‌増田屋ミニ・ソニコンロケット【336】

Introduction of Japanese toys
Sonicon rocket(Tin toy)

ホビービルドプラス宇宙九太です。

玩具レビュー336は、*増田屋
1957年~販売していたブリキ玩具
ソニコンロケットを、1997年
アンティークトイブームにのって、ミ二サイズ
製作した、‌ミニ・ソニコンロケットのレビューです。

‌ミニ・ソニコンロケットとしては、オリジナルですが
元は50年代の‌ソニコンロケットなので復刻とも
言われますが…厳密に言えばサイズやソニコンでも無いので復刻ではありません。

*当時は「増田屋斎藤」が正式社名。

■ソニコン(音声操縦)

ソニコンロケットは、増田屋
1957年から販売したブリキ玩具
当時の販売価格は1260円でした。
*2種のカラ―模様があり今回と同じ模様は1958年発売とも言われます。

青いボディソニコンロケット
*食玩北原コレクションカードより。

現在の12000円以上とも言える
高額な玩具で、まだまだ食べる事や
子供には玩具よりも栄養を与えたい
時代ですから、感覚的には更に
高額な玩具だったとも言えます。

オリジナル「ソニコン」と言う
を吹くと、に反応してアンテナ
進行方向に向いて、回転して動く
向きを変える画期的玩具でした。

タカラR2-D2(スパコン)も同じ音の機能です。

タカラ・スパコン R2-D2【77】

ミニ・ソニコンロケットは、*増田屋
同時期に出していたソニコンバス
兄弟で、ボディが異なるだけですが
アンテナから言えば、バスの屋根に
パラボラアンテナが在るのは、変で
ソニコンロケットのようなSFメカ方が見た目しっくりきます。

ただ、その元は世界初の*ラジコン
*バスであったのですが4500円と高額
過ぎた事から、その下に位置する玩具
として、ソニコンが誕生した為に
バスの形状で出しています。
*ラジコン・当時の無線操縦玩具
*バス・当時のラジコンの内部メカを収めるのにスポーツカーより体積がある為。

サイズも今回のミニ全長約13cmですが
当時のオリジナル約32cmの大きさでした。

ミニ・ソニコンロケットをサイドから見ると
アポロのようなロケット型では無く
飛行機の操縦席の後に、飛行機の羽根を
無くして、ミサイルのような羽根が付いた
ような形状になっています。

コックピット*クリアパーツで中に
操縦士が乗っているのも、当時の玩具
らしく、丁寧で遊びがあります。
*当時は薄いブルー

後方には、船のような丸窓が片側4つ描かれています。

ミニ・ソニコンロケットを後方サイドから見ると
垂直尾翼が、別パーツの後付けでシッカリ
意外に大きく感じられるのが解ると思います。

プリントのパターンも、当時と同じ再現で
ソニックを表すエンジェルラッパを吹く
マスコットのプリントまで再現されています。

ボディ後方部分は、丸くなっています。

ミニ・ソニコンロケットを後ろから見ると
昔は後方の翼にある丸いがランプで電池発光しました。

ミニ・ソニコンロケットを前から見ると
パラボラアンテナ銀メッキ塗装
されていて、SFメカロケットらしく見えます。

1957年・1958年ソニコンロケット
銀メッキされてなく、素材のままのグレー水色でした。

またフロント部分のバンパー?
綺麗で、当時のオリジナルブリキ
素材のままよりも、ミニですが美しい姿をしています。

ミニ・ソニコンロケットの裏(下)は
残念ながら、プラ素材ですが
当時のオリジナルと同じく
水色アンダーボディになっていて
プルバック機能になっています。

刻印は前側を上にして

増田屋のマーク

MADE IN JAPAN
(C)MASUDAYA CORP. 1997

と、凸モールドで入っています。

箱は当時とは、まったく異なる
デザインで、サイドに引き出して
中のミニ・ソニコンロケットを出すようになっています。

24年以上経っていますが
かんたんなメンテナンスの御蔭で
ミニ・ソニコンロケット元気です。

■メーカー・増田屋コーポレーション
(MASUDAYA COLLECTION)MADE IN JAPAN)
■発売・Sales Year ミニ(復刻)・1997年 
元・1957年(プリント1958年)~
■当時価格 1200円
■製品仕様 全長サイズ 約13㎝

ミニムーンロケット
増田屋コーポレーション
ASIN B002OC41ZC
詳しく見る。