウルトラマンに登場する科学特捜隊
主力メカ。ジェットビートルのレビューです。

*1997年12月のXマス商戦に発売、箱などの記載は1998年。

ウルトラマン

1966年7月17日~1967年4月9日
TBS系
で放送された円谷プロ製作空想特撮シリーズです。

放送当時はウルトラQシリーズの中のウルトラマン
として放送された為にオープニングではウルトラQ
の文字が回転して、その中からウルトラマンという
文字が出て来るタイトルが残ります。

怪獣ブームを巻き起こし最高視聴率42.8%を記録
55年以上前の子供番組ですが、今でも知らない人
は居ないと言う程の日本を代表するメジャーキャラで番組です。

■超メカギャラリー

ウルトラマン放送から30年後
まだ新商品が出る事が驚異的ですが

ウルトラマンの復活の声が高まり
そしてついに1996年に再び復活した
ウルトラマンティガで、またまた
再燃したウルトラマンは、1期
2期の関連商品なども、リリース
される中の1つの商品として

先行して出たのが、ウルトラホーク1号
と、ジェットビートルで、
0304のメカも、多くのファン
期待していましたが、残念ながら
シリーズは、第1弾の2機で終わってしまいました。

間に合わなかった主力機体

ジェットビートルのプロップは
映画妖星ゴラス」(1962年・東宝)
国連VTOL機の木型から、急いで
造られた機体で、誤解されますが厳密には別モノです。

国連VTOL機改造と言うのは
デザイン的に、垂直離着陸ノズル
などや、翼、カラーが改造された
意味なのでプロップ自体は、基本的に別のモノです。

更に、科特隊の主力ジェット機は
成田亨デザインの後に三角ビートル
とか、小型ビートルと呼ばれる機体
でしたが、特撮の出動シーンなどを
先に撮影しないと、間に合わない事
から、国連VTOL機のプロップで先に
撮影が進行してしまいます。

作中の活躍が頭に在るので、魅力を
感じるファンも多くカッコイイなど
イメージが在りますが・・・

活躍をリセットしたら、デザイン的
には、三角ビートルの大型プロップ
は、全てのプロップで最も良く出来た
素晴らしいデザインと出来で、後々の
スペースシャトルに似ているのも
アメリカ空軍ステルス機
B-2(戦略爆撃機)に似てるのも
三角ビートルだったように成田デザインの凄さは1~2枚上です。

本来は・・・ウルトラマン
メインメカに相応しいプロップ三角ビートルでしたが

この三角ビートルのプロップは
大き過ぎてしまい、ウルトラマン
怪獣とのサイズと合わず、やや雑な
三角ビートルのプロップの方が画面
で活躍してしまったので、カッコイイメージ薄い存在になります。

また小型ビートルと言われるのも
もう1つ、1人乗りの機体が予定され
ていましたが、間に合わず、何故か
画面でジェットビートルと同じ位
でも、小型ビートルと言われてしまう
変った現象が起きてしまいました。

それも、元々の三角ビートルが基幹的
に間に合っていたら、まったく登場
しないメカが、ジェットビートル
でしたが、その出動シーン怪獣
ウルトラマンとの絡みの活躍で、今も人気メカです。

リベンジした三角のメインメカ

ガッツウイング1号(ポピ二カ)【319】

ジェットビートルを横から見ると
1997年当時の追加の筋彫りライン
が入れられリアルにしています。

賛否ありましたけども、酷い
では無いと思います。

SⅢの機体を再現していて、主翼
の左右にあるミサイルは比率的には
少し大きく迫力があります。

ジェットビートルを斜め後方
から見ると、ジェットエンジン
の噴射口も、複雑なディテール
造形され、プロップ以上になっています。

ボディラインは、とても綺麗で
垂直尾翼や、前翼、主翼の角度も
良い感じの角度に造形されています。

ジェットビートルを後ろから
見ると、主翼の長さがよく
解かるアングルです。

またボディのサイズ感
後方からの細いアングルですが
主翼とのサイズ比が解ります。

ジェットビートルを前から見ると
ボディ前の曲線で構成された存在感が解ります。

フロント側のは、俳優が乗り
操縦するセットがあるので
球面ではなく平面の窓

側面の丸窓もフレームはですが
平面で構成されていて、セットを
造りやすくしています。

ジェットビートルを上から
見ると、筋彫りの上からが
解かるアングルです。

主翼にはSSSブルーで入っています。

ジェットビートルを上から
見ると、操縦席部分のTOPが
外れて、内部が見えるようになっていました。

操縦席部分の計器などは
細かく造形されていて凄いです。

ただ、作中の操縦席とは
異なり、シートなどは
まったく違います。

ジェットビートルの下側から
見ると、左側を前にして上が
機体の左の後方に

(C)円谷プロと入り

右側の翼側にB.CHINA
刻印が入っています。

ウルトラマン文字は在りません。

ジェットビートルは、クリア
ケース
に入り、外側に紙の箱
付けて販売されました。

紙の箱は上と側面と上が
空いていて中が見えます。

ジェットビートルをケースの
前?から見ると、少し機首
上を向いた角度になっているのが解かります。

ジェットビートル下の黒い柱
の中を通したネジを外すと機体が台座から外れます。

ジェットビートルをケースの
上から見ると、ホーク1号より
小さいので、少し写真の下側に寄せてあります。

台座の下にはシリアルNO
貼ってあり、折り畳み式の
台座も貼り付けてあります。

25年以上経っていますが
かんたんなメンテナンスの御蔭で
ジェットビートルも紙の箱も元気綺麗です。

残念ながら01、022種でしたが
今では、5倍以上のプレミアが付き
再版の声も上がる玩具です。

■超メカギャラリー

01 ウルトラホーク1号  1997年  3500円 
02 ジェットビートル   1997年  3500円 

ジェットビートル・スペック

所属 科学特捜隊

汎用戦闘攻撃機(VTOL機)

全長 18.5メートル
全幅 13.8メートル
重量 25トン

乗員 6名

最高速度 マッハ2.2

武器

主翼部ロケット弾ランチャー 
前翼部レーザー砲

オプション装備

多連装ミサイルランチャー 
強力乾燥ミサイル・他

■メーカー・バンダイ(BANDAI)
■発売・Sales Year 1997年12月 *商品記載は1998年
■当時価格 3500円  
■登場作品 ウルトラマン(1966年)
■製品仕様 全長サイズ 約14cm

 

ジェットビートル
ウルトラメカ シリーズ ウルトラマン
ASIN ‏ : ‎ B0006NGPRI
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