ズバッカー・バンダイ キャラウィール【76】

Introduction of Japanese toys
ZUBATCAR（KAIKETSU　ZUBAT）

ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー76は、怪傑ズバットのマシン
ズバッカーを、キャラウィールのＣＷ020
として、2001年に発売したミニカーの
レビューです。

他のクルマは日本じゃ～二番目だ！

怪傑ズバットは、1977年2月2日木曜日19：30
～東京12チャンネル（テレビ東京）系で放送
された、東映の特撮ヒーローです。

ヒーローブームが終息しかけた頃に、様々な
ヒーローの要素を複数持った作品で、予算が
少ないながらに、各セクションが工夫を凝ら
し、特撮・ヒーローファンに歓迎された異色
のヒーローで、私立探偵の早川健がギターに
隠し持つズバットスーツを着て、飛行能力も
在るズバッカーに乗って、親友早川の復讐の
旅に出てます。

「ただし!その腕前は日本じゃあ二番目だ！」
と、敵に対し言う決め台詞など、様々な
若干のコメディ要素も入っていて、暗～い
復讐劇では無く、日本中を廻る展開でした。
It is a Japanese tokusatsuHero program of 1977.

ズバッカーのベース車のベース車！？

ズバッカーのベース車は、マッハロッドと同じ
ダットサンフェアレディですが、1つ前的に
言えば…おそらく、そのまま使わなくなった
マッハロッドをズバッカーに改造したと言う
方が、後方の巨大なローターからしてもありな
見方だと思います。

キャラウィールのズバッカーは、リアや車内に
ダットサンフェアレディの跡が見られますが
殆ど、原型を残していません。

色分けやZマークなどは、このサイズとしては
完璧な出来で、フロントウインドゥのセンター
が低くなっているのも忠実にです。

サイドから観ると、ドア後方から上に伸びて
いるジェット噴射は、別パーツでゴム製で
柱に在る白いZマークは、作中と同じく少し
斜めに入れられていて、裏表・左右4箇所に
シッカリ入れてるのは、流石キャラウィール
です。
ホイールは、インチ（径）が大きすぎた感じ
ですけども、提携的に仕方ないところです。

フロントから見ると、ヘッドライトカバーを
クリアパーツで再現してるのには、驚きます！
下部の4つのダクトも少し大きいですが
凹モールドでシッカリ再現されています。

フロントウィンドゥ前のアンテナ？のような
モノも別パーツのゴム製ですが、やや低くて
太くなっていますけども、サイズ的には
略さず再現し塗装までしてる事が凄いです。

後方から見ると、巨大なファンはマッハロッド
とは異なり樹脂での別パーツで、センターの
ダクトが無く、下部分のアールが略されてい
ますが、後方センターのV字の切れ目が再現
してある拘りは凄いです。

巨大なファンは、手動で回転させることが…
一応出来ますが、指ではやり難いです。
ズバッカーはブレーキランプもウインカーも
排除しているので、基本的には普通には
公道は走れません。。。

斜め後ろから観ると、巨大なローターの形状
が樹脂パーツなのに、けっこう違うのが少し
気になりますが、複雑なリアをサイズ的には
かなり、よく再現されています。